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アコギ1本弾き語りシリーズ! 「君と歩いた青春」をアップ!

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「君と歩いた青春」をアップ!
 
このシリーズ、「伊勢正三」の「君と歩いた青春」(2003)をアップします。
 
この曲は、「風」の3枚目のアルバム『WINDLESS BLUE』(ウィンドレス・ブルー、1976)に収められている曲で、2003年のソロの曲とはアレンジが異なります。また、1981年太田裕美さんによってカバーされています。

今回は、伊勢正三さんのソロバージョンで演奏しました。風のバージョンはギターのアレンジがかなり面倒であることが主な理由です。
 

さて、ふるさとに帰る彼女を見送る男の唄です。これも、ご本人の回顧なのでしょうか?
「君と歩いた青春が 幕を閉じた」
この男性との関係を清算して帰郷すると言う設定だと思われます。
彼女は新しい人生に踏み出そうとしているのだと思いますが、まだまだ未練のある男は昔の仲間と仲良くやってくれなどと言葉を贈ります。
 
そして、彼女との出会いが仲間の誰よりも早かったことを回想します。
「君と初めて 出逢ったのは ぼくが一番最初だったね」
 
さらに、彼女が男だったら良かったのにとつぶやいて終わります。
「君は なぜ 男に生まれてこなかったのか」
この曲の最大のポイントだと思われますが、皆さんはいかがお感じでしょうか。
だったらどうなの?と言いたくなったりもしますが、妙に納得できるフレーズです。
 
この曲でその他に心に残るのが、次の一行です。
「みんないいやつばかりさ 僕とは違うさ」
どんなに自信のある人間でも、自分がこの世で一番とは思っていません。そして、自分を卑下しつつ、また、自分の価値に自信が持てず、周りの良さを褒め、自分がそれに劣ることを口にすることがあります。実は、そう思っていないのだと思いますが。
なんとも言えない男の悲しさかなと思います。
 
きっとわたしも別れ際こんな言葉を言うのではないかと思います。
これも、「全くその通りですね!」なんて言われたら、立ち直れませんが…。
 
さて、こうして若い頃の恋が幕を閉じていきます。まさしく「君と歩いた青春」という少し長めのタイトルがぴったりです。(少々臭いのがいいのです!)
 
前述の通り、演奏的には難易度は高くありません。今回も、その割に演奏のレベルはまだまだです。
しかし、いずれにしても、19曲目のアップが完了しました。
 
明日は、4月のラストデイですが、20曲目のアップで華々しく終えたいと思っております。
次回をお楽しみに!(なんとか4/30中にアップできますように!祈!)
 
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