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アコギ1本弾き語りシリーズ! 「冬が来る前に」をアップ!

  • 2020/10/30 14:18

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「冬が来る前に」をアップ!

このシリーズ、「紙ふうせん」の「冬が来る前に」(1977)をアップします。

秋から冬にかけての定番曲と言えるでしょうか。
同名で「冬が来るまえに」(1976)という曲がオフコースにもあります。やはり、これから迎える厳しい冬に向けて、何かしらどうしてもしておきたいというような気持ちが湧いてくるのでしょうか。
いずれも、「冬が来るまえに もう一度あなたに会いたい」という意味の歌詞が見られます。さて、その願いが叶うかどうかは定かではありませんが、その想いに共感する人は多く、人気のある歌であることは間違いないと思われます。

【せつなsong度】5
秋から冬にかけての厳しさの中で、「あの人にもう一度会いたい」と歌い上げるこの曲は、男女問わず共感を得る「せつな歌」として、季節の風物詩的に胸に刻まれることは間違いないと思われます。

【せつなmelody】5
悲しげなイントロから坦々と流れるAメロの後、サビでは切ない思いを歌い上げ、気持ちを高揚させるメロディで構成されており、完成度の高い曲だと言えるのではないでしょうか。

【せつなword】5
「坂の細い道を 夏の雨に打たれ」
夏の記憶を呼び覚まし、
「秋の風が吹いて 街はコスモス色」
秋の訪れを告げ、冬の到来へと導きます。
「冬が来る前に もう一度あの人とめぐり逢いたい」
この曲はこの歌詞によって想いが貫かれます。この歌詞が全てといってもいいと言えます。

【せつなplay】5
今回はガットギターでの演奏としましたが、特にガットにこだわった理由はありません。ただ悲しげなイントロの後、ベース音によるコードの変化をギターで表現することにはこだわりました。しかし、演奏しながら歌うには厳しいものがあり、それなりに練習しました。(その割にレベルの低い演奏ですが…)

【総評】
ご夫婦で歌い上げるこの曲は、タイトルはもちろん、歌詞・メロディ、そして、男女で歌い上げるスタイルも全て「せつな歌」の要素を満たした絶品であろうと思われます。少なくとも私の求める「せつな歌」の最高峰と言えます。

【最後に】
今年度最大のイベントである、atomギターサークル結成5周年記念コンサートが中止となり、無観客での演奏をYouTubeにアップした直後の自宅での宅録作品です。
10月のアップは総数で10曲となりましたので、何とか目標に達したと言えます。しかし、コンサート以外の動画だと、2本だけでした。
今後、毎日が日曜日であった自由な日々から、臨時講師として毎日(土・日以外)仕事をすることになり、さらにアップには厳しい状況ですが、できる範囲でアップして参りたいと思っております。

それでは、次回もお楽しみに!

atomギターサークル5周年記念コンサート中止も、無観客で敢行!

  • 2020/10/20 20:40

atomギターサークル5周年記念コンサート中止も、無観客で敢行!

10/17(土)13:30~ 弘前文化センターでのコンサートは、弘前市内の急速な新型コロナ感染拡大とそれによるゲストの「たいぞう&IKUKO」さんの出演辞退により、当日の朝急きょ中止を決定いたしました。

前日の午後3時頃に文化センターさんと打ち合わせたときには、何とか挙行できそうでしたが、その後帰宅した5時頃には、状況が一変しており、急きょ当日の朝に中止を決定せざるを得ないところまで追い詰められてしまいました。

当日朝、9時にメンバー全員で話し合い、中止を決定しましたが、せっかくの5周年記念コンサートという機会なので、「無観客での演奏をしようではないか」ということになり、できればそれをYouTubeにでもアップしたいという結論に達しました。

下のリンクからコンサートの動画を見れます!
YouTube チャンネル「atom LIVE」

予定通り、セッティングが終わり次第、リハーサルを行い、12時頃から本番開始となりました。今回は、イトーヨーカドーカルチャーセンターのnorikoさんとあきこさんにも出演してもらいました。コンサートは数多くこなしているメンバーとは言え、このような大きな舞台は初めての方もおり、緊張なさったようです。それでも、何とかアンコール曲まで演奏し、録画することができました。

