Ⅵ ライブに向けて ③ 役立つ?情報
ライブを実行する上で、私がやっていることで参考になりそうなことを書いてみました。役立つかどうかはなんとも言えませんが、一読いただければと思います。何と言っても、せっかく足を運んでくださるお客様を大切にする姿勢が大切だと思います。
ただし、どこまでサービスするかはよく考える必要もあろうかと思います。過度のサービスになり、自分やお客様の負担や気分を害することのないレベルでおこなうのがいいと思いますので。
1.チラシの作成はWEBで
部数が少ないうちは、PCで自作しインクジェットプリンターで印刷も行っていましたが、いかんせん、インク代がかなりかかります。また、お願いできる配布先が増えてくると、部数もかなり必要になります。ライブも回数を重ねると、チラシの部数の割には集客できないことにも気づきました。(これは、私だけかも知れませんが。)
気がつくと、300部から500部は必要になりました。そうなると、印刷はWEBの業者にお願いした方が資金的にも印刷の手間がかからないという点でもかなりお得だと思います。
もちろん、チラシの中身は自分でデザインする必要があります。私は、ワープロソフトで作成し、PDFファイルに変換し、WEBで業者に注文しています。ほぼ、一ヶ月前には納品できるように余裕を持って注文すると、お値段もお得になります。
たくさんの業者がありますので、いろいろと研究してみてください。わたしは、「ラクスル」のお得意様です。
2.告知はSNSなどを活用して
チラシの他に、ライブの告知の方法はインターネットを使わない手はありません。HPやブログ、フェイスブックやツイッターなどのSNSでの告知が有効と思います。しかし、そういう自分は、十分に活用しているとは言えませんので、あまり詳しくはなく、今後の課題です。また、ライブに集まる方の年齢からすると、インターネットもさることながら、チラシの効果や口コミ、タウン誌、新聞などが大きいようです。また、一度お出でになった方には、メールやはがきなどで次回のライブをお知らせするという方法もあろうかと思います。
3.アンケートを書いてもらう
私は、毎回お客様にアンケートを書いていただいております。内容は次のような項目です。
1.性別
2.年齢(30代、40代、50代、60代、70代に○を付けてもらう)
3.来場回数、何でコンサートをお知りになったか?
4.良かった曲
5.リクエスト曲
6.感想など
7.お名前とメールアドレス(もしよろしかったら、次回のコンサートの案内をメールで送ります)
はがきなどで案内を郵送する場合は、住所という項目もあっていいのかなと思います。しかし、あくまで可能な方にお答えいただくようにお願いして、無理のないようにしているつもりです。
それでも、毎回お客さんの総数の、6~7割の方に回答をいただいております。有り難いことです。リクエストにはなかなか全てにお応えできませんが、できる限り対応するように心がけています。また、感想などから、次回のライブの改善点が見つかることも多いです。
4.ソングブック、CDの準備
ライブの記念にお土産として、私が準備しているものに、ソングブックがあります。いわゆる、歌詞カードです。ライブで歌う曲のプログラムや私自身の自己アピールをのせ、曲の歌詞も載せた小冊子を毎回作成しています。これは、かなり手間がかかる作業です。しかし、私のライブの性質上、皆さんで口ずさんでもらうことも大きな目的にしているので、作成は欠かせません。特に、オリジナル曲をアピールするために歌詞を見てもらえるという点でも有効だと思っています。また、お客さんはステージよりもこの小冊子に視線が行きがちになるというデメリットもありますので、ステージ自体をアピールしたい場合は、要注意です。
下が、あるライブのソングブックの一例です。プロフィールや今後のコンサートの案内、プログラム、歌詞カードと可能な限りの情報を載せています。A4の用紙に裏表印刷し半分に折り、特殊なホチキスで真ん中を止めています。
お客さんの中には、CDが欲しいという方も出てくるかも知れません。著作権上、有料でカバー曲を歌ったり、CDを販売することは問題がありますので要注意ですが、オリジナル曲であれば可能かと思います。私は、無料で行っています。特に、オリジナル曲のCDが欲しいと言われたときは、感激しました。CDの作成は、PCに音源があれば素人でも可能です。是非、チャレンジしてみたいものです。