弾き語り

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アコギ1本弾き語りシリーズ! 「学生街の喫茶店」をアップ!

  • 2020/05/07 17:02

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「学生街の喫茶店」をアップ!

 このシリーズ、「ガロ」の「学生街の喫茶店」(1972)をアップします。

この曲は、「美しすぎて」という曲のb面として発表されましたが、その後、大ヒットとなったガロの代表曲です。紅白歌合戦にも出場したとのことです。(私にとっては、今一印象の薄いグループです。あくまで私個人の感想ですので…)

やはり、フォークソングの歌本には必ず掲載されている王道の曲です。私の印象としては、「切ない歌」でありながら、予想しないようなアレンジにも凝っていて、全体として大変完成度の高い曲だと思います。(偉そうに言ってすみません。)

最近、喫茶店がめっきり少なくなりました。というか、中央と地方では違いがあるかもしれませんが。学生当時は喫茶店に入ることも多かったような気がしますが、それほどコヒー好きでも無かった私は何を飲んでいたのでしょう?

また、それなりにお金もかかったと思いますが、どうやって払っていたのでしょう?今は、カフェの時代ですね。私なんぞはなかなか入る機会がありませんが…。

「あの時の歌は聴こえない 人の姿も変わったよ 時は流れた」
「時の流れ」はどんな人でも必ず経験することですが、今私もしみじみ感じております。だからこそ、「あの時の歌」を懐かしんで歌っているのですが。

「歌」の力はすごいものですね。一瞬にしてあの時に戻り、あの場面の中にいる自分を見ることができる…まるで、タイムマシンの呪文のようなものです。

 

「あの頃は 愛だとは知らないで サヨナラも言わないで 別れたよ」
私としては、この歌詞がどうも理解できないのですが。つまりは、「好きだ」と思いつつも、打ち明けたりすることもなく、気がつけば「サヨナラ」さえも交わさずに分かれてしまうような関係だったということで、はっきり言えば、彼女は全く相手にもしていなかったということでしょうか?…いや、喫茶店で待ち合わせているような関係ではあったのだから、彼女もそれなりに意識はしていたのでしょうけれど…。

まあ、これが「青春のほろ苦さ」とでも言いましょうか。

演奏的にはピックでのストローク主体の曲です。カッティングなども必要で、ハイコードも使うのでそれなりに技術が求められます。普段、あまりストロークをやらない私なので、何とか弾き終えることができたと言う感じです。

さすがにこの曲の頃は王道曲といえるものが多いのですが、そろそろ私好みの「切ない歌」で少しマイナーな歌も取り上げていこうかなと思っておりますが。

いかがなものでしょうか。と言っても、フォークソング好きの同世代の皆さんはご存知のことと思いますが。(勝手に許可をもらったり、同世代と決め付けております。)

と言うことで、次回もはりきって頑張ります!かな?

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「結婚しようよ」をアップ!

  • 2020/05/06 16:40

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「結婚しようよ」をアップ!

 このシリーズ、「吉田拓郎」の「結婚しようよ」(1971)をアップします。

この頃のフォークソングと言えば、この人を抜きに語ることはできません。

たぶん中学校1年生の文化祭で先輩がギターを弾きながらこの曲を歌っていたことがきっかけで、「ギターが弾けたら…」と思うようになったと思われます。

また、周りには教育実習生などたくさんのギター奏者がいて、色々と刺激を受けました。父母に無理を言ってギター(クラシックギターでした)を買ってもらい、ギター教室にも通いました。

しかし、吉田拓郎さんの曲にはあまり衝撃を受けなかったかもしれません。何と言っても、その後で出てきた、かぐや姫さんなどたくさんのシンガーソングライターの曲があふれていたのでそちらに流れて行きました。

それでも、この「結婚しようよ」という曲は中学生にも「結婚への憧れ」を抱かせる大変心地よい曲だったことは確かです。そのためか、曲自体をあまり詳しく覚えていません。歌詞も曖昧でした。