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入場時間の頃には、入り口に立ってお出でになったお客さんにお詫びとチケットの払い戻しをさせていただきました。皆さんが中止に至った状況をよく理解して下さり安心しました。

ほぼ予定通り録画を終え、片付けをして5時頃には帰宅でき、ホッと安堵できました。

全く、「一寸先は闇」であり、世の中何が起こるかわかりません。今回の経験から学んだことを生かし、何よりも皆さんの健康と安全を第一に考え、今後もコンサート活動を続けていきたいと思っています。

お世話になった、文化センターの成田さんを初めとしたスタッフの皆様、また、音響のお手伝いとアドバイスをして下さった盛さんに心より感謝を申し上げたいと思います。

チケットの払い戻しがまだの方はご連絡ください。

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「秋の気配」をアップ!

  • 2020/10/06 21:42

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「秋の気配」をアップ!

このシリーズ、「オフコース」の「秋の気配」(1977)をアップします。

秋の歌と聞かれて、この曲を上げる人、また、オフコースの曲として、この曲を上げる人も大勢いらっしゃることと思います。もちろん「せつな歌」としても人気のある曲であることは間違いありません。私のコンサートでも、オフコースや小田さんの歌をリクエストする女性の方が多いようです。しかし、キーの高さや歌の難しさから、できれば避けたい歌でもあります。

【せつなsong度】5
「男心と秋の空」、まさしく、秋の訪れが別れの季節となることは、紛れもない事実であり、しかもそのことを男の立場から歌として表現できた数少ない傑作と言えるのではないでしょうか。
しかも、オフコースの出身である、横浜を舞台に歌い上げたこの曲は「歴史に残るせつな歌」と言っても過言ではないでしょう。

【せつなmelody】4
イントロのガットギターから始まり、終始洗練されたメロディが織りなすこの曲は、当時の若い女性の心を捉えて放しませんでした。

【せつなword】4
「あれがあなたの好きな場所 港が見下ろせる小高い公園」
この歌詞から、この場所が「港の見える丘公園」であることがわかります。

「こんなことは今までなかった 僕があなたから離れていく」
男女に関係なく、このようなことは起こりうることです。しかし、男の立場から歌にしたという所にこの歌の希少性があります。また、女性にしてみれば、そのようにして分かれていく男心を想うことで、別れの辛さを癒やすことができたのかも知れません。

【せつなplay】4
ギターのプレイとしては、ガットギターでのイントロが肝となります。そして、オフコース特有の難しいコードを駆使することにより、曲にけだるさや山場をつくり盛り上げます。
オリジナル曲作りには大変参考になる曲と言えます。

【総評】
女性に人気のオフコースの中でも、特に、秋になると聞きたくなる曲のベストと想われます。もちろん、男性にも人気のあるグループであり曲でもあります。
ボーカルの小田さんの高いキーで透明感のある歌声を出すまでには至らない私の歌が恥ずかしい限りです。失礼いたしました。

【最後に】
この曲をアップしてから、すでに20日ほど過ぎました。秋はすでに、気配を超えて、確実に寒さと寂しさを連れてきました。
現在、10月17日の弘前文化センターでの一代イベント、atomギターサークル結成5周年記念コンサートに向けて頑張っており、ブログやYouTubeはままなりませんが、何とかお許し下さい。

それでは、次回もお楽しみに!

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「わかって下さい」をアップ!

  • 2020/10/06 21:10

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「わかって下さい」をアップ!

