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アコギ1本弾き語りシリーズ! 「初恋」をアップ!

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「初恋」をアップ!
 
このシリーズ、松山千春さん第5弾「初恋」(1977)をアップします。

松山千春さんシリーズは、「銀の雨」から始まりましたが、何と第5弾「初恋」へと続きました。これは、最初から計画していた訳ではなく、次々と想い出の曲が連鎖して浮かび上がったからに他ありません。
しかも、「初恋」はデビューシングル「旅立ち」のB面に収められていた曲なのです。(詳しくは、「時のいたずら」のブログをご覧ください。)

何と言っても自分の体験とのクロスが、より一層その曲に思い入れを与えます。
 
「恋の始めは切なくて 苦しむことと知りました」
恋をすると「胸が痛む」ということがありますが、その表現が当たっているのかどうかわかりません。しかし、「切ない」という表現を、誰に教わることなく理解できる経験が「恋」なのだと思います。
 
「あなたのことで一日が始まり終わる気がしてた」
これも全くその通りで、相手のことを考えてはため息、考えてはため息、そんな風に恋が始まることをきっと誰もが経験するのだと思います。
こうして始まった恋ですが、その後「恋することの楽しさ」「恋の終わりの悲しさ」と一通り経過していきます。
千春さんは、こうして「初恋」の全貌を描き出そうとしていたことになります。改めて歌詞を見て、今頃気づきました。
 
ただし、誰もが「恋することの楽しさ」を味わえるかどうかはわかりません。逆に、「恋の始めの切なさ」と「恋の終わりの悲しさ」を味わうことだけは、間違いないのだろうと思います。
 
大変シンプルなメロディと簡単な曲の構成からできており、短い曲が3番まで続きます。それでいて、恋の機微を大変繊細に表現できているのだなと感心しつつ、好きなメロディだとも思っています。
 
ギターも前奏に単純なメロディを置いており、ギター小僧たちのコピー意欲をかき立てました。
今回は、ギターをエレガットのMartinez MP-14Z(Ziricoteとは、木材の名前)で演奏しました。何となく、ガットギターがこの曲のもの悲しさに合っていると思ったからです。
 
最後のサビにある「男心の移り気」、これは、千春さんの世界の定番と行った感じで、ご本人の反映なのでしょうか。また、「女の意地」とは、これまた千春さんの描く女性像の典型と捉えれば、「慎ましく身を引く女性」の意地らしさと言うことになるのでしょうか?ここは、私自身には不明なところであります。
ということで、松山千春さんのシリーズも、いったんここで終了したいと思います。次は、誰の何という曲でしょうか?
ステイホームが続いていることと思われますが、そんなときこそ、YouTubeをお楽しみに、お過ごしください!
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