想ひのままに

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アコギ1本弾き語りシリーズ! 「わかって下さい」をアップ!

  • 2020/10/06 21:10

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「わかって下さい」をアップ!

このシリーズ、「因幡晃」の「わかって下さい」(1976)をアップします。 

秋の歌として、この曲に挑戦しましたが、「せつな歌」としてもなかなかに存在感のある歌です。また、因幡晃さんは、秋田県出身であり、しかも、大館市ということで、非常に身近に感じております。6年ほど前、大館市民会館でライブを行ったことがありますが、当然地元の歌手ということで、この曲を歌いました。また、ヤマハのポプコン出身ということもあり、その点でもたたき上げの感があり憧れの人でした。しかし、何と言ってもこの曲をデビュー曲として歌った、キーの高い澄んだ歌声に魅了されたことはいうまでもありません。

【せつなsong度】5
タイトル、歌詞、歌声と、どれをとってもドストライク「せつな歌」の頂点に位置することは間違いありません。

【せつなmelody】4
全編を通した短調、そして、民謡のこぶしにも通じるメロディの転がしは、歌唱力の高さを見せつけると共に、キーの高さは切なさを倍増させています。

【せつなword】4
何と言っても、サビの
「これから淋しい秋です 時折手紙を書きます」
「涙で文字がにじんでいたなら わかって下さい」
この歌詞がこの曲の全てだと思われます。秋の訪れと共に終わる恋。しかし、二人の関係を終わりにできない心が手紙を書きたがります。…今は、メールでしょうか?
涙による文字のにじみは、紙の手紙とインクでなければあり得ないことでしょう。そして、最後にタイトルである、「わかって下さい」で曲を締めくくる。
この歌詞はなかなかに考え抜かれたものと思われますが、このことばをタイトルに使ったところに、切なさが表れていますね。

【せつなplay】3
ギターのプレイとしては、単調なアルペジオからサビにストロークと良くあるパターンであり、それよりも、歌唱力を問われる歌と言えます。

【総評】
夏の終わりの哀しみをもとにした「秋の歌」が一般的に「せつな歌」であることは、ほぼ間違いありません。しかも、真っ正面からそのことに挑戦して、さらに、聴く者の心を惹き付けるメロディと歌詞、そして、因幡晃の独特な歌い回しと哀愁を漂わせる歌唱によって、タイトルの「わかって下さい」に着地させることにより、この曲は聞く人の心を捉えて放しません。
久し振りに、この曲を歌い、昔感じた情感がよみがえってきた時、言い知れぬ懐かしさに包まれました。「若かったなあ」としみじみ思わされもしました。

【最後に】
この曲をアップしたのが9/15で、今日は10/6で、すでに20日ほど過ぎました。秋はすでに、寒さを伴うようになってしまいました。
YouTubeのアップもなかなかできずにいますが、10月17日には、弘前文化センターでの一代イベント、atomギターサークル結成5周年記念コンサートがあります。何としても、これを成功させたいと意気込んでおります。ということで、ブログやYouTubeはままなりませんが、何とかお許し下さい。

それでは、次回もお楽しみに!

コンサート&篆刻ワークショップ!in 宮川交流センター

  • 2020/10/01 20:42

コンサート&篆刻ワークショップ!in 宮川交流センター

9/29(火)14:00~ 弘前市宮川交流センターでこの会場では初めての、そして、このスタイルでは2回目のコンサート&篆刻ワークショップを開催しました。

残念ながら、参加者はスタッフを含めて4名と寂しいものでした。しかし、その分会場をゆったりと使い、濃厚なワークショップができたのではないかと思います。

まず、スライドで「篆刻」の概略を説明し、私の作例を見ていただきました。その後、いよいよ実習を開始し、最初は消しゴムで各自の希望する文字を彫ってもらいました。4人ともそれぞれご自分の名前をデザインした印を作ることができました。

miyakawa.jpg

その合間に、「加茂の流れに」(かぐや姫)を歌い、作業のBGMにしました。
そして、石材に彫るための白文の印稿をつくり、印刀で彫り始めました。
BGMは「秋の気配」(オフコース)「まだ君を愛してる」(ビリーバンバン)

