弾き語り

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アコギ1本弾き語りシリーズ! 「大空と大地の中で」をアップ!

  • 2020/04/20 21:24
アコギ1本弾き語りシリーズ! 「大空と大地の中で」をアップ!
 
このシリーズ、松山千春さん第4弾「大空と大地の中で」(1977)をアップします。

さて、この曲は北海道の大地に生きるたくましさを歌った曲であり、北国に生きる人々、もちろん、青森県に住む我々にも共感できるところが多い曲と言えます。
 

「こごえた両手に息をふきかけて」まさに北国に生きる人々の姿ですね。(もちろん、北国とは限りませんが…。)
次に、「しばれた体をあたためて」とあります。この「しばれる」は北国の方言だと思われますが、青森では「しばれる」とはいいますが、「しばれた体」というふうに「しばれた○○」とは使わないと思われますが…。北海道特有の言い方でしょうか?
 
「生きることが辛いとか 苦しいだとか言う前に」
「野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ」
なかなかに励まされる言葉です。ここで、「野に育つ花」とあります。多分これは、野原の草花をまとめた言い方で、何という植物かを指しているものではないと思われます。
 
俗に「名もない雑草」という言い方があるかと思いますが、「名前のない植物はない」と植物に詳しい方からは反論されることでしょう。まあ、「取るに足らない植物」という意味だと思います。
 
ところで、自分のことを「名もない雑草」「取るに足らない植物」と本気で思っている人って、一体どれだけいるでしょうか。と、余計なことが思い浮かびます。きっと、そんな風に自分を自覚して頑張ろうと思える人はそんなに多くはないのではないでしょうか。そういう自分も、自分を雑草と思う心がどこまで本心かと問われると、何だか気持ちが揺らぎます。
 
まあ、どうでもいいことかも知れませんが、いずれにしても、苦しいときや辛いときに力が湧いてくる曲であればそれでいいのだと思います。
 
松山千春さんの得意な「おしとやかで慎ましやかな女性が泣きながら身を引く」というドラマに属さない曲ですね。
 
ギターの演奏としては、フラットピックでの前奏のメロディと他はストロークで通しました。これまでの、曲に比べると難易度は下がりますが、それだけに独りよがりのテンポにならない正確さが求められます。(まあ、多少乱れても、一人だからいいですかね。)
 
以下はどうでもいいことですが、参考までにお知らせします。
 
前回まで、撮影機器としてカメラをZOOMのQ8を使ってきました。なぜなら、マイクを直接接続でき、高音質が期待できるからです。しかし、今回カメラを変えて、パナソニックのHC-V480MSにして、音もカメラのマイクで録音しました。理由は、Q8は保存形式がmovファイルであり、通常Windowsでは再生できません。HC-V480MSはmp4なので、Windowsで再生可能であり、何かと扱いやすいです。また、Q8のレンズがかなり広角であるため、なるべく撮影範囲を狭くするためにと、また、Q8では音をマイクで録音したのですが、もっと簡略化できないかと言うことで変更してみました。
結果は、かなり簡単に録画できるようになり、音質も動画編集ソフトで少しエフェクト(リバーブやEQの処理)をつけると、Q8で撮ったものと遜色ないのではないかと思います。今後のことを考えて、いろいろと試しながらやっていきたいと思っております。
また、ギターもYAHAMAのコンパスCPX-15に変更しました。特に理由はないのですが、これも試験的にやってみました。
 
最後に、いろいろと楽しみながらアップできたのは、前回の「旅立ち」の難易度が高かったためだと思われます。
さて、次回は誰の何という曲か大変楽しみなところですね!(と言う方がいるかも知れないという期待を込めた設定です…ハイ(^0^;)
 

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「旅立ち」をアップ!

  • 2020/04/19 18:25
アコギ1本弾き語りシリーズ! 「旅立ち」をアップ!
 
このシリーズ、松山千春さん第3弾「旅立ち」(1977)をアップします。
 
実は内情を明かしますと、この曲が私にとって最難関でありまして、まともに弾けそうになかったので、アップを先に先にと延ばして参りました。アップ後の今も納得していないのですが、ここを超えないと次に進めそうもなかったので、80点ながらアップさせていただきました。
 

また、こうして聞いてみると、ギターとボーカルの音量のバランスも悪く、できればやり直したいと思っています。現在の私の力量ではこれが精一杯と言うことで何とかお許しください。
 
何が難しかったかと言いますと、前奏のベースの移動もさることながら、間奏のメロディが高いところから、ギターの奏法上1オクターブ下げざるを得なく、私にとってはなかなかに難しい演奏となりました。
 
