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54歳、自力集客初ライブ

54歳、自力集客初ライブ
 
ライブをするには会場が必要です。いよいよ、自力で集客してライブを行う会場探しをしなければなりません。しかし、ド素人なので、ライブハウスに出る勇気はありませんでした。(今でも、ライブハウスには行けませんが)
そこで、弘前市という小さな街で何とかライブをさせてくれる所はないかと探し回りました。
公民館、公共施設、喫茶店やカフェ、レストラン、老人施設、スナックなど。まあ、良くもまあ恥ずかしくもなく回れたものだと我ながら思い出されます。
 
その中で、弘前市百石町展示館という場所で、絵画や様々な工芸品などの作品や商品の展示の他、セミプロやプロのピアノやジャズのコンサートが行われる会場を見つけました。ここも、大分勇気が必要でしたが、素人でもお金を払うと会場を使えるとのことで、2014年5月24日(土)テーマ:「懐かしいフォークソングをもう一度! by atom」で コンサートを行う予約をしました。入場料は無料です。かかった経費は、会場の他備品の使用料も含め約3,000円ほどです。もちろん、自腹ですが、この値段で自分だけのオリジナルコンサートができるのは大変な魅力でした。
 
約1ヶ月半ほど前に、PCでチラシをつくり、めぼしい所を自力で開拓して、10カ所ほどにチラシを置いてもらいました。でも、親類縁者には知らせず、ごく近しい友人と家内に会場設営を手伝ってもらい、14:00からの開演を迎えました。
 
そして、何と予想を遙かに上回り、約70人ほどの方が集まってくださいました。その中には、弘前市障がい者生活支援センターのライブにお出でいただいた方々も多くいらっしゃいました。その他、初めての方も多く、自分よりは先輩で女性の方が多かったです。これは、この後も同じような傾向です。
 
そして、約2時間で20曲ほどのフォークソングやニューミュージックを歌い上げることができました。
「神田川」「あの素晴らしい愛をもう一度」「岬めぐり」「精霊流し」「22才の別れ」など、フォークソングの王道を歌いました。この頃はまだオリジナル曲を歌う勇気はありませんでした。
 
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 コンサート後に話しかけてくださる方もいらっしゃり、その中には、別の会場でのコンサートに誘ってくださったりとか、後に講師を引き受けることになった、ヨークカルチャーセンター弘前の店長さんからの誘いもありました。驚くことに、ギターを教えて欲しいという方もいました。とにかく、予想以上の反響と収穫の多い、自力集客初ライブでした。
 
「迷っていたら行動せよ!その勇気が人生を切り開く!」

これは、自分の経験から生まれた言葉です。そのことを実感した体験でした。それ以来、ライブ活動に限らす「何事もまずやってみる!」という生き方に自信が持てるようになったと思います。
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