このシリーズ、「因幡晃」の「わかって下さい」(1976)をアップします。 

秋の歌として、この曲に挑戦しましたが、「せつな歌」としてもなかなかに存在感のある歌です。また、因幡晃さんは、秋田県出身であり、しかも、大館市ということで、非常に身近に感じております。6年ほど前、大館市民会館でライブを行ったことがありますが、当然地元の歌手ということで、この曲を歌いました。また、ヤマハのポプコン出身ということもあり、その点でもたたき上げの感があり憧れの人でした。しかし、何と言ってもこの曲をデビュー曲として歌った、キーの高い澄んだ歌声に魅了されたことはいうまでもありません。

【せつなsong度】5
タイトル、歌詞、歌声と、どれをとってもドストライク「せつな歌」の頂点に位置することは間違いありません。

【せつなmelody】4
全編を通した短調、そして、民謡のこぶしにも通じるメロディの転がしは、歌唱力の高さを見せつけると共に、キーの高さは切なさを倍増させています。

【せつなword】4
何と言っても、サビの
「これから淋しい秋です 時折手紙を書きます」
「涙で文字がにじんでいたなら わかって下さい」
この歌詞がこの曲の全てだと思われます。秋の訪れと共に終わる恋。しかし、二人の関係を終わりにできない心が手紙を書きたがります。…今は、メールでしょうか?
涙による文字のにじみは、紙の手紙とインクでなければあり得ないことでしょう。そして、最後にタイトルである、「わかって下さい」で曲を締めくくる。
この歌詞はなかなかに考え抜かれたものと思われますが、このことばをタイトルに使ったところに、切なさが表れていますね。

【せつなplay】3
ギターのプレイとしては、単調なアルペジオからサビにストロークと良くあるパターンであり、それよりも、歌唱力を問われる歌と言えます。

【総評】
夏の終わりの哀しみをもとにした「秋の歌」が一般的に「せつな歌」であることは、ほぼ間違いありません。しかも、真っ正面からそのことに挑戦して、さらに、聴く者の心を惹き付けるメロディと歌詞、そして、因幡晃の独特な歌い回しと哀愁を漂わせる歌唱によって、タイトルの「わかって下さい」に着地させることにより、この曲は聞く人の心を捉えて放しません。
久し振りに、この曲を歌い、昔感じた情感がよみがえってきた時、言い知れぬ懐かしさに包まれました。「若かったなあ」としみじみ思わされもしました。

【最後に】
この曲をアップしたのが9/15で、今日は10/6で、すでに20日ほど過ぎました。秋はすでに、寒さを伴うようになってしまいました。
YouTubeのアップもなかなかできずにいますが、10月17日には、弘前文化センターでの一代イベント、atomギターサークル結成5周年記念コンサートがあります。何としても、これを成功させたいと意気込んでおります。ということで、ブログやYouTubeはままなりませんが、何とかお許し下さい。

それでは、次回もお楽しみに!

コンサート&篆刻ワークショップ!in 宮川交流センター

  • 2020/10/01 20:42

コンサート&篆刻ワークショップ!in 宮川交流センター

9/29(火)14:00~ 弘前市宮川交流センターでこの会場では初めての、そして、このスタイルでは2回目のコンサート&篆刻ワークショップを開催しました。

残念ながら、参加者はスタッフを含めて4名と寂しいものでした。しかし、その分会場をゆったりと使い、濃厚なワークショップができたのではないかと思います。

まず、スライドで「篆刻」の概略を説明し、私の作例を見ていただきました。その後、いよいよ実習を開始し、最初は消しゴムで各自の希望する文字を彫ってもらいました。4人ともそれぞれご自分の名前をデザインした印を作ることができました。

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その合間に、「加茂の流れに」(かぐや姫)を歌い、作業のBGMにしました。
そして、石材に彫るための白文の印稿をつくり、印刀で彫り始めました。
BGMは「秋の気配」(オフコース)「まだ君を愛してる」(ビリーバンバン)

石材の方は、消しゴムに比べ時間がかかります。リクエストにお応えして「夕暮れ時はさびしそう」(NSP)。

4人とも作品を完成させることができました。また、印の簡単なキャップとして、袴も作ることができました。
「22才の別れ」(風)で終了です。

という感じで、コンサート&篆刻ワークショップは約30分ほどオーバーしましたが、無事所期の目的を達成することができました。皆さん筋が良く、最初とは思えない印が完成しました。(ほっと胸をなで下ろすことができました。)

「篆刻楽しかった」という感想をいただき、次への意欲へつながりました。今後も、このスタイルで継続していきたいと思っております。

このイベントの後押しとして支えて下さった端田さん、当日お手伝いただいた原野さん、大変ありがとうございました。

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