石材の方は、消しゴムに比べ時間がかかります。リクエストにお応えして「夕暮れ時はさびしそう」(NSP)。

4人とも作品を完成させることができました。また、印の簡単なキャップとして、袴も作ることができました。
「22才の別れ」(風)で終了です。

という感じで、コンサート&篆刻ワークショップは約30分ほどオーバーしましたが、無事所期の目的を達成することができました。皆さん筋が良く、最初とは思えない印が完成しました。(ほっと胸をなで下ろすことができました。)

「篆刻楽しかった」という感想をいただき、次への意欲へつながりました。今後も、このスタイルで継続していきたいと思っております。

このイベントの後押しとして支えて下さった端田さん、当日お手伝いただいた原野さん、大変ありがとうございました。

「退職日記 007」 10/1

  • 2020/09/30 10:43

「退職日記 007」 10/1

・定年退職後の4/1から約180日、4月から9月の6ヶ月、半年が終わろうとしている。すでに肌寒くさえ感じる日々が訪れ、暑い夏が懐かしく思える秋となってしまった。

・コロナの影響は変わらずであるが、今月は旅行もライブ(9/5、9/26、9/29)も行うことができた。また、第2回目のライブ&篆刻ワークショップも実施できた。それらの結果をもとに、今後の活動を考えていかなければならないので、何とも言えないが、次に向けた準備のスタートを始めているところである。確固としたライフワークの道につなげたいと思っている。

・サークル結成5周年記念として開催する「弘前文化センター」でのコンサートに向けた動きも、チケット販売や会場との打ち合わせなど徐々に詰めに向かっている。…かな?

・さて、今月も何かにと忙しかったが「遊暮人」としての達成度はどうか?

★「遊」の達成度:80% (前月60%)
・やりたいことのNo1は「旅行」である。娘と息子の計らいで、仙台旅行をすることができた。2泊3日の予定で、仙台市内と秋保温泉に宿泊し、夫婦と娘夫婦と孫2人、息子と7人での行動となり、孫とのふれ合いもできた素晴らしい旅となった。何と言っても、主役は孫たちで、テーマパークや公園などでのんびり過ごすことができた。また、夜は居酒屋やホテルの食べ放題など、存分に食も楽しむことができた。娘夫婦と息子には感謝感謝である。

・しかも、予定より1泊日程を延ばし、仙台の楽器店めぐりをしてアコギを見て回ることができた。無収入の身であり、アコギ購入の力は弱々しいものの、最後の1本を探し出すヒントとなった。

・やりたいことのNo2はライブ、コンサートであるが、9/5の松の湯では約20人で満席、9/26のヒロロホールでのコンサートは、約50名のほぼ満席となった。また、9/29のライブ&篆刻ワークショップは、お客さんは少なかったものの、いろいろとお話をすることができ、次の活動への情報をいただくなど、有意義であった。

・やりたいことNo3の「YouTubeへの動画のアップ」は、2本に留まり、完全に停滞してしまった。

・ということで、達成率は前月の60%に対して、80%と大きくポイントを上げた。自分なりにはやりたいことができたと思う。もちろん、停滞している部分もあるので、80点が妥当と思う。

・それにしても、最終目標の、「弾き語り日本一周の旅」の夢に向けた、自由な旅行への目処は立たないままでいる。

★「暮」の達成度:8.0%(先月3.5%)目標20万、達成額16,000円。
・「暮」としての、カルチャーセンターでの講座は何とか1月分をこなしたので、今月も6,000円ほどの報酬がいただける。(安いね…)

・9/5のコンサートではカンパが3,000円、9/26のコンサートでは、1枚500円のオリジナルCDが6枚売れたので、3,000円。9/29のライブ&ワークショップでは参加料が4,000円(これは材料費なので利益とは言えないが…)。

・収入の目標額は20万円。かなり大胆な目標であるが継続したい。今月は、8%ほどになった。今月も微々たる収入だが、先月の2倍になった。とりあえず、3万円を目指す!

