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「退職日記 006」 9/1

  • 2020/09/01 17:25

「退職日記 006」 9/1

・定年退職後の4/1から約150日、4月5月6月7月8月の5ヶ月が終わろうとしている。未だ、暑い暑い日々は続いているが、確実に秋が忍び寄っている。

・未だにコロナの影響で、旅行やライブなどもままならない。そんな中、前回お伝えした、8/8のライブ&篆刻ワークショップに続き、9/29に第2回目のライブ&篆刻ワークショップを行うための準備を進めている。このイベントが軌道に乗れば、新たなライフワークの道が開けていきそうである。

・サークル結成5周年記念として開催する「弘前文化センター」でのコンサートに向けた動きも、いよいよ始まった。(遅い位なのだが、いろいろあったので仕方がない)今まで経験したことのない、「後援・協賛・広告費のお願い」などいろいろとやってきた。チラシの原案もできあがり、印刷の発注までこぎ着けた。

・この後、ソロコンサートやヒロロホールでのコンサートなどもあり、忙しい日々が続きそうだ。

・さて、今月も何かにと忙しかったが「遊暮人」としての達成度はどうか?

★「遊」の達成度:60% (前月50%)
・やりたいことのNo1は「旅行」である。暑さのせいもあり、全くどこにも行くことがなかった。ミニドライブもままならなかった。

・やりたいことのNo2はライブ、コンサートであるが、8/8のライブ&篆刻ワークショップ以外は、何もできなかった。しかし、10/17の文化センターでのコンサートに向けて、臨時のサークルを開いたり、後援などをお願いする文書を作成するなど、忙しい日々であった。その結果、6者に後援をいただいたのは大きな収穫であった。

・篆刻ワークショップの第2回目を開催するに当たり、自己のスキルを高めるために、消しゴムはんこ作りに勤しんだ。消しゴムは、石に比べ彫りが簡単にできるので、制作時間も大幅に少ない。そのせいもあり、自分の印を10個ほど作ることができた。そして、作るほどに自分のスキルが向上したと言える。これは、大きな財産である。

・また、ワークショップの幅を広げるために、「美文字」「水彩スケッチ」の研究にも取り組んだ。参考書や筆ペン、お絵かきソフトなどを買うなど、いろいろと取り組んだ結果、それなりにこちらのスキルも充実してきたと言える。

・やりたいことNo3の「YouTubeへの動画のアップ」は、2本に留まり、完全に停滞してしまった。

・ということで、達成率は前月の50%に対して、60%が妥当と思う。できないこともあったが、新たなものへの挑戦もかなりできた。

・最終目標の、「弾き語り日本一周の旅」の夢に向けた、自由な旅行への目処がまったくたたない状態が続いている。

★「暮」の達成度:3.5%(先月17.5%)
・「暮」としての、カルチャーセンターでの講座は何とか1月分をこなしたので、報酬がいただける。。

・段ボールをスクラップセンターに運んで、99円を得た。また、メルカリで星座の本が売れたが、利益は600円ほど。

・収入の目標額は20万円。かなり大胆な目標であるが継続したい。今月は、3.5%ほどになった。悲しいかな…、先月の1/5である。

★「人」の達成度:20%(先月20%)
・これは、大きく、①社会への貢献、②家族への貢献、③自分の心や体の健康④人間としてのスキルアップを考えている。

・②について、家事の手伝いは皿洗いなど継続できている。

・④として、次回のワークショップの開催や弘前文化センターでのコンサートに向けて準備に忙しかったが、それなりにこなせた。だが、現在受けているピアノとギターの動画レッスンには取り組めなかった。

○総評
・体調は悪くないし、諸々の準備やワークショップ開催のためのスキルアップもそれなりにこなせたので、充実した月となった。
しかし、YouTubeへのアップができなかったのは、残念である。

あらためて「3つのC」の大切さを感じている。特に、「やらずに後悔する」ことだけはしないようと思っている。そのためには、やはり「チャンス」をのがさず、何にでも「チャレンジ」することが大切と肝に銘じている!
※「3つのC:チャンス、チャレンジ、チェンジ」

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「セプテンバー」をアップ!

