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篆刻の楽しみ~35年後の事始め

篆刻の楽しみ~35年後の事始め

現職時代の若い頃、クラブ活動というものがあった時代、何をやろうか迷った末に「篆刻」を子供たちと一緒にやることにしました。
書道が趣味なので、「落款印」をはんこやさんに作ってもらうなど、少しは「篆刻」というものに触れてはいましたが、知識は全く無しであり、手探りでクラブ活動として開始しました。

一見、難しそうですが、すでに教材やさんのカタログには生徒用の安価な用具や石材が載っていたので、すぐに始められました。
生徒にとっては初めての経験で、しかも、最初で最後の作品作りということで、なかなか思い通りのものができなかったと思います。
私自身は、数個の作品を作りながら下手くそながらコツをつかみ、他人の名前を彫ってあげるなんてことになったりもしました。

そんなことがあって、15年ほどの歳月が流れたある日、再び、「篆刻」をやってみようという気になったのです。それは、「書」の作品のほか「はがき絵」の作品に「落款印」を押したいという気持ちからでした。はがきの「落款印」は書に比べ小さいものでないとバランスが取れません。約1㎝四方の石に名前を彫りました。

が、その熱も冷め、さらに20年ほどが過ぎた頃、退職を前に何か自分の得意を生かすことはできないかと思い、三度目の正直で「篆刻」に挑戦し始めました。
私にとっては、「35年後の事始め」と言えましょう。

そして、現在の「音楽活動と篆刻のコラボ」を目指し、ワークショップを開催することに挑戦しました。これを契機に、私の「篆刻熱」も徐々に上がり、石材だけでなく、手軽に始められる「消しゴム印」に挑戦することとなったのです。

下が、私の「篆刻セット」です。石材もゴムにも対応できるように、印刀やデザインカッターが入っております。その他、印泥、スタンプ台、鏡なども入っております。左にあるのは、「雁皮紙」(がんぴし)という転写に使う紙です。トレーシングペーパーでもOKです。

set.JPG

これが、私の最近の作品です。ゴムの作品と石の作品の両方が入っております。

sakuhin1.JPG

そして、目下の私の愉しみは、「篆刻」そのものと、その技術をワークショップで皆さんに伝えることにあります。私はずぶの素人ですから、「篆刻」の芸術としての指導はできませんが、皆さんの興味を引き上げ、「篆刻」のスタートラインに立ってもらうことはできるのではないかと思っております。

いったん始めると、手軽でありながら奥深い芸術へ誘うことに大いなる愉しみを感じています。
まさにライフワークのテーマを見つけた充実感を感じている今日この頃です。

かぐや姫「置手紙」コード譜です!

  • 2020/09/14 17:38

かぐや姫「置手紙」コード譜です!

YouTubeのコメントにリクエストがありましたので、かぐや姫「置手紙」コード譜を以下に載せてみました。

私の「大好きな曲ベスト3」そして「せつな歌ベスト3」に入る曲です。また、ギター小僧として、スリーフィンガーやベースの移動、dimコードを勉強した曲としても忘れられません。

以下のコードは、歌本に書かれてあるごく一般的なコードであり、楽曲のコピーではありませんので、ご了承ください。

それにしても、伊勢正三のあの頃の曲は「22才の別れ」といい、素晴らしいの一言です!

「置手紙」 

イントロ
Am Am/G Am/F E7
Am Am/G Am/F E7

Am     Em   Am     Em 
君はまだたくさんの 紙袋をかかえたままで
 Dm G7 C  C
この手紙読んでいるだろう
 Dm G7 C C#dim  Dm
これで最後の男の 気まぐれとして
 Dm G  Fdim  C C7
どこか そこらの窓からすててくれ
 F   G7   C   Am
君となら 一緒に暮らしたかった
 Dm  G7 E7  Am    
二人でいつも立ち止まってしまう 
  Dm Dm   E7
あの赤いレンガの家で
Am Em     Am Em 
ルンルン ルルル…
 F Fm    C Am    
今日の淋しさは 風にごまかされて
  Dm   G7
いつまでも 消えそうもない 