「僕の髪が肩まで伸びて 君と同じになったら 約束通り 町の教会で 結婚しようよ」髪の毛を肩まで伸ばすというのが当時の若者や歌い手の流行りだったのだと思います。私も、けっこう長髪でした。しかし、今はあまり好みではなくなりました。

ということもあり、この曲の歌詞は今一しっくりこないというか胸に落ちないようです。「切ない歌」とは少し違いますね。

演奏は前奏・間奏・後奏に自分なりにアレンジしたメロディ弾きを入れました。

フォークソングのコンサートで拓郎さんをリクエストされないことはありません。今後も、機会を見て拓郎さんの曲をアップしたいと思っております。

次は、井上陽水さんが定番の流れなのでしょうか。しかし、世の中は思うようにはいかないものです…。(まるで他人事のように言っておりますが、もちろん、決定するのは、私です。ハイ!)

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「風」をアップ!

  • 2020/05/05 16:12

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「風」をアップ! 

このシリーズ、「はしだのりひことシューベルツ」の「風」(1968)をアップします。

この曲もリアルタイムで聞いていた記憶がありません。ですから、イントロのメロディとかも記憶にありませんでした。しかし、ギターを持ち始めた中1の頃から自然と歌うことができた王道の曲ですね。

作詞が北山修さんで作曲が端田宣彦さんであり、このコンビでは他に「花嫁」という大ヒット曲も作られています。共に、フォークソングの歌本に載っていないことがない名曲ですね。

人生をわかりやすく説いた哲学の歌とも言えますでしょうか。

人は時々何かのきっかけで自分の歩いてきた道を振り返ることがあります。
そのうち、3つを歌っています。

「ちょっぴり淋しくて」「帰っておいでよと」「何かを求めて」

しかし、そこには「風が吹いているだけ」

まさしく、人生を歌い上げております。

そして、それでもなお人間は

「人生につまずいて」「夢破れ」…「振り返る」

「恋をした切なさに」「耐えきれず」…「振り返る」

そして、励ますかのように、

「振り返らずただ一人一歩ずつ」「振り返らず泣かないで歩くんだ」
と結んでおります。

振り返ることは決して悪いことではありません。しかし、そこから前を向きなおして未来に向かっていくことが大切であることは言うまでもありません。わかっていても、なかなかそう言う気持ちになれないときに、力を与えてくれる素晴らしい曲だと思います。

演奏的には、イントロが肝です。また、途中口笛も登場します。(リバーブがかかっております。お風呂の中という感じです)何とか、弾き終えることができてホッとしております。

さて、退職後のフリーの身でかつ外出規制がかかっており時間がたっぷりありますので、ユーチューブへのアップも続いておりますが、いつまで続くことでしょう?

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「あの素晴らしい愛をもう一度」をアップ!

  • 2020/05/04 21:45
アコギ1本弾き語りシリーズ! 「あの素晴らしい愛をもう一度」をアップ!
 
このシリーズ、「加藤和彦・北山修」の「岬めぐり」(1971)をアップします。
 
 
この曲はリアルタイムで聴いた記憶がありません。しかし、中3の文化祭で仲間達と一緒にギターの伴奏で大合唱した記憶があります。また、教師になってからは、合唱コンクールで歌っていた記憶もあります。もちろん、自分のコンサートでも毎回のようにクライマックスでお客さんと一緒に大合唱するというパターンが定着しています。
 
もはや、かなり幅広い世代の方々にとっての愛唱歌として根付いている王道のフォークソングです。
 
何と言っても、北山修さんの詞がいいですね。
「命かけてと誓った日から 素敵な思い出残してきたのに」
中学生にとっても、命を賭けて人を愛することの素晴らしさが伝わりました。
 
「あのとき 同じ花を見て美しいと言った二人の 心と心が今はもう通わない」
美しいものに共感する心さえ、いつかは通わなくなる別れがやってくることも教わりました。
 
「あの素晴らしい愛をもう一度」
だからこそ、もう一度やり直したい!…という気持ちと、新しい愛を見つけなければ!…と言う気持ちが交錯しているのではないでしょうか。
 
そして、「あの時 ずっと夕焼けを追いかけていった二人の」「あの時 風がながれても変わらないと言った二人の」「心と心が今はもう通わない」
どんなことがあっても、決して二人の愛は永遠に変わらないと思っていことが幻想であることに気付いてしまうのです。
 