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「セプテンバー」をアップ!

このシリーズ、「チューリップ」の「セプテンバー」(1974)をアップします。

この曲は3rdアルバム「TAKE OFF離陸」に収められています。セプテンバーつまり9月というのは、秋の初めということで、吹く風にも秋の気配が漂ってくる頃です。と言っても、最近は9月の残暑もかなり厳しいものがありますが。いずれにしても、秋の訪れは様々に模様替えが行われる季節と言えるのではないでしょうか。出会いと別れもまたその模様替えを加速させます。
この曲はすてきな出会いが歌われつつ、後半は別れた恋を探している悲しさも漂います。

【せつなsong度】4
非常に短い曲ながら、小気味よく刻まれたリズムの中坦々とメロディが流れ、サビで盛り上がった後再び同じメロディで曲を締めています。長調でありながら、後半の歌詞に見られる追憶が寂しさを醸し出している「せつな歌」と言えるのではないでしょうか。

【せつなmelody】4
Aメロとサビの組み合わせだけの単調さがかえって切なさを伝えているように思われます。

【せつなword】4
「夏が通り過ぎ 風がながれて」
何気ない表現ですが、季節の移り変わりと物語の展開をうまく表した表現だと思います。

「人ごみの中にいつか君を さがしている僕なのさ」
誰にもこのような経験があるのではないでしょうか。このさり気ない表現が寂しさを誘います。
【せつなplay】4
前奏のギターのリズミカルなストロークの刻みに引き込まれます。サビは盛り上がりとうねりを感じさせつつ、曲の終わりへと進んでいきます。弾き語りとしては、緩急が要求され、メリハリが感じられます。また、エンディングには巧みに転調を取り入れており、最後の最後まで余韻を引っ張っています。

【総評】
曲としてはアッという間に終わりますが、だからこそ、聞き終わった後の余韻から伝わるものが多い曲だと言えるのではないでしょうか。
【最後に】
8月はなかなかアップできずにあっという間に月日が流れてしまいました。もうすぐ9月を迎えると言うことで、この曲を選びました。大好きなチューリップにはまだまだ名曲がたくさんありますので、披露できたらと思っています。

さて、残り少ない8月ですが、後何曲アップできることやら。
それでは、次回もお楽しみに!

コンサート&ワークショップ 無事終了!

コンサート&ワークショップ 無事終了!

8/8(土)14:00~ 鳴海要記念陶房館でのコンサート&ワークショップを無事終えることができました。

こちらでは7/4にコンサートを行ったのですが、その際、コンサートと篆刻ワークショップを同時開催すると宣言し、ついに人生初めてのイベントを敢行することができました。

今回も、コロナの影響で会場は客席の間隔をとり、最大10名の設定で行いました。予約申し込みで11名の方が希望され、スタッフも入れて13名で行うことができました。

初めに「atomのテーマ」や「夏の思い出」「夏休み」を歌い、早速「篆刻」のスタート。
簡単な説明のあとは、どんどん作業をしていただき、最終的に「はんこの完成」に到達できるように進めました。

説明用のパワーポイントのプレゼンも作ったのですが、残念ながらディスプレイが小さくて思うように活用できませんでした。

 

また、用意した印材が小さいことや硬かったこともあり、デザイン、転写そして彫りの作業と苦労されていたようです。老眼鏡やハズキルーペがあれば良かったのですが…。

tenkoku.jpg

また、作業の途中にも歌を歌いましたが、それどころではなかったようです。「精霊流し、ほおずき、八月の空に翔べ」を歌いました。

皆さん大変真剣に取り組んでおります。

写真の右奥で歌っているのが私ですが、確認できましたでしょうか?

