アコギ1本弾き語りシリーズ! 「加茂の流れに」をアップ!
アコギ1本弾き語りシリーズ! 「加茂の流れに」をアップ!
やはり、どうしても、かぐや姫シリーズです。
やはり、どうしても、かぐや姫シリーズです。
かぐや姫の曲の中でも、アコギの演奏が光る名曲です。この曲は初期のアルバム「はじめまして」(1972)に納められており、南こうせつさんが作詞作曲編曲とあります。当然京都を舞台にした曲で、E7sus4のコード使いが、琴の音色をイメージさせる編曲が大変印象的な曲です。
しかし、個人的には京都という非日常的な場所での恋というテーマはなかなかイメージできず、曲の美しさと相まって、自分とはかけ離れたものという思いが強く、いわばおとぎ話の世界であり、ライブでもそれほど演奏することはなかったようです。
それでも、今回の「アコギ1本弾き語りシリーズ!」にはどうしてもなくてはならないアコギ演奏の曲です。YouTubeには、南こうせつさん自身がアコギ1本で演奏しているものもあるのですが、今回は初期のアレンジにこだわって挑戦しました。と言っても、いろいろ入り交じっているのですが。
やはり、アコギでのメロディ演奏の場面が多いので、ミスも多くなかなかに手こずりまして、動画撮影で3~4時間ほどかかりました。その割には完成度が低いのですが…。
歌いながら、恋をし始めた頃の「切なさ」や「ふわふわした幸福感」などが思い出され、最後の別れには「辛さ」さえ甦りました。南こうせつさんは恋の始まりと終わりまでを物語として、京都を舞台に歌い上げていたことに気づかされました。また、さり気なく京都の名所をちりばめており、細やかな心遣いと共に、曲作りの巧みさを教えていただきました。
今思い出しましたが、私自身は高校1年生の修学旅行で京都を訪れました。その頃、すでにオリジナル曲を作っておりましたが、この修学旅行の体験を元に「京都~桂川にて」という曲ができたのですが、それは「加茂の流れに」という曲を聞いていたため、曲作りに向かったし、その存在が大きかったのだと思われます。
「川の流れの せせらぎに 君を見たような気がして 旅先から電話しようと 小銭を探す」
「川の流れの せせらぎに 君を見たような気がして 旅先から電話しようと 小銭を探す」
確かこんな歌詞だったような気がします。今では公衆電話が消えつつあり、あり得ない場面となりました。
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