アコギ1本弾き語りシリーズ! 「ささやかなこの人生」をアップ!
アコギ1本弾き語りシリーズ! 「ささやかなこの人生」をアップ!
このシリーズ、「風」の第2弾「ささやかなこの人生」(1976)をアップします。
「風」についてはすでに「22才の別れ」をアップ済みですが、再び「風」の曲になったのは、季節のタイミングです。
このシリーズ、「風」の第2弾「ささやかなこの人生」(1976)をアップします。
「風」についてはすでに「22才の別れ」をアップ済みですが、再び「風」の曲になったのは、季節のタイミングです。
この曲は「桜」が花びらが散った後に冷たくされるという話から始まります。
桜の花はまるで一瞬のうちに満開から花を散らして終わるという潔さが人気でもあります。しかし、いったん花が散った後の桜の木に人はいつまでも執着すること無く、若葉の緑が鮮やかさを増していきます。
そこで、この時期にぴったりなこの曲を選びました。と言っても、日本列島は東西に長いので、時季が合っていないかも知れません。ここ青森は、今が桜のほぼ満開であり、この後散った後の桜が冷たくされる頃となります。
さて、この曲はそんな桜を例に、人が人を愛すること、そして人生を歌っています。
恋の始めは心を開き、閉め忘れて傷つき、そして、やがて恋が終わってしまう。それが人生というものだから、終わった恋を振り返りはせずに、涙を流して見送ろう。
と、いった感じでしょうか。
と、いった感じでしょうか。
「誰かを愛したその日には たとえばちっぽけな絵はがきにも心が動き」
愛の始まる頃の、身の回りの全てのものが明るく楽しく見えるふわふわした様子ですね。
愛の始まる頃の、身の回りの全てのものが明るく楽しく見えるふわふわした様子ですね。
「愛をなくしたその日には 街角の歌にもふと足を止めたりする」
そして、愛をなくして別れた頃には、全てのものが悲しいと感じられ心が痛みます。
そして、愛をなくして別れた頃には、全てのものが悲しいと感じられ心が痛みます。
「やさしかった恋人達よ ささやかなこの人生を 喜びとか悲しみとかの言葉で決めて欲しくはない」
恋をしている二人は優しさに包まれていて周りを見失っているものです。しかし、いつかその恋が終わると悲しみだけが訪れる。私たちのささやかな人生は喜びや悲しみを繰り返しては、それを忘れつつ流れていく。それぞれの物語を紡ぎながら…。
恋をしている二人は優しさに包まれていて周りを見失っているものです。しかし、いつかその恋が終わると悲しみだけが訪れる。私たちのささやかな人生は喜びや悲しみを繰り返しては、それを忘れつつ流れていく。それぞれの物語を紡ぎながら…。
人生には、恋の喜びも悲しみも訪れるけれど、やがて薄れていくよ。それが私たちのささやかな人生なのさ。と、そんなことを言っているのでしょうか?
さて、この曲の肝は、何と言っても前奏でのDコードのストロークと装飾音ですね。そして、曲全体もストロークで演奏されますが、しかし、あくまでも坦々と流れていくといった感じの柔らかい曲調が心を癒やします。
春の訪れと桜の季節ごとに思い出しては、ギターの前奏を弾きたくなる曲です。
よろしかったら ふむふむ… ボタンを!