「はんこ」ができると「はがきや色紙」に気に入った言葉などを書き、最後に落款押しをしてワークショップは終了です。最後はいつものように「22才の別れ」そして「心の旅」を合唱して終えることができました。

初めてのワークショップだったので課題もいろいろ見つかりました。是非、次回に役立てたいと思っております。また、アンケートでの「この他にやって欲しいワークショップは?」の問いには、「書道」「ギター弾き語り」「はがき絵」「木工」があったので今後チャレンジしたいと思っております。

会場にいらしてくださった方々、鳴海要記念陶房館のスタッフ、サークルからお手伝いの齋藤さん、原野さんありがとうございました。

「退職日記 005」 8/10

「退職日記 005」 8/10

・定年退職後の4/1から約130日、4月5月6月7月の4ヶ月と10日が終わろうとしている。本来であれば、8/1にこの日記をアップすべきであったが、この間7/12に父が死去しその葬儀の喪主を務め、7/30にはイベントへの出演依頼があり、8/8にはライブとワークショップを同時に行うことに挑戦したため、人生の中でも最も激動の日々だったとも言える。

・現在、コロナの第2波の到来と言われ、再び様々な規制が行われつつある。そのため、未だに旅行やライブなどもままならない。そんな中でも、8/8のライブ&ワークショップの開催は大きな意味があったと思う。

・忙しい中でも、「想ひのままに」と名付けた日記用のノートは、やるべきことの整理や浮かんだアイデアの保存、悩みの吐露と自分との対話など、いつもそこに居て私自身を記録し、寄り添っていてくれていた。
5/1から使い始めた100枚綴りのコクヨのCampusノートは、8/8で№6から№7へとバトンタッチされた。
新しいノートの白いページが、私のこれからの青春の日々のときめきを静かに待ってくれているようである。

omoi.jpg

・さて、目まぐるしかったこの間の「遊暮人」としての達成度はどうか?

★「遊」の達成度:50%(先月60%)
・やりたいことのNo1は「旅行」であるが、父の体調が悪化したことと逝去でまったくできなかった。それでも、葬儀等を終えて一段落したあと、朝の5:30頃に起き出して車での約1時間のミニドライブを2回ほど実行できた。見慣れた近所ではあったが、改めていろいろと発見することができて良かった。

下は平賀ドームの入り口の写真である。楽天イーグルスと関係があるとは知らなかった。

hirakad.JPG

・やりたいことのNo2はライブ、コンサートであるが、7/30には、HPからのメールでの依頼を受け、ある団体のイベントのアトラクションで30分ほどのステージをこなした。
ホテルの宴会場で約30名のアルコールが入った和気藹々の中であったが、懐かしい歌を一緒に口ずさんだり、シェーカーでリズムを取ったりと、一緒になって盛り上がることができた。

・しかし、その後の8/8のライブ&ワークショップとして、篆刻(はんこ作り)に挑戦すべく準備を進め、定員の10名の方に集まっていただいて、最終的な作品まで到達できたことは、大きな収穫であった。もちろん、参加した皆さんがすべて満足したわけではないし、改善点も多々あったが、人生初の試みを気持ちよく終えられたことに満足している。

・やりたいことNo3の「YouTubeへの動画のアップ」は、「アコギ1本弾き語りシリーズ!」が停滞してしまった。ライブの映像などにより、10本ほどアップするのが精一杯であった。

・ということで、達成率は前月の60%に対して、50%が妥当と思う。最終目標の、「弾き語り日本一周の旅」の夢に向けた、自由な旅行への目処がまったくたたない。そんな中でも、ワークショップを実施できたことは次への大きなステップとなった。

★「暮」の達成度:17.5%(先月0.85%)
・「暮」としての、カルチャーセンターでの講座も父の入院などで中止せざるを得ない状況になった。それでも、一月分の講師料をいただいた。

・また、ホテルでのイベント出演料もいただいた。具体的な金額を書くことは控えたいが予想以上にいただけた。

・収入の目標額は20万円。かなり大胆な目標である。今月は、17.5%ほどになった。すごい!昨月の20倍になったのだ。
しかし、これは主にイベントの出演料であり、臨時収入で安定的に得られるものではない。
それにしても、目標額の25%の5万円ですら、安定的に得られる道は遙かに遠い。

★「人」の達成度:20%(先月10%)
・これは、大きく、①社会への貢献、②家族への貢献、③自分の心や体の健康④人間としてのスキルアップを考えている。

・②について、家事の手伝いは皿洗いなど継続できている。
また、家の敷地内の草刈りを手伝った。
さらに、父の入院、逝去から葬儀の喪主とかなり忙しく家族の柱としての責任をこなせたと思う。

