アコギ1本弾き語りシリーズ! 「わかれうた」をアップ!
アコギ1本弾き語りシリーズ! 「わかれうた」をアップ!
このシリーズ、中島みゆきさんの「わかれうた」(1977)をアップします。
「ひとり上手」に続いての中島みゆきさんの曲です。「わかれうた」のB面が「ホームにて」とのことです。当然B面というからにはレコードですね。この曲は研ナオコさんを始め多くの方がカバーしているミリオンセラーです。44年前高校3年生でした。
やはり、偉大すぎる中島みゆきさんの曲を歌うことにはやや抵抗がありましたが、「アコギ一本の弾き語りシリーズ」としては、何とかギターで弾き語りたいという気持ちで挑戦しました。
【せつなmelody】4
短調のメロディが大きな起伏もなく続いていき、それが語り部のように聞く人の心に歌詞をしみこませます。
そして、サビに至ってもため息をつくように吐き出されるメロディが悲しげに響きます。これこそみゆきワールドと言えるのではないでしょうか。
【せつなword】5
「途に倒れて だれかの名を 呼び続けたことが ありますか」
まるで、映画の1シーンのようなこんな経験をし、歌詞を書ける人はそうそういないと思われます。
「人ごとに言うほど たそがれは 優しい人好しじゃありません」
まさしくその通りです。黄昏が迫り訪れる孤独感は筆舌に尽くしがたいものです。
「私は別れを 忘れたくて あなたの眼を見ずに 戸を開けた」
決して男には書けない、だめだとわかっていても迎え入れてしまう女心の弱さの極みを見事に表現しています。
「残されて 戸惑う者たちは 追いかけて 焦がれて 泣き狂う」
ここまでストレートに表現できる凄さに感服です。一人の男として、身の震えるような恐怖さえ感じさせるこの表現はみゆき節の真骨頂です。
ということで、歌詞の全てが「せつな歌」の最高レベルであることは言うまでもありません。
【せつなplay】3
ギターのプレイとしては、基本的には前奏も間奏も後奏も同じメロディなので、一回マスターすれば大丈夫です。ただし、前奏の前に少しおまけがあります。
また、曲の伴奏は2拍子で「ズンチャ、ズンチャ」とベースと1・2・3弦の和音を交互に弾きます。その際、ベースの「ズン」は1回目と2回目で音を変えるという工夫をしました。慣れないとなかなかむずかしい演奏ですが、何とかこなせました。
【総評】
中島みゆきさんの代表曲である「わかれうた」もまた、その名の通り別れ歌として今後も永く歌い継がれることでしょう。
「わかれ」について正面から取り組んだこの曲で、ご本人以外の「わかれうたうたい」が果たして何人いや何万人現れることでしょうか?
【最後に】
中島みゆきさんといえば「時代」「糸」など代表曲は数知れません。その中で、特にストレートに「わかれ」をテーマにしたこの曲を「ひとり上手」に引き続き歌い終わり何やらホッとしています。
歌のできを含めて、恐れ多くてしばらくはみゆき節を歌えないなという感じです。
この曲のYouTubeへの動画アップから約1ヶ月後にこのブログをアップしています。
このようにペースは遅くとも動画アップとブログアップをライフワークとして続けて行きたいと思っております。
それでは、次回もお楽しみに!