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「傷が早く治る!?」モイストヒーリング(湿潤療法)傷ばんそうこう

「傷が早く治る!?」モイストヒーリング(湿潤療法)傷ばんそうこう
 
いつも通り朝食用の納豆に入れるネギを刻んでいたら、包丁で左手の親指の第2関節あたりを切ってしまいました。慣れからのちょっとした不注意だったと思います。
 
そのためか、意外に切り口が大きく(と言っても、直径2mmほどですが)皮膚が丸く切り取られてしまいました。慌てて、右の親指で掴んで止血しましたが、結構出血しました。(持病のために、血液さらさら薬を飲んでいるせいかもしれないと頭をよぎりました。)
 
その状態で、傷テープを探しましたが、家内はまだ休んでいるため、なかなか見つけられず、それでも、以前使った傷テープが1枚残っていたのを見つけ、それを貼りました。結構痛みもあり、テープのすき間から血液がしみ出したりしていました。
 
気がつくと、そのテープは、以前膝の擦り傷で使った「モイストヒーリング(湿潤療法)の絆創膏」でした。その際は、傷の経過などについてあまり気にもとめなかったので、今回はこの絆創膏について、少し経過を観察してみることにしました。
 
そこで、新たにドラッグストアで、バンドエイドのキズパワーパッドを購入し、使った経過をお伝えしたいと思います。
アマゾンの方が、ドラッグストアよりも、100円ほど安いようです。
 
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ごらんのように、傷の部分が白く膨れております。これは、体液が沁みだして傷を治そうとしている証なのだそうです。
 
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モイストヒーリング(湿潤療法)とは、このように体液を利用し、人間が本来供えている自然治癒力が発揮されるように手助けする治療法なのだそうです。この方法の方が、従来の傷を渇かす方法よりも、

痛みが軽く、傷跡が残りにくく、治りも早い

とのことです。
 
さて、この傷については今後またレポートしたいと思います。
 
このように、私たちの身の回りでは、従来良しとされてきたことが見直され、特に、自然の回復力や再生力を生かした方法が使われることが多くなったような気がします。科学の力で押さえ込んでいたものが、抑えきれなくなったり、自然の循環を断ち切ったりすることへの反省と言うことですね。
 
今回の、新型コロナウイルスが生まれたり、変異したりするのもそういう人間への警鐘そのものなのだと思います。
 
元理科教師(今も高校・中学理科の免許はありますが…)の私としては、「指の切り傷」から、自然の偉大な力についていろいろ考えさせられる機会となりました。
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