想ひのままに

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「退職日記 013」 4/1

  • 2021/04/01 20:40

「退職日記 013」 4/1

・定年退職後の2020年4/1から約360日、4月から3月までの12ヶ月が終わりました。 新しい年度始まりである今、東京では桜満開宣言が出されてすでに9日も経ち、青森も開花宣言が4/12で満開は4/17との予想です。

・気温も高くなったものの、それでも吹く風が冷たい今日この頃です。 それにしても、黄砂がやってきて、日本列島もその汚れにまみれているという感じで、温暖化の影響で砂漠化が進んでいるのかと心配な近年の状況です。

・コロナの影響は相変わらず続いており、非常事態宣言は解除されても、大阪など蔓延防止法の発動がされる地域もあり、第4波が確実に押し寄せています。

・私の住んでいる青森でも昨日は、感染者が81人と過去最高となり、まったく油断のならない状況です。ワクチン接種も着々と?進んでいるようですが、まだまだ行き届く目処が立ちません。

・3月も仕事など何かに縛られることなく、自由に過ごせました。コンサートも3/6に松の湯交流館で21回目を開催できました。参加者も少しずつ増えていて、春の訪れと共に明るい兆しが見えてきた感じでした。

・WEBライターの仕事に追われた時期もありましたが、依頼主から継続を断られるなどもあり、現在は音楽関係の仕事を細々と続けている状態です。

・ただし、ハンコが売れ始めて、先月は19個を販売しました。リピーターも多く、2回3回と買っていただいた方もおり、有り難い限りです。売れ高も15,000円ほどになりました。 やっていて良かったと実感しております。

・ということで、割と自由に過ごせた3月「遊暮人」としての達成度はどうか?

★「遊」の達成度:5% (前月3%)

・やりたいことのNo1である「旅行」は、全く実行できませんでした。

・やりたいことのNo2はライブ、コンサートです。 3/6に松の湯交流館で今年度最後の通算21回目のコンサートを開催できました。約25名のお客さんに来場いただき、充実したものとなりました。 詳しくは、このブログで報告させていただいております。

・やりたいことNo3の「YouTubeへの動画のアップ」はできませんでした。

・ということで、達成率は前月の3%に対して、5%と少しだけアップしました。 自由な時間はあったものの、WEBライター、篆刻作家としての仕事に追われていたことも事実です。

・最終目標の「弾き語り日本一周の旅」という夢は、今後のワクチン接種などにより、少し希望が湧いてきています。また、春の訪れと共に旅への思いが膨らんできています。

・今年のモットーである「継続は力なり」も、当初計画していたことが進まないこともありますが、少しずつでもこつこつやっていこうと思っています。というか、それが今年の決意でしたね。

★「暮」の達成度:13%(先月20%)目標200,000円、達成額26,219円。

・「暮」としての、カルチャーセンターでの講座を今月も何とかこなし、見学にお出でになった方もいたため、今月はいつもより1,000円増で7,219円の報酬がいただけました。

・篆刻印(ハンコ)が19個売れ、約15,000円ほどの利益がありました。(信じられません!?)

・セミナーを受講しながらやっているWEBライターの報酬はまだありません。

・松の湯交流館でのコンサートでいただいたCD代とカンパが、4,000円でした。

・今月の収入の総額は、26,219円。 目標額は200,000円。かなり大胆な目標です。今月は、13%という達成率です。 やはり、お金に関しては厳しい世の中ですね。

・来月からの収入は、カルチャー講師の報酬、WEBライターの報酬、ハンコの売り上げの3つのほか、 4月から臨時講師としての務めを始めるので、そちらが入る予定です。 しかし、月の勤務時間が読めず、収入の目処も立ちません。少しでも、「暮」の達成目標である20万円に近づけたいと思っています。

★「人」の達成度:25%(先月20%)

・これは、大きく、①社会への貢献、②家族への貢献、③自分の心や体の健康④人間としてのスキルアップを考えています。

・②について、家事の手伝いは皿洗いの他、料理作りに挑戦しています。 何と、電気圧力鍋という魔法のアイテムを手に入れたのです。 ・その名は、「ティファール T-fal ラクラ・クッカー コンパクト電気圧力鍋 CY3501JP」です。 ヤフーショップで15,700円でした。 tyfarl.jpg

現在テレビショッピングで盛んにコマーシャルされているものです。 ショップジャパン、アイリスオーヤマ、ティファール、パナソニックと比較して、この機種にしました。決め手は、➀値段の安さ、②調理方法の種類、③本体の大きさとかっこよさ、かな。 それぞれに良い点があり、いろいろ迷いましたが、最終的には③が決め手になったかな? この鍋で家族に調理をしてあげたいと思っています。 追々このブログでも紹介したいと思っております。

・スキルアップに関する取り組みも、忙しさにかまけてほとんどできませんでした。だから、音楽的にも、篆刻的にも、書道的にもスキルは先月よりもさらに下がっているものと思われます。

◆総評

・体調がよく、気候も良くなったためか、全体的には平和に過ごすことができました。 何と言っても、今月になり一段と篆刻の注文が入り、篆刻作家活動はかなりの忙しさでした。 このまま、継続して注文が入ってくれれば良いのですが、なかなかそうは行かないだろうと思います。

・退職後1年という期間がアッという間に過ぎてしまいました。この間、特に進歩したことやスキルアップしたことはありません。 しかし、篆刻に関しては、自分なりに印の構成を工夫し、購入した方に喜びのコメントをいただけたことが、とてもうれしいです。