北山修さんの詞は穏やかにしみじみと心に語りかけ、そして、言いようのない寂しさを残しつつ、励まされます。
また、加藤和彦さんの曲でこの歌の世界が見事に形作られ、誰の心にもしっかりと記憶され、誰もが口ずさめる歌へと昇華しているのではないでしょうか。
 
演奏の肝は、ギターのスリーフィンガーであり、イントロのGsus4による装飾ですね。
そうして、この曲は我々日本人の愛唱歌として、未来へと受け継がれていくことでしょう。
以前にも、アップしていましたのでご紹介します。(9年前、27万回の再生でした。) 

 
このようにフォークソング好きにはたまらない、素朴で愛すべきあの頃の曲がまだまだたくさんあります。
次回への期待を膨らませながら、演奏のプレッシャーにおののきながらも、頑張ります!
 

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「岬めぐり」をアップ!

  • 2020/05/03 21:59
アコギ1本弾き語りシリーズ! 「岬めぐり」をアップ!
 
このシリーズ、「山本コウタロー&ウィークエンド」の「岬めぐり」(1974)をアップします。
 
 
5月になり、緑がいっそう鮮やかに、風も気持ちよく頬を過ぎる、良い季節となりました。何と、青森でさえ、27℃という夏日になり、全国的には真夏日の大変暑い一日になりました。
 
ゴールデンウィークでもあり、行楽シーズンで海や山へのレジャーも楽しいはずだったのですが、コロナで残念です。
 
さて、そんなことから、今日の曲は「岬めぐり」をアップしました。
 
恋に破れた傷心の旅唄ですが、リコーダーでの前奏やアコースティックギターの響きが寂しさと共になんとも言えずノスタルジックで心を離れない、フォークソングの唄本には必ず出てくる名曲ですね。
 
山本コウタローさんといえば、ソルティシュガー「走れコウタロー」が大変有名ですが、ウィークエンドのシングルでも「落ち葉の舗道」「祈り」などの曲が好きでした。
 
「岬めぐりの バスは走る 窓に広がる 青い海よ」
この岬は、三浦半島とのことらしいのですが、作者である山上路夫さんは特定の岬ではないと言っております。
 
「悲しみ深く 胸に沈めたら この旅終えて 街に帰ろう」
返って彼女を思い出してしまうのかもしれませんが、旅で心の傷を癒やすというのはありでしょうね。
特に好きなのは、次の一行です。
 
「砕ける波の あの激しさで あなたをもっと愛したかった」
ときどき、愛も揺らぐようなことが起きますが、ひたすら一途に、一方的だとしても、愛し続ける、そんな愛でありたい。…そう思うときがあります。愛は求めるものではなく、与え続けるものだから。しかし、もう遅い…。
 
「サボテンの花」にも、次の歌詞があります。
「絶えまなく降りそそぐ この雪のように 君を愛せばよかった」
まったく同じような思いではないかと思います。
 
しかし、それは愛が消えてから思うこと…。全てが終わってしまってはもう元に戻ることはできません。
ですから、皆さんも後悔のないように、無償の愛で相手を包める大きな人間になりたいですね。(自分に言い聞かせております)
 
曲は、アコギのG6のスリーフィンガーから入り、イントロのリコーダー部分もギターで演奏しました。それほど、難しい演奏ではありませんが、イントロ、間奏、アウトロと3回出てくるのでやはり緊張しました。
 
こうして、王道の曲をアップして参りましたが、曲は尽きないのですが、私の演奏技術がなかなか付いていけなくなりそうです。
さて、次回はどうなりますことやら…。
 
どなたか、感想なり、励ましなり、リクエストなりをメールで送っていただけないでしょうか?
それでは、また次のアップでお会いしましょう!

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