間奏   
Am Am/G Am/F E7
ア…アアア…
Am Am/G Am/F E7

Am     Em     Am   Em 
ぼくのほんのひとことが まだ二十前の君を
 Dm  G7   C  C
こんなに苦しめるなんて
 Dm G7   C   C#dim Dm Dm
だから行く先は ぼくの 友達に聞いてくれ
G  Fdim  C C7
君に会わないで行くから
 F  G7   C   Am
今頃は ぼくも また昔のように
 Dm G7 E7  Am    
どこかの町のカフェテラスで
  Dm Dm    E7
ビールでも飲んでいるだろう
Am Em     Am Em 
ルンルン ルルル…
 F Fm  C Am    
君が帰る頃は 夕暮れ時
  Dm   G7
部屋の明かりは つけたままで

後奏
Am Am/G Am/F E7
ア… アアア…
Am Am/G Am/F E7
ア… アアア…
Am Am/G Am/F E7
ア… アアア…
Am Am/G Am/F E7 E7 Am

松の湯交流館コンサート 19th 無事終了!

松の湯交流館コンサート 19th 無事終了!

9/5(土)14:00~ 松の湯交流館でのコンサートを無事終えることができました。
こちらでのコンサートは何と19回目を迎えました。

今回も、コロナの影響で会場は、客席の間隔を1mほどあけ、最大約20名の設定で行いましたが、ほぼ満席状態でした。

20200908matu.JPG

今回は、特集「さだまさし&チューリップ」と言うことで計画しましたが、さらに私にとっての「せつな歌」でもあることをもとに選曲させていただきました。
さださんの曲では、 ・檸檬 ・関白宣言 ・主人公 を歌わせていただきました。
また、チューリップの曲では、 ・そんな時 ・セプテンバー ・青春の影 を歌いました。

今回は、各曲の背景や自分の思い出との関わりを紹介するなどMCに時間を割きました。その分歌う曲数が少なくなりましたが、自分としては言いたいことが言えたので満足しています。アンケートの感想にも「選曲の理由が聞きたい」との声がありました。

休憩を挟んで、今回もお手伝いに来てくださった、原野さんにはテレサテンの「分かれの予感」、中村雅俊の「ふれあい」他3曲のカバー曲を歌っていただきました。どの曲も懐かしくかつ原野さん風にアレンジされていて一味違う曲を楽しませていただきました。

その後、自分のオリジナル曲も歌いました。
・美しい秋 ・黒石物語 ・青春の街~弘前 ・悲しい星座~オリオンの冬
秋の曲と言うことで、久々に「美しい秋」を歌いましたが、今年はコロナの影響もありますが、学生さんたちの合唱の歌声がどこかで響いていて欲しいという願いを込めました。
お客さんの中には、黒石出身の同年代の人がおり「黒石物語」の中で歌った「若くして亡くなった同級生である星に嫁いだ人」を知っていて、思い出話ができて感動しました。

クライマックス、アンコールでは、・22才の別れ ・心の旅 で締めくくることができました。

今回もコロナの影響で、皆さんと大合唱することができずに残念でしたが、マスク越しに聞こえる歌声やシェーカーで参加していただき、手応えを感じることができました。
この会場でのコンサートが19回目というのも我ながら驚きです。

