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アコギ1本弾き語りシリーズ! 「水鏡」をアップ!

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「水鏡」をアップ!
 
このシリーズ、「鈴木一平」の「水鏡」(1980)をアップします。

 
今回より、アップした曲について次のパターンで、独断と偏見で5段階の評価をしながら、感想などを書き綴って参りたいと思います。
 
このように定型化した目的は2つあり、一つは書き込み時間の短縮ができること。
二つ目は、各曲の評価の比較により、その曲らしさ(アイデンティティとも言えますか?)を際立たせることができるのではないかと考えたからです。
二つ目の目的が達成されるかは難しいところですが、取りあえずこの形式で書き込んでいきたいと思います。
 
【せつなsong】5
調はGmであり、歌詞も女性が主人公の別れの悲しみを歌っており、アコギの前奏も効いているなど、トータルではかなり「切ない歌」と言えるのではないでしょうか。
 
【せつなmelody】4
全体が短調で流れていきますが、Aメロは起伏の少ないメロディが悲しみを誘うようです。Bメロ(=サビ)で少しメロディが起伏を示しますが、最後にリタルダンドして全体をしっとりと締めくくっております。ヤマハのポプコンにも参加されたようで、もちろん、ポップスなのですが、かなり演歌に近い曲調でありつつ、確実に演歌とは一線を画した叙情曲となっています。
 
【せつなword】4
「一生一度きりの別れならばいいものを 人は幾度となく悲しみを繰り返す」
何と言っても冒頭のこの歌詞が光っております。幾度繰り返しても、人は知らぬうちにまた別の別れとなるかも知れないことを知りつつ、出逢い、そして恋に落ちてしまう。それが悲しいことと知りつつも、人はまた別の「出逢い道」を歩き始めるのです。

「私だけの貴方には なってくれるはずがない」
そして、次に光るのがこの歌詞ですね。「私だけの貴方になってほしい」誰もがそう願うものですが、この女性は、はなからそのことを望んではいけないことを知っている大変控えめで悲しい人なのでしょう。憧れます。
その他随所に悲しみを誘う言葉がちりばめられており、演歌と紙一重の叙情詩として人気があるのではないでしょうか。
 
【せつなplay】4
ギターの演奏的には、それほど難しいわけではありませんが、前奏には大変強い思いを込められたのではないかと思われます。アコギのプリングオフによる装飾音が目立ち、ギターを弾く人間にとって、是非マスターしたい曲になっています。本人のアレンジによる前奏が大成功と言えるのではないでしょうか。
 
【総評】
北海道札幌市の出身で地元ファンが多いのではないでしょうか。また、演歌好みの方にとっては格別の曲であり、隠れファンが多いのも特徴です。
 
【最後に】
久々のギター弾き語りのアップとなりました。ピアノ弾き語りも始めましたので、両者のバランスを考えながら、アップできたらと思っております。
 
それでは、次回もお楽しみに!
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