弾き語り

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工房便り「あとむ」 №1

  • 2021/09/13 10:18

夢が叶いました!
ついに、「工房あとむ」をオープンさせました!

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・好きなときにギターの弾き語りができる場所。(器材が常駐でセットできる場所)
趣味のものを自作できる場所。(篆刻印づくり、書作など)
仲間が気軽に集まれる場所。(駐車場があり、簡単な飲み食いができる場所)

そんな夢のような場所を探していました。
あるはずがないと思いませんか?

しかし、ある日私の前に現れたのです。
それは、2021年8月20日ある暑い夏の日でした!

場所は青森県黒石市、津軽こけし館・津軽伝承工芸館の一角にありました。

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テナント入居募集!3つほど空いている工房のうち、一番家賃の安い月額14,000円の<工房4>を借りることにしました。
サークル仲間のコバルトさんと一緒に、9月1日(水)にオープンしました。
「工房あとむ~篆刻・木工・弾き語りLIVE」

この後、この工房のようすを『工房便り「あとむ」』でお伝えして参りますのでお楽しみに!

松の湯交流館コンサート 23th 無事終了!

  • 2021/07/04 16:21

松の湯交流館コンサート 23th 無事終了!

7/3(土)14:00~ 松の湯交流館でのコンサートのご報告をいたします。

こちらでのコンサートは何と23回目を迎えました。
前日は30℃越えの猛暑でしたが、当日は曇り気味で25℃の予報通り、過ごしやすい気温での気持ちのよいコンサートとなりました。

今回も、変異株の勢いが高まりつつある中でしたが、客席の間隔を1mほどあけ、最大約20名の設定で行いました。

少しずつ明るい兆しが見えてきているのを反映してか、総勢では約30名おいでいただいたとのことで、前回の25名を上回りました。ご来場いただきました皆様大変ありがとうございました。

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今回は「拓郎・陽水・アリス 特集」と言うことで計画しました。
中でも、アリスの「涙の誓い」「夢去りし街角」は原野さんにギターとハモリをお手伝いしていただき、とても気持ちよく歌うことができ、お客様にも好評でした。

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そして、何と大胆なことに、17曲中オリジナル曲を8曲歌う!に挑戦しました。

結果から言いますと、演奏のレベルは低かったものの、本人は大変満足しています。

「旅」という曲は、旅先の居酒屋でジョッキで乾杯するという素朴な憧れを歌にしました。また、古来、いにしえの偉人たちが旅先でその命を終えることも厭わないという決意を自分も持ちたいという思いを歌にしました。(もちろんそんなことはできませんが)

「幸せ」という曲は、弘前公園をテーマに新緑の季節に心地よい風に吹かれている自分をスケッチしたものです。気がつくと、あの人(もちろん女性です)の幻が表れては消えていき、我に返りながら未来に生きていこうという気持ちを歌にしました。
時の流れに流されないように、今日は一つ、明日も一つ、何か新しいものを見つけながら…。

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そして、夏の曲である「夏の旅」「夏の日の幻」をコンサートで披露できて満足です。これらの曲はユーチューブにアップしています。
これらの曲は、学生時代の北海道旅行、手塚治虫さんの「雨降り小僧」をもとに作った曲です。
それぞれ語り始めると長くなりますが…。


そして、定番のオリジナル曲も歌いました。

・お前(2121) ・黒石物語(2019) ・青春の街~弘前~(2018) ・悲しい星座~オリオンの冬(1980)

クライマックス、アンコールでは、いつも通りの

・22才の別れ ・心の旅  で締めくくることができました。

 

今回もコロナの影響で、皆さんと大合唱することができずに残念でしたが、マスク越しに聞こえる歌声で参加していただき、手応えを感じることができました。  

◆コンサート後の感想と「リクエスト曲」をご紹介します。

・コロナが収まれば声を出して歌いたいと思います。今はガマン!「落陽」「夕暮れ時はさびしそう」「さようなら」

・今回は、語りも楽しかったです。「青春の影」

・オリジナル曲&トークよかったです。

・今回も若い頃の想い出がよみがえる時間でした。

・「卒業写真」「いちご白書をもう一度」

・いつもいやされて帰っています。また、明日頑張るぞという気持ちになります。

・ツインボーカルは音に広がりとハーモニーがあるのでもっと多くの曲を!「木戸を開けて」

・オリジナル曲は出会った人を大切にしています。アトムさんの心の優しさが見えます。コバルトさんもすごい!「オリジナル曲を」

・松の枝を渡る風が爽やかな午後に心に響く歌声がとてもステキでした。原野さんの応援もぴったりでしたよ!オリジナル曲の「旅」「幸せ2021」「夏の日の幻」

・せつな歌を聴きたい!