コンサート後の感想とリクエスト曲をご紹介します。
・コロナの影響か、盛り上がりに欠ける。「僕の胸でおやすみ、東京、落陽」
・せつない、しみる、またききたい。「わかってください」
・チューリップの「レイントレイン」、「竹内まりや、小椋佳の曲」
・大変良かった。感動しました。
・たくさん歌って欲しいです。選曲の理由必要です。聞きたいです。「南回帰線」をデュエットで。
・いつもありがとうございます。ホッとする時でした。「22才の別れ」
・残暑が続く中、爽やかな涼やかな歌声に魅了されました。
・声がとても良く出ていました。最高でした。「とまり木」
・素晴らしい歌声と演奏で感動しました。村下孝蔵の曲「とまり木、春雨」「時代」
・初めてですが楽しかったです。シャカシャカ玉子で参加できるというのが良いですね。思いっきり一緒に歌えないのが非常に残念!!「オフコース、小田さんの曲」「バスルームから愛を込めて」「両手一杯のジョニー」
・私の知らなかった曲が聞けて楽しかったです。これからも続けてください。「順子」
・懐かしい歌が聞けて良かった。「サボテンの花、案山子、銀の竜の背に乗って」
・檸檬は完全に忘れてしまっていた。名曲がよみがえりました。「群青」
・甲斐バンド「バス通り」
・全て最高いい。「初期の長渕剛の歌」「かぐや姫、松山千春」「せつな歌の特集」
・良かったと思う。オリジナル曲以外の曲をもっと歌って欲しい。

なるほど、リクエスト曲には私が歌いたい「せつな歌」がたくさんありますね。これからも、リクエストにお応えしつつ、歌い続けたいと思います。

会場にいらしてくださった方々、松の湯交流館のスタッフの方々、サークルからお手伝いの齋藤さん、原野さんありがとうございました。

「退職日記 006」 9/1

  • 2020/09/01 17:25

「退職日記 006」 9/1

・定年退職後の4/1から約150日、4月5月6月7月8月の5ヶ月が終わろうとしている。未だ、暑い暑い日々は続いているが、確実に秋が忍び寄っている。

・未だにコロナの影響で、旅行やライブなどもままならない。そんな中、前回お伝えした、8/8のライブ&篆刻ワークショップに続き、9/29に第2回目のライブ&篆刻ワークショップを行うための準備を進めている。このイベントが軌道に乗れば、新たなライフワークの道が開けていきそうである。

・サークル結成5周年記念として開催する「弘前文化センター」でのコンサートに向けた動きも、いよいよ始まった。(遅い位なのだが、いろいろあったので仕方がない)今まで経験したことのない、「後援・協賛・広告費のお願い」などいろいろとやってきた。チラシの原案もできあがり、印刷の発注までこぎ着けた。

・この後、ソロコンサートやヒロロホールでのコンサートなどもあり、忙しい日々が続きそうだ。

・さて、今月も何かにと忙しかったが「遊暮人」としての達成度はどうか?

★「遊」の達成度:60% (前月50%)
・やりたいことのNo1は「旅行」である。暑さのせいもあり、全くどこにも行くことがなかった。ミニドライブもままならなかった。

・やりたいことのNo2はライブ、コンサートであるが、8/8のライブ&篆刻ワークショップ以外は、何もできなかった。しかし、10/17の文化センターでのコンサートに向けて、臨時のサークルを開いたり、後援などをお願いする文書を作成するなど、忙しい日々であった。その結果、6者に後援をいただいたのは大きな収穫であった。

・篆刻ワークショップの第2回目を開催するに当たり、自己のスキルを高めるために、消しゴムはんこ作りに勤しんだ。消しゴムは、石に比べ彫りが簡単にできるので、制作時間も大幅に少ない。そのせいもあり、自分の印を10個ほど作ることができた。そして、作るほどに自分のスキルが向上したと言える。これは、大きな財産である。

・また、ワークショップの幅を広げるために、「美文字」「水彩スケッチ」の研究にも取り組んだ。参考書や筆ペン、お絵かきソフトなどを買うなど、いろいろと取り組んだ結果、それなりにこちらのスキルも充実してきたと言える。

