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Ⅵ ライブに向けて ① 機材について

Ⅵ ライブに向けて ① 機材について
 
弾き語りの基本は、ギター1本です。しかし、会場や客数によっては生音では会場全体に届かない場合があります。20~30人ほどになったら、機材が必要と思います。つまりは、ギターと歌にマイク、そして、それを流すスピーカーが必要と言うことです。それに伴う機材も必要になるので、私が単独でライブをするときの最小限の機材を紹介します。
 
1.エレアコ
ギターはマイク内蔵のギターがあればそれに越したことはないでしょう。エレキギターでも良いのですが、弾き語りの方は基本的にアコギを使うと思われます。ピックアップというギター専用のマイクが内蔵されたもの(エレアコ)や後付けしたものを使うと便利です。この辺は、かなりマニアックな話にもなるのですが、ご自身での研究も楽しいと思います。
 
2.マイク・マイクスタンド
マイクには、ダイナミックとコンデンサータイプがありますが、ライブには、ダイナミックタイプが頑丈で良いようです。定番の、SURE58などは、値段も手頃で、くせのない丈夫なマイクとして推奨されています。とうぜん、マイクを持ちながら歌えませんので、スタンドが必要です。これも、あまり値段の安いものではなく、丈夫なものを選びましょう。
 
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3.アンプ(スピーカー一体型)
一人で弾き語りをする場合、1台のアンプにギターとマイクをそれぞれの端子に差し込んで音を出すことができるものがあれば簡単で便利です。ローランドのCUBE STREET が出力もそれなりにあり、電池駆動ができ、値段もお手頃ではないかと思います。
また、ライブを想定してセットになったものもあります。
 
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4.ケーブル(シードル)
ギターとアンプ、マイクとアンプをつなぐコード=ケーブルが最低2本必要です。ケーブルにはいろいろな端子がありますが、この場合基本的に標準タイプ(フォンケーブル)が良いと思われます。しかし、マイクはキャノン端子が使われていることが多いので、キャノンタイプのケーブルも用意しておいた方がいいでしょう。また、ケーブルの長さも、小さい会場では3mほどで足りますが、だんだん会場が大きくなると、足りなくなります。そのときで良いと思いますが長いものもそろえたいものです。
 
5.ギタースタンド・譜面台
忘れがちなのが、ギタースタンドです。開演前・休憩・演奏後にギターを立てかけておけるので大変便利です。その他、譜面台も必需品ですね。
後は、演奏に必要なカポタスト、ピック、チューナー、替え電池などなどは必要に応じて準備しましょう。私は、これらを少し大きめなペンケース(筆箱?ポーチ?)に入れて、それをホーモニかなどと一緒にトートバッグに入れて持ち歩いております。
 
機材は凝り出すといろんなものがあり、非常に魅力的なものが山ほどあります。たとえば、ギターのエフェクター(ギターの音をいろいろに変化させる)やプリアンプ、マイク=声のエフェクター(いろいろな種類の声を出したり、コーラスを自動的に作るなど)、リズムマシン、ミキサーやアンプなどにもたくさんの機能や種類がありますので、予算が許せばいろいろ揃えてみたいものです。
 
たった一人の弾き語りでも工夫次第でいろいろ演出できる可能性を秘めています。しかし、やはり、基本は「ギター1本での素の弾き語りが土台」だと思います。何の飾りもない弾き語りこそが、人々の心を感動させるのかも知れません。
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