★「人」の達成度:20%(先月20%)
・これは、大きく、①社会への貢献、②家族への貢献、③自分の心や体の健康④人間としてのスキルアップを考えている。

・②について、家事の手伝いは皿洗いなど継続できている。

・④として、ワークショップに向けて、消しゴムはんこ作りや篆刻の作品作りに毎日のように取り組んだ。わずかではあるが、スキルアップにつながったのではないかと思う。
ピアノとギターの動画レッスンには今月も取り組めなかった。

○総評
・体調は悪くないし、旅行やライブ、ワークショップ開催のためのスキルアップもそれなりにこなせたので、充実した月となった。
しかし、YouTubeへのアップができなかったのは、残念である。

・ライブが3回もあり、しかも、篆刻のワークショップもあったので、忙しかったのは事実である。そんな中で決行した仙台旅行では、孫を含め家族の絆を深めることができた(と、自分では思っている)ので良かったなあと思っている。

・人と人の縁の不思議さを痛感している。私の知り合い同士が、実は別なところでつながっていたという例をたくさん見た。だからこそ、出逢いを大切にし、出逢った縁を大切にしなければとつくづく感じている。
そして、出逢いから得た「チャンス」を逃さないように、「チャレンジ」を続けていきたいと思っている。そうすれば、きっと自分を「チェンジ」できる。
「3つのC」をいつも心に携えて…。

※「3つのC:チャンス、チャレンジ、チェンジ」

ヒロロコンサート 4th 無事終了!

  • 2020/09/30 09:26

ヒロロコンサート 4th 無事終了!

9/26(土)14:00~ ヒロロでのコンサートを無事終えることができました。
今回は、サークルのコンサートとしては今年初となりました。こちらでのコンサートは4回目を迎えました。
今回も、コロナの影響で会場は、客席の間隔を1mほどあけ、最大約50名の設定で行いましたが、ほぼ満席状態でした。

「アトムのテーマ」、「神田川」、「いちご白書をもう一度」をメンバー全員で演奏した後、コバルト(原野さん)、シブガキ(須藤さん)、小笠原さん(ウッディ)のソロステージを行いました。
その後、10分間の休憩を取り、その間に次回のコンサートなどのコマーシャルをさせていただきました。

後半は、atomことわたしのソロステージということで、オリジナル曲を5曲歌わせていただきました。
「青春」「黒石物語」「青春の街~弘前~」「歌おう「旅編」」「悲しい星座~オリオンの冬」
サークルのコンサートでこれだけのオリジナル曲を歌うのは珍しく、特に、「黒石物語」と「青春の街~弘前~」には、小笠原さんにリードギターで演奏をしていただき、聞き応えのあるものとなりました。感謝です!

そして、ラストステージでは、「あの素晴らしい愛をもう一度」「翼をください」「22才の別れ」アンコール「心の旅」となだれ込み、感動的なフィナーレを迎えることができました。
コロナの影響で皆さんでの大合唱ができなかったのは大変残念でしたが、シェーカーで盛り上がることができてよかったです。

IMG_20200926_161304.jpg

これまで数え切れないくらいコンサートをさせてもらいましたが、最近、少しマンネリ化しているのではという気持ちの停滞を感じていました。
確かにそのように感じる方も多いのではないかと思います。しかし、我々のコンサートに10回以上も足を運んで下さっている方もおられます。
そのことは、我々の力というよりも、「歌の力」の素晴らしさだと思います。もちろん、今回のコンサートが初めてという方も半数ほどおられます。やはり、歌が人間の心を引き寄せる力は計り知れないくらい、強いものなのだと思います。