・イルカの曲を一度歌いたいです。「かぐや姫、NSP、高木まさ、小坂明子さんの曲」

・2~3年ぶりかな?アトムのオリジナル曲が増えましたね。よかった!主人と二人で聴いた頃を思い出しました。

・新曲が聞けて、次回も歌ってください。「わかってください」「お前」

・新しい曲が増えていてびっくりしました。よかったです。いつもありがとうございます。今日も楽しませてもらいました。「松山千春、さだまさし、堀内孝雄さんの曲など」

・いつも楽しみにしています。「アルフィー」

・満足「オフコースの歌なんでも」

・トークはありでよかったと思います。

今回はトークが好評でした。下調べをしたことが好評につながったと思います。やっぱり、やればやった分の評価をいただけるのだと改めて感じています。

また、オリジナル曲への感想もいただき、ありがたいなあと思っております。
なかなか、作れない時期がありました。(スランプというのかも知れませんが…)
これからも、つたないのは覚悟の上で、新曲作りに挑戦したいと思っています。

そして、これからも、リクエストにお応えしつつ、歌い続けられたらと思います。 会場にいらしてくださった方々、一緒に歌ってくださった原野さん、松の湯交流館のスタッフの方々、サークルからお手伝いの齋藤さん、norikoさん、大髙さんありがとうございました。

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松の湯交流館コンサート 22th 無事終了!

  • 2021/05/17 16:17

松の湯交流館コンサート 22th 無事終了!

5/15(土)14:00~ 松の湯交流館でのコンサートのご報告をいたします。

こちらでのコンサートは何と22回目を迎えました。 平成3年度としては、初めてのコンサートになります。 今回も、コロナの勢いが青森県や黒石市にも及んでいる中でしたが、客席の間隔を1mほどあけ、最大約20名の設定で行いました。

大変不安な中で、お客さんもなかなか集まらないだろうなあと予想しておりましが、椅子を追加するなどし、総勢では25名おいでいただいたとのことで、大変有り難いことでした。

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今回は「かぐや姫・風特集」と言うことで計画しました。 候補曲が多すぎて選ぶのに悩みましたが、それでも特集だけで10曲となってしまいました。 そして、かぐや姫時代、風、再結成のアルバムから、と時代ごとに歌えて満足しています。

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また、休憩後の後半では、私のオリジナル曲も発表できました。 まだ歌ができて数日しか経っていない曲なので伴奏も固まっていませんでした。

タイトルは「お前」という曲です。 ここ数年で昔からの友人が男女それぞれ1人ずつが亡くなり失ってしまいました。 若い日を過ごした二人とはいつかまたゆっくりお酒でも飲みながら話したいと思っていました。

しかし、その「いつか」は永遠に訪れることが無くなってしまったのです。 このことは、誰もが経験することでしょうが、この歌にも書いたように
「人と人は会わないうちに会えなくなってしまうもの」
だからこそ、できるなら
「会えるうちに会っておきたい」
と思います。

そして、定番のオリジナル曲も歌いました。

・黒石物語(2019) ・青春の街~弘前~(2018) ・悲しい星座~オリオンの冬(1980)

クライマックス、アンコールでは、いつも通りの

・22才の別れ ・心の旅  で締めくくることができました。

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今回もコロナの影響で、皆さんと大合唱することができずに残念でしたが、マスク越しに聞こえる歌声で参加していただき、手応えを感じることができました。  

◆コンサート後の感想と「リクエスト曲」をご紹介します。

・青春時代に心が戻りました。ありがとう!「風に立つライオン」

・ここちよいコンサートでした。いつもありがとうございます。すばらしい時間でした。「あの素晴らしい愛をもう一度」

・たのしかったです。次回もまた~「オリオンの冬}

・やっと巡ってきた爽やかな季節に、懐かしい清々しい歌を聴くことができて、とても幸せでした。「どうしてこんなに悲しいんだろう」(拓郎)

・明るいままにしてくださり、ありがとうございます。歌詞が見えてとても良かったです。「さだまさし、松山千春の曲をお願いします」

・本当に懐かしい曲ばかりで若い頃を思い出しました。「あの人の手紙」

・好きな曲いっぱいでした。「夏の少女」

・とてもなつかしくおもいました。また時間があれば来ようと思います。「ペギー葉山の曲」

・全部良かったです。「お前」悲しいけれど思いそのままで沁みます。「めぐり逢い紡いで」

・コロナの中、コンサートやってくれてありがとうございます。

・オリジナル曲「お前」→全く同じ経験があります。しかも、3度も経験しています。この先何度この歌のような経験をするのか?悔いの無い人生を送りたいものです。歌を聴いてつくづく思いました。アルバム「かぐや姫・今日」から今日歌わなかったかくれた名曲をお願いしたい、まだまだたくさんありますから…。

・よかったです ・天気も良く、いやぁーいい一日です。

・安定した雰囲気になじんできました。ありがとうございました。「岬めぐり」

・懐かしい曲ばかりで若い頃を思い出しました。次回もぜひ参加したいと思います。

・高校の時に帰った様。「心の旅」

 

これからも、リクエストにお応えしつつ、歌い続けたいと思います。 会場にいらしてくださった方々、松の湯交流館のスタッフの方々、サークルからお手伝いの齋藤さん、原野さん、norikoさんありがとうございました。

百石町展示館ライブのご報告です!