・④として、ワークショップの開催に向けて準備に忙しかったが、それなりにこなせた。だが、現在受けているピアノとギターの動画レッスンには取り組めなかった。

○総評
・7月は、何と言っても父の葬儀が大変だった。そして、8月も10日を終えようとしている今、津軽には秋風が吹き始めると言われている。月日の流れの早さにはいつも驚かされる。
コロナの影響からなかなか思い通りには進まないと思うが、コンサートの予定をこなしたり、ワークショップを行うなどができるように祈るばかりである。

・若干の息切れを感じながら、何とか「遊」もこなして生きている。そして、何と言ってもこの「遊」こそがこれからの人生のメインであることを忘れまい。疲れたら休み休みしながら、無理をせずに日々を楽しく見送るのだ。

・あらためて「3つのC」の大切さを感じている。特に、「チャンス」をのがさず「チャレンジ」することを最も大切に過ごしたい!
※「3つのC:チャンス、チャレンジ、チェンジ」

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「祭りのあと」をアップ!

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「祭りのあと」をアップ!

このシリーズ、「吉田拓郎」の「祭りのあと」(1972)をアップします。

この曲は、吉田拓郎(当時はよしだたくろう)のアルバムとしては最高のセールスを記録している『元気です。』(げんきです。)に収録されています。
この曲の他に、「春だったね」「たどり着いたらいつも雨降り」「夏休み」「旅の宿」などの代表曲が収められております。

【せつなsong度】5
タイトルからして、切なさがこみ上げてきます。祭りのあとには、楽しい時が終わり、興奮から醒めた虚脱感や寂しさ、静けさが襲ってきます。誰もが経験するけれど、歌にするには重すぎるこのテーマを歌ったことに敬意を表したいと思います。

【せつなmelody】4
短調の節でハーモニカを吹きならし、坦々と歌いながら、そして、サビで叫ぶような一節を入れて最後に長調で終わっています。拓郎節の典型と言えるのでしょうか。

【せつなword】4
岡本おさみさんの詞ですが、「祭りのあと」の「祭り」とはこの曲の年代から「学生闘争」の意味があるとのことです。

若い魂が時に身を捨て武力を持って権力に挑み、革命を訴えた時代。その時代の終焉を歌ったとするならば、当時小学生だった自分にも伝わる思いがあります。がしかし、そのことを真正面から捉えることのできないことも事実であり、表面的な感傷でしかないことも事実です。

ただし、ところどころにあるキーワードが気になります。吉野弘の「日々の慰安が」と言う詩からの引用や、臥し待ち月=出が悪いので寝て待つ月などです。さすが詩人ですね。

【せつなplay】4
イントロやアウトロのハーモニカの響きが印象的ですが、今回はこのキー(Dm)のハーモニカがないので、入れませんでした。

ギターは、コードストロークの中に、プリングオンやオフを入れてあやつけた演奏を再現しましたが、拓郎さんの演奏とは違っていると思われます。雰囲気だけ味わってください。

【総評】
タイトルだけで心が切なくなる歌の代表だと思います。ただ、私はこの曲を時代背景と共に理解する力量を備えていないため、聴く人の心を捉えることは難しいことでしょう。

【最後に】
久々の自宅での録画とアップとなりました。

季節的に、青森では「ねぶたまつり」弘前では「ねぷたまつり」が始まる頃となりました。いつもは、お囃子が聞こえているのですが、今年はひっそりとしております。

「祭り」は始まりませんから、「祭りのあと」も存在しないのかも知れませんが、この年になると、しみじみと「祭りのあと」の寂しさや静けさが胸を締め付けます。

また再びあの、「後先を忘れるほど熱く燃える祭り」、「きらびやかで恋に胸焦がす祭り」そして「言いようのない寂しさにおとしいれる祭り」が復活することを心からお祈りして、お粗末ながらご報告をさせていただきました。

それでは、次回もお楽しみに!