人生には、楽しいことだけではありません。悲しいこと、辛いこと、苦しいことの方が多いのかも知れません。しかし、そんな時に力を与えてくれるのが「歌」でした。
「寄せ返す波は消して いつも穏やかではないけれど」
「繰り返す日々を君と 歌いながら生きてゆきたい」  
                 ~atomオリジナル曲 「あといくつの秋」より

たとえ、マンネリと言われ飽きられても、大好きな歌を歌い続けたいという気持ちが新たに湧いてきているところです!

会場にいらしてくださった方々、ヒロロのの方々、サークルの皆様ありがとうございました。

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「そんな時」をアップ!

  • 2020/09/15 21:49

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「そんな時」をアップ!

このシリーズ、「チューリップ」の「そんな時」(1974)をアップします。

 この曲は前回の「セプテンバー」と同じく、3rdアルバム「TAKE OFF離陸」に収められています。季節は夏から秋にかけてという感じでしょうか。つまり、「セプテンバー」の季節と重なっているのだろうと思います。

非常に短い曲ながら、過ぎた恋に未練があることを隠しつつ、ささやかながら幸せを探して生きていこうとする男性の悲しみは、自分とだぶりつつ、切なさを感ぜずにはいられません。

【せつなsong度】5
曲自体が短いからこその、、詞の裏に垣間見える在りし日の楽しい日々と現在のつつましさが明快な長調のメロディと共に何とも言えない切なさを伝える、「せつな歌」と言えるのではないでしょうか。
【せつなmelody】4
オリジナルのDキーで弾かせてもらいましたが、ハイコードを使った印象的なアコギの響きが全体に不思議な明るさと浮遊感を漂わせます。長調であり、短く明快なメロディはすーっと心に刻まれるような気がします。
【せつなword】4
「思いがけず君と出逢い 思いがけず恋に落ちた」
何気ない表現ですが、心はとても大きな振幅で揺れ、いわゆる一瞬にしてほぼお互い同時に恋に落ちたと思われます。
「風が吹くそんな時 ふと思い出す君の涙」
財津さんは「風」が好きです。さて、風によって思い出された「君の涙」はどんな理由で彼女のまぶたからこぼれたのでしょうか。いろいろに想像されますが…。
「君はもう見つけただろう くちぐせだった愛のくらし」
女性が求める愛のくらしとは…?
「ぼくはずっとずっと同じ 雲のようにただ浮かんでいる」
しかし、男性は根無し草で茫洋と夢を追いかけていたりします。気がつくと、浮雲のようにふわふわと漂っているだけの自分に気がつくのです。
この1行が切なさの極みですね!
【せつなplay】4
前奏のハイコードがこの曲の不思議な雰囲気を醸し出しています。が、演奏自体はそれほど難しくなく、このフレーズはいろいろな曲にも応用できそうです。
【総評】
3rdアルバム「TAKE OFF離陸」はチューリップを代表する曲「青春の影」なども収められた秀逸なアルバムです。その中で、小曲ながら「そんな時」は「せつな歌」として私の心を捉えてはなしません。個人的な趣味嗜好が強いような気もしますが…。
【最後に】
この曲をアップしたのが8/27で、すでに20日ほど過ぎました。まだまだ暑い夏の日に、エアコンを効かせて録画しました。しかし、今はもう朝晩は15・6℃と少し寒いくらいの気温となりました。この気温が「セプテンバー」や「そんな時」を一層切ない歌に演出します。

棘(イバラ)のような感性の塊だった中学3年生の頃、すり切れるくらい聞いたアルバムに収められていた珠玉の小曲をアップできて、できはまだまだですが、良かったと思っております。

9月は10曲を目標にアップしたいと思っております。それでは、次回もお楽しみに!

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