さて、この曲は坦々とこれでもか!と、Aメロが繰り返されます。そして、最後だけサビで盛り上げて終わるというパターンです。その単調さが返って曲の雰囲気作りに生きているのでしょうか。
 
ただし、終始アコギのスリーフィンガーが流れており、途中でプリングオンやプリングオフで装飾しながら、じっくりと速いテンポの伴奏が固めていると言った感じで、当時のギター小僧にとっては垂涎の挑戦曲だったと思われます。
 
実際、私自身もこの曲のスリーフィンガーを弾きながら歌も歌えるようになったときには、大変な満足感を感じたものでした。ただ、前奏や間奏に挑戦したのはこれが最初です。当時は、そんなことを考えることすらできないレベルだったのです。
 
ただし、詞の内容としては、松山千春さんが得意な、わがままな男が旅立ちと言い訳して(ここは私の独断と偏見ですが)別れ話を切り出し、それに対して控えめでおしとやかな女性が泣きながらひっそりと身を引くという設定です。まあ、良くあるパターンなのかも知れませんが、こんな女性がいるものでしょうか?
 
そんなことで、松山千春さんの曲を3曲歌っているうちに、あの曲もあの曲もと思い出されるのは、やはり、年齢的に最も多感なときに自らの経験とクロスするものがあったからと思われます。
 
今しばらく、松山千春さんが登場するかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「時のいたずら」をアップ!

  • 2020/04/16 21:47
アコギ1本弾き語りシリーズ! 「時のいたずら」をアップ!
 
このシリーズ、松山千春さん第2弾「時のいたずら」(1977)をアップします。
 
1977年と言えば高校3年生でしたので、大学受験目前でした。この年は共通1次テスト開始の前の年で、プレテストというものが行われたのでした。また、国立大学は1期校と2期校があり、2校受験することができました。
 
私は、北海道大学を受験しましたが、青森から青函連絡船で函館に渡り、札幌への汽車に乗ったものの、記録的な大雪で列車は動けなくなり、夜中に途中から代替のバスで移動しました。札幌でバスから降りた時に、テレビ会社の取材を受けため、宿に入ってもその放映が気になり、勉強どころではなかった記憶があります。さらに、試験の最中には、寝不足から居眠りをして、目を覚まして、ハッとしたことも覚えています。
 
…残念ながら、北大は失敗でした。その頃、北海道の松山千春さんが売り出しており、つぎつぎとシングルやアルバムを発売していました。
シングルを時系列で並べると、次のようです。
1st A:「旅立ち」   B:「初恋」
2nd  A:「風車」    B:「銀の雨」
3rd A:「時のいたずら」B:「白い花」
4th A:「青春」    B:「My自転車」
5th A:「季節の中で」 B:「青春Ⅱ」
となっており、5thがついに、オリコン1位を獲得しています。ちなみに、10th「長い夜」も1位を獲得しました。
 
私にとって、この頃は高校生から大学生へと青春まっただ中であり、千春さんの曲はまさに当時の自分の恋とも重なり「切ない歌」として、心に刻み込まれました。
その中でも前回の「銀の雨」や今回の「時のいたずら」、また、「旅立ち」「初恋」は思い出深い曲です。
 
なかでも「時のいたずら」の
「今日はやけに君が大人に見えるよ」「僕の知らないまに 君は急に」
これこそ「時のいたずら」で少女が大人の女に変わっていき、そのまぶしさに戸惑いながら、結ばれることなく別れに向かっているようです。
 
「昔愛した人を思い出しただけさ」「今更言えないよ それは君だと」
未練がましく目の前の彼女に思いを告げようとしても、それができないもどかしさ、そして、好きだと告げることもなく別れ行く寂しさ。
結局、この曲の二人は結ばれることはないと思われます。

いきなりサビから入るこの曲はストロークで始まり途中からもの悲しいスリーフィンガーでしっとりと歌い、最後に、サビを繰り返して一層の寂しさと悲しみを歌い上げております。曲作りの上でも大いに参考となる曲です。
この曲も、2011年に一度アップしており、35,000回ほど再生されております。


9年後に再びアップしましたが、あのときと変わらず、3Capo(Gm)で歌い上げた自分に少しだけホッとしております。お聞き苦しさをお詫びいたします。
 

さて、このシリーズはもう少し松山千春さんが続きそうな予感を漂わせながら、この回を閉じたいと思います。
 

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「銀の雨」をアップ!

  • 2020/04/15 16:21
アコギ1本弾き語りシリーズ! 「銀の雨」をアップ!
 