・やりたいことNo3の「YouTubeへの動画のアップ」は、2本に留まり、完全に停滞してしまった。

・ということで、達成率は前月の50%に対して、60%が妥当と思う。できないこともあったが、新たなものへの挑戦もかなりできた。

・最終目標の、「弾き語り日本一周の旅」の夢に向けた、自由な旅行への目処がまったくたたない状態が続いている。

★「暮」の達成度:3.5%(先月17.5%)
・「暮」としての、カルチャーセンターでの講座は何とか1月分をこなしたので、報酬がいただける。。

・段ボールをスクラップセンターに運んで、99円を得た。また、メルカリで星座の本が売れたが、利益は600円ほど。

・収入の目標額は20万円。かなり大胆な目標であるが継続したい。今月は、3.5%ほどになった。悲しいかな…、先月の1/5である。

★「人」の達成度:20%(先月20%)
・これは、大きく、①社会への貢献、②家族への貢献、③自分の心や体の健康④人間としてのスキルアップを考えている。

・②について、家事の手伝いは皿洗いなど継続できている。

・④として、次回のワークショップの開催や弘前文化センターでのコンサートに向けて準備に忙しかったが、それなりにこなせた。だが、現在受けているピアノとギターの動画レッスンには取り組めなかった。

○総評
・体調は悪くないし、諸々の準備やワークショップ開催のためのスキルアップもそれなりにこなせたので、充実した月となった。
しかし、YouTubeへのアップができなかったのは、残念である。

あらためて「3つのC」の大切さを感じている。特に、「やらずに後悔する」ことだけはしないようと思っている。そのためには、やはり「チャンス」をのがさず、何にでも「チャレンジ」することが大切と肝に銘じている!
※「3つのC:チャンス、チャレンジ、チェンジ」

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「セプテンバー」をアップ!

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「セプテンバー」をアップ!

このシリーズ、「チューリップ」の「セプテンバー」(1974)をアップします。

この曲は3rdアルバム「TAKE OFF離陸」に収められています。セプテンバーつまり9月というのは、秋の初めということで、吹く風にも秋の気配が漂ってくる頃です。と言っても、最近は9月の残暑もかなり厳しいものがありますが。いずれにしても、秋の訪れは様々に模様替えが行われる季節と言えるのではないでしょうか。出会いと別れもまたその模様替えを加速させます。
この曲はすてきな出会いが歌われつつ、後半は別れた恋を探している悲しさも漂います。

【せつなsong度】4
非常に短い曲ながら、小気味よく刻まれたリズムの中坦々とメロディが流れ、サビで盛り上がった後再び同じメロディで曲を締めています。長調でありながら、後半の歌詞に見られる追憶が寂しさを醸し出している「せつな歌」と言えるのではないでしょうか。

【せつなmelody】4
Aメロとサビの組み合わせだけの単調さがかえって切なさを伝えているように思われます。

【せつなword】4
「夏が通り過ぎ 風がながれて」
何気ない表現ですが、季節の移り変わりと物語の展開をうまく表した表現だと思います。

「人ごみの中にいつか君を さがしている僕なのさ」
誰にもこのような経験があるのではないでしょうか。このさり気ない表現が寂しさを誘います。
【せつなplay】4
前奏のギターのリズミカルなストロークの刻みに引き込まれます。サビは盛り上がりとうねりを感じさせつつ、曲の終わりへと進んでいきます。弾き語りとしては、緩急が要求され、メリハリが感じられます。また、エンディングには巧みに転調を取り入れており、最後の最後まで余韻を引っ張っています。

【総評】
曲としてはアッという間に終わりますが、だからこそ、聞き終わった後の余韻から伝わるものが多い曲だと言えるのではないでしょうか。
【最後に】
8月はなかなかアップできずにあっという間に月日が流れてしまいました。もうすぐ9月を迎えると言うことで、この曲を選びました。大好きなチューリップにはまだまだ名曲がたくさんありますので、披露できたらと思っています。

さて、残り少ない8月ですが、後何曲アップできることやら。
それでは、次回もお楽しみに!