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アコギ1本弾き語りシリーズ! 「時のいたずら」をアップ!

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「時のいたずら」をアップ!
 
このシリーズ、松山千春さん第2弾「時のいたずら」(1977)をアップします。
 
1977年と言えば高校3年生でしたので、大学受験目前でした。この年は共通1次テスト開始の前の年で、プレテストというものが行われたのでした。また、国立大学は1期校と2期校があり、2校受験することができました。
 
私は、北海道大学を受験しましたが、青森から青函連絡船で函館に渡り、札幌への汽車に乗ったものの、記録的な大雪で列車は動けなくなり、夜中に途中から代替のバスで移動しました。札幌でバスから降りた時に、テレビ会社の取材を受けため、宿に入ってもその放映が気になり、勉強どころではなかった記憶があります。さらに、試験の最中には、寝不足から居眠りをして、目を覚まして、ハッとしたことも覚えています。
 
…残念ながら、北大は失敗でした。その頃、北海道の松山千春さんが売り出しており、つぎつぎとシングルやアルバムを発売していました。
シングルを時系列で並べると、次のようです。
1st A:「旅立ち」   B:「初恋」
2nd  A:「風車」    B:「銀の雨」
3rd A:「時のいたずら」B:「白い花」
4th A:「青春」    B:「My自転車」
5th A:「季節の中で」 B:「青春Ⅱ」
となっており、5thがついに、オリコン1位を獲得しています。ちなみに、10th「長い夜」も1位を獲得しました。
 
私にとって、この頃は高校生から大学生へと青春まっただ中であり、千春さんの曲はまさに当時の自分の恋とも重なり「切ない歌」として、心に刻み込まれました。
その中でも前回の「銀の雨」や今回の「時のいたずら」、また、「旅立ち」「初恋」は思い出深い曲です。
 
なかでも「時のいたずら」の
「今日はやけに君が大人に見えるよ」「僕の知らないまに 君は急に」
これこそ「時のいたずら」で少女が大人の女に変わっていき、そのまぶしさに戸惑いながら、結ばれることなく別れに向かっているようです。
 
「昔愛した人を思い出しただけさ」「今更言えないよ それは君だと」
未練がましく目の前の彼女に思いを告げようとしても、それができないもどかしさ、そして、好きだと告げることもなく別れ行く寂しさ。
結局、この曲の二人は結ばれることはないと思われます。

いきなりサビから入るこの曲はストロークで始まり途中からもの悲しいスリーフィンガーでしっとりと歌い、最後に、サビを繰り返して一層の寂しさと悲しみを歌い上げております。曲作りの上でも大いに参考となる曲です。
この曲も、2011年に一度アップしており、35,000回ほど再生されております。


9年後に再びアップしましたが、あのときと変わらず、3Capo(Gm)で歌い上げた自分に少しだけホッとしております。お聞き苦しさをお詫びいたします。
 

さて、このシリーズはもう少し松山千春さんが続きそうな予感を漂わせながら、この回を閉じたいと思います。
 
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