アコギ1本弾き語りシリーズ!「ロードショー」をアップ!
アコギ1本弾き語りシリーズ!「ロードショー」をアップ!
このシリーズ、「古時計」の「ロードショー」(1976)をアップします。
このシリーズ、「古時計」の「ロードショー」(1976)をアップします。
そのタイトル通り、映画館での出来事をモチーフに、二人の愛の終わりを描いた、叙情フォークの傑作と思います。
「映画館のロビーで あなたの笑顔を見てしまいました 私にではなく 誰か知らない人に注ぐ微笑みを」
まあ、このような偶然があるかどうかはわかりませんが、起きてしまったとしたら、大変な衝撃でしょうか。それとも、以前から予想された出来事だったのでしょうか。いずれにしても、パンフレットを持つ手が震えたとあります。
まあ、このような偶然があるかどうかはわかりませんが、起きてしまったとしたら、大変な衝撃でしょうか。それとも、以前から予想された出来事だったのでしょうか。いずれにしても、パンフレットを持つ手が震えたとあります。
「ベルが鳴っています 私の愛をおびやかすように 明かり消えました 泣いてもいいと教えるように」
映画館のベルや照明が見事に小道具として使われ、物語を進めています。巧みです。
映画館のベルや照明が見事に小道具として使われ、物語を進めています。巧みです。
「幕が閉まります あなたの愛も終わりでしょうか 明かりともります 私一人を映し出すように」
さらに、幕や照明が物語のクライマックスを彩る様に大変効果的に使われております。
さらに、幕や照明が物語のクライマックスを彩る様に大変効果的に使われております。
「映画館の外には いつものざわめき 見慣れた街角 あなたと私に続く物語だけ今は大事です」
私がもっとも気に入っているのは、この最後の一節です。普段と変わらない街の音や風景が、何よりも寂しさを感じさせるものなのだと思うからです。
私がもっとも気に入っているのは、この最後の一節です。普段と変わらない街の音や風景が、何よりも寂しさを感じさせるものなのだと思うからです。
竹内まりやの「駅」には、
「改札口を出る頃には 雨もやみかけたこの街に ありふれた夜がやってくる」という一節があります。
自分にとって今起こったことがどうであろうと、そんなことには構うことなく街はいつも通りの時間の流れを映し出している、というこの表現が究極の寂しさなのだと思われるのです。
「改札口を出る頃には 雨もやみかけたこの街に ありふれた夜がやってくる」という一節があります。
自分にとって今起こったことがどうであろうと、そんなことには構うことなく街はいつも通りの時間の流れを映し出している、というこの表現が究極の寂しさなのだと思われるのです。
この曲については、好みが別れるかもしれませんが、素直に曲のストーリー展開とその表現の巧みさに感動しつつ、切ない恋の終わりを自分の恋とも重ねていた記憶が甦ります。
前奏はピアノで演奏されていますが、ギターでアレンジしてみました。また、間奏もギター用にアレンジしましたが、なかなかうまくできていないなあと思いつつアップしてしまいました。
気がつくと、5月のアップが19曲となり、我ながらよくやったと思っております。もちろん、20曲達成を目指します!(このシリーズトータルで40曲となります!)
それでは、次回をお楽しみに!
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