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「切ない歌がききたい」

「切ない歌がききたい」
 
弘前の商業施設「ヒロロ」に新しい本屋「TSUTAYA」がオープンしました。「TSUTAYA」さん自体は珍しくないのですが、知らずに訪れて、ここはカフェで未購入の本が読めるとのこと。時代はいろいろに変わるものだと思いました。昨今の流れで、町の本屋が姿を消していく中、本屋さんのオープンは大歓迎です。
 
ただし、音楽関係の書籍は少なく、今後の充実が期待できるのか不明ですが、その中で「切ない歌がききたい」(川井龍介 著、旬報社、1,500円)という本を見つけ、衝動的に買ってしまいました。
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何よりもこのタイトルに惹かれました。また、目次を読んでみると、「なごり雪」「卒業写真」という私の好きな懐かしいフォークソングのタイトルがあったり、歌謡曲や童謡などが並んでいました。さらに、邦楽の次には洋楽のタイトルが並んでおり、「ホテルカリフォルニア」「ミッシェル」の他、自分にとっては知らない曲もたくさんありました。
 
さて、そのときはそれほど深く考えませんでしたが、今考えるとタイトルである「切ない歌がききたい」と今自分がしている音楽活動が重なっていることに気づきました。
 
「切ない歌」…これこそ、今自分がしている音楽活動の源ではないかと。
 
誰にとっても、懐かしい歌は「切ない歌」なのだと思いますし、今私はそれらの曲に自分なりにギターの伴奏をつけて歌うことに楽しさや生き甲斐を感じています。
 
また、最近は「アコギ1本弾き語りシリーズ」として、その演奏を動画にしてYouTubeにアップしています。(できや完成度は恥ずかしいほどまだまだですが…。)
 
今は、コロナの影響でコンサートなどの活動は全て自粛していますので、この活動が今の私の生き甲斐だと言えますし、それをし続けることが「ライフワーク」だと自覚し始めています。
 
「切ない歌がききたい」から転じ、「切ない歌がうたいたい」が自分の「ライフワーク」であることに気づかせてもらいました。
 
「何のために歌うのか」と問われたら、「切ない歌が好きだから」「切ない歌をうたいたいから」とはっきり答えることができるようになれた気がします。(それ以外の理由は見当たりません!)
 
この本との出会いに心から感謝するとともに、これからこの本を読んで(まだ殆ど読んでいません…)さらに新しい世界が広がることの予感を感じています。
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