  • 2021/05/10 17:22

5月6日(木)17:20~ 弘前市百石町展示館原野さんのソロコンサートがありました。

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もちろん主役は原野さんで彼の好きなカバー曲やオリジナル曲を20曲ほど披露されました。

お客さんはコロナにも係わらず、30人ほど集まりました。

その中で、私も原野さんの曲にギターとコーラスで参加させていただきました。

「それぞれのメロディ」「こころのさと、弘前」という曲です。

原野さんの優しさがにじみ出ているとても良い曲です!

また、私の曲「悲しい星座」に原野さんがギターとコーラスをつけてくださいました。

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その他、「22才の別れ」と「青春の街~弘前~」を歌いました。

最後はアンコールをいただき、「なごり雪」大塚さん、ジェフさんと我々の出演者全員で皆さんと一緒に歌いました。(もちろん大合唱はできませんでしたが…)

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 コロナ禍の中でしたが、久し振りのコンサートで気持ちよく歌えました。

5/15には、私自身のソロコンサートを黒石「松の湯交流館」で行います。

コロナはますます不安ですが、何とか皆さんと良い時間を過ごしたいと思っております。

ぜひ、みなさん遊びにお出でください!

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「八十八夜」をアップ!

  • 2021/05/10 17:10

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「八十八夜」をアップ!

このシリーズ、NSPの「八十八夜」(1978)をアップします。

 

「雨は似合わない」に続いてのNSPさんの曲です。今年の八十八夜は5月1日でした。
「この日は、立春を起算日(第1日目)として88日目(立春の87日後の日)にあたり、この日に摘んだ茶は上等なものとされ、この日にお茶を飲むと長生きするともいわれている。」ウィキペディア(Wikipedia)より

天野さんがなぜこの日のタイトルをつけたかは不明ですが、「もうすぐ八十八夜 もうすぐあたたかくなる もうすぐ八十八夜 もうすぐ幸せになる」と歌っているように、この日を大きな分岐点にするために、このタイトルにしたのだろうと思われます。

個人的には、NSPは大好きなグループです。でも、当時も今も何となく「NSPが好き」とおおっぴらに言えない雰囲気があります。隠れ「NSPファン」が多いような気がします。先日、フェイスブックのグループに「NSPが好きだった」というものを見つけました。当時の「隠れNSPファン」の方々も参加しておられるのかなあと思いました。

【せつなmelody】4
3人のコーラス(スキャットと言えるか?)から始まり、終始短調のメロディが悲しさを誘います。まさしく叙情あふれる和の旋律がスーと入ってくるのは、NSPの曲の特徴ですね。

【せつなword】5
NSPの歌詞は非常に叙情的であり、私的な表現も多く、時にドキッとさせられることが多いです。この曲も嫁ぐ直前の女性が元彼に別れを告げる曲であり、それだけでドキリとさせられます。

しかも、その彼から電話がかかってきて本心を吐露します。本当はその彼と一緒に暮らしたかったと。
「本当はあの人に手を引かれ 一緒の人生を歩きたかった」

…穏やかではないカミングアウトですが、これは彼女自身の独白であり、誰にも打ち明けていないようです。そして、彼女はあくまで彼と別れる選択を変えないようです。

まるで、昔親同士が決めた好きでもない許嫁(いいなずけ)に嫁ぐように…。
なんとも言えない二人の物語の終わりは、切ないと言うしかありません。
「きのうまでのあの人を忘れられないのは 私の弱さでしょう」

ここでふと、本当に嫁ぐ女性の心理とはこんなものだろうかという疑問も湧かないではありません。

ひょっとして、この曲はふられた男が相手の女性がこんな風に自分を思ってくれていたらいいのにと言う、願望を歌にしたのではないか、と。

自分自身のことを言えば、こんな風に自分のことを思いながら去って言ってほしいという強い願望が湧いてきます。これを「妄想」とも言いますが…。

【せつなplay】3
ギターのプレイとしては、基本的には前奏も間奏も後奏も同じメロディなので、一回マスターすれば大丈夫です。
コーラスのメロディをダブルスットプという2本の弦を同時に6度の和音を弾く奏法で表現しています。
ただし、曲が6/8拍子なので、伴奏ではテンポが狂わないように弾くのが少し面倒です。

【総評】
NSPの代表曲「八十八夜」は嫁ぐ前の女性が未だに好きな男性に別れを告げるという、悲しいシチュエーションでの「せつな歌」と言えます。

嫁ぐ前の別れの告白は良くあるパターンとも言えますが、日本の季節感と絡めて、日本らしいメロディにのせた表現は秀逸と言えます。

【最後に】
NSPの曲もまだまだ掘り出し物があります。ときどき歌ってはその良さを感じていきたいと思っております。
「あせ」「ひとりだちのすすめ」「赤い糸の伝説」「弥生つめたい風」…中でも「八月の空に翔べ」が好きです!

4/23に動画をアップして5/1の八十八夜に間に合わせることができました。そして、現在5月も10日が過ぎました。改めて、時の流れの早さには驚愕するのみです。

時の流れに抗うことはできません。また、時の流れに乗りきることもできませんが、何とか自分自身の人生の流れを保ちながら生きていきたいと思っております。

それでは、次回もお楽しみに!

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