このシリーズ、ついに、「銀の雨」(松山千春さん)(1977)をアップします。
 
実際にアップしたのが、4/13でこのブログが4/15となってしまいました。この時間差には、いろいろ理由があるのですが、とにかく、1日1本のペースでアップしてきたのが、できなくなりました。大変残念でしたが、私自身は昨日4/14には、次の曲に挑戦していたのですが、いかんせん、演奏が追いつかない状況となりました。
 
自分なりに、原曲に近づけようとアレンジすると、なかなかにギターが面倒になり、また、ギターがいいかなと思うと、歌がおぼつかなくなりと、朝から取り組んでも、夜中に満足できる動画が撮れない状況に陥りました。
 
当然、体も疲労困憊状態になり、昨夜の疲れからか、今日は仮眠も含めると10時間近い睡眠時間となりました。
 
そこで、思い切って、このシリーズの動画アップを少し休ませていただいております。
楽しみにされていた方々には、大変申し訳ありません。(勝手に楽しみにされていた方を想定して、謝罪しております。)
 
さて、「銀の雨」ですが、千春ファンには決して外せない名曲ですね。

 
奥ゆかしい日本女性が、男性を思うばかりに身を引いていくという、何と美しい物語なのでしょう。それに対して、この男性のなんとわがままで横柄なうぬぼれ屋であることか。(別れの理由はきっと男の浮気だと思うのですが。と、勝手に男像を描きましたが…。)
…しかし、実際にこんな男女の世界ってあるのでしょうか?
 
さて、それはさておき、この曲の肝はダブルストップとテンポの速いスリーフィンガーのギター演奏です。ちなみに私は、フォーフィンガーであり、千春さんはツーフィンガーで弾くとのこと。難易度の違いはあれ、小気味よいギターの演奏と高めのキーの歌が耳に残って離れません。
 
私自身にとっては、この曲をほぼ完璧に演奏し、歌い終わるまでを撮影するために、5時間ほど費やしました。特に、前奏と間奏にギター以外のメロディも入れてアレンジしたため、さらに、難易度が高まりました。
 
この曲は以前にもギター1本の弾き語りを動画にアップしており(2011)、何と24万回の再生となっております。しかも、2Capoですから、よほど声に余裕もあったのでしょう。
 

やはり、人気のある曲であり、ギターの演奏が珍しかったのかなと思われます。あれから、9年の歳月が流れたとは、驚きです。ギターの弾き方も歌も向上するどころか、衰えています。まあ、仕方のないことです。
 
この後も、何とか「切ない歌」をアップしていきたいと思っておりますので、楽しみにお待ちください。
(待っている人がいるかどうかは定かではありませんが、勝手にそう思って力を奮い起こして頑張ります!)

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「僕の胸でおやすみ」をアップ!

  • 2020/04/12 17:00
アコギ1本弾き語りシリーズ! 「僕の胸でおやすみ」をアップ!
 
ひとまず、かぐや姫シリーズの最後です。
 
この曲はパンダさんこと、山田つぐとさんの作詞作曲で『かぐや姫さあど』(1973)に納められ、南こうせつさんが歌いシングルでもヒットしました。石川鷹彦さんの編曲で、イントロのアコギのフレーズが光ります。簡単そうですが、指使いが難しく、だいぶ練習しました。また、間奏もメロディが弾けるまで随分弾いたのですが、いざ撮り始めるとミスだらけで、2時間ほどかけて諦めかけたときになんとか弾き終えることができました。
 
山田さんの同棲時代に作られたそうですが、なかなかに大人の雰囲気が漂い、素敵な曲です。
 
「君の笑顔の向こうにある悲しみは 僕の届かないところにあるものなのか」
お相手の女性の「大人」を感じますね。
 
「二人で歩いてきた道なのに なんて寂しい」
男と女の間には、いつまで経っても暗くて深い川があるのでしょうか。
 
しかし、そんな彼女に、
 
「古いコートは捨てて僕の胸でおやすみ」
と言い切れるかっこよさには感服です。とても、自分には言えないセリフです。
 
さて、かぐや姫シリーズをアップしてきましたが、とりあえずこの曲で終わります。もちろん、かぐや姫にはこの他にも弾き語りしたい素敵な曲がたくさんありますが、また、次の機会に回したいと思います。
 
次回からは、コンサートで良く弾き語りする曲をアップする予定です。
皆さん、楽しみに待っていてください!
(誰も待っていないと思いますが。勝手に次回につなげたいと思います。)
 

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