・また、最近スマホで動画録画の際に使うマイクを購入したため、YouTubeへのアップに対する意欲だけは高まっています。 mic.jpg

さらに、オリジナル曲作成の使命感?も少し湧いてきて取りかかっています。

・というふうに、新年度に入り、温かい日差しに誘われて動き出した生き物のように、私の心もむずむずし始めていることは確かです。

・いつもいつも同じ言葉ですみませんが、「やらずに後悔するよりやって後悔した方が良い」のであって、チャンスを作るのも自分自身だし、チャンスを見つけて逃さないのも自分自身なのだと思います。(スミマセン、偉そうに…)

・やはりこの後も「3つのC」をいつも心に携えて…、今月もポジティブに生きたい!と思っています。 ※「3つのC:チャンス、チャレンジ、チェンジ

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「ひとり上手」をアップ!

  • 2021/03/26 11:53

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「ひとり上手」をアップ!

このシリーズ、中島みゆきの「ひとり上手」(1980)をアップします。

冬の歌として、この曲に挑戦してアップしたのが2月13日であり、この記事を書いている1ヶ月半も前のことになってしまいました。

その間、常に心に引っかかっていました。言い訳をすれば、WEBライターの仕事に追われていたことや、篆刻印の注文が入り始めたことなどで今日に至ってしまい、恥ずかしい限りです。

さて、中島みゆきさんと言えば、誰もが認める女性シンガーソングライターの大御所です。私なんぞが「何をか言わんや」でたくさんの女性ファンの心を捉えて離さない憧れの方です。

恐れ多くて私自身は彼女の曲を歌うことはほとんどありませんでした。札幌出身であり、北国というだけで何となく身近に感じていたものの、女心の核心に迫る彼女の曲に近づくことはできないと半ばあきらめて歌えなかっただろうと思います。

そんな彼女の代表曲とも言える「ひとり上手」に挑戦したのは、同じYouTubeでギター一本で弾き語っている方に出逢ったからです。とてもお上手にイントロや間奏などもギターで編曲なさっており、感動しました。

また、自分のコンサートで「女性シンガー特集」という企画をして、荒井由実、竹内まりや、五輪真弓さんらとともに、外せないのが中島みゆきさんであり、彼女の曲としては「ひとり上手」が歌えそうという気持ちで挑戦してみました。

【せつなmelody】4
全編を通して短調による悲しいメロディが胸を締めつけます。サビに至っても、割と坦々と流れるメロディがむしろ、ひたひたと押し寄せる寂しさと決別の辛さを際立たせているような気がします。

【せつなword】5
「私の帰る家は あなたの声のする街角」
「あなたの帰る家は 私を忘れたい街角」
この2行の対比は残酷すぎる二人の心を表現しています。相手を求める女性と、その相手を避けようとする男性。そんなドラマをこんなにわかりやすく表現できるのが、みゆきワールドなのだと思います。とても、男の私なんぞができる芸当ではありません。

さらに厳しいのが、
「冬の雨に打たれて あなたの足音をさがすのよ」
凍えて死んでしまうかも知れない状況でさまよう様は、哀れ極まりないですね。しかも、その姿がますます彼の心を自分から遠ざけてしまうのに…。

「手紙なんてよしてね なんどもくり返し泣くから」
手紙の残酷さをこれほどうまく表現するとは、さすがですね。

「電話だけで捨ててね 僕もひとりだよとだましてね」
こんな女心はとても書けませんね。
ということで、歌詞の全てがせつな歌の最高レベルと言えるのではないでしょうか。

【せつなplay】3
ギターのプレイとしては、前奏も間奏も同じメロディなので、一回マスターすれば大丈夫なのですが、私のような未熟者だとやはり何回も練習が必要でした。
でも、ほぼ原曲をそのままギターでアレンジしているので曲としての完成度は高く、弾き語りの曲としてはぜひ皆様に聞いていただきたい曲と言えます。

【総評】
みゆき節の傑作と言える「ひとり上手」は男女の別れ歌として今後も永く歌い継がれることでしょう。
「一人が好き」という言葉の裏には
「私を置いていかないで」
「ひとりが好きなわけじゃないのよ」
という本音が隠れています。見事にその心を歌い上げた中島みゆきさんに完敗ですね。

【最後に】
女性シンガー特集の中で、どうしても外せない中島みゆきさんです。この曲を歌えたことにホッとしています。できはさておき、いつかは挑戦しなければと思っていたからです。
まだまだ、彼女の素晴らしい曲は尽きません。今後も挑戦します。

新年の決意通りに何事もうまく行くわけではありません。
でも、ボーッと一日を見送っているわけでも無く、それなりに忙しい日々です。それはそれでいいのだと思っています。特に、「暮」=生業、生計を立てる、このことの難しさを痛感しています。
ライターの仕事では、300円稼ぐのも一日がかりで大変です。

そんな中、YouTubeへの動画アップも弾き語りブログのアップもままなりませんが、ライフワークとして続けていけたらと思っております。
それでは、次回もお楽しみに!

松の湯交流館コンサート 21th 無事終了!

  • 2021/03/26 10:35

松の湯交流館コンサート 21th 無事終了!

3/6(土)14:00~ 松の湯交流館でのコンサートのご報告をいたします。
こちらでのコンサートは何と21回目を迎えました。
かれこれ、あれから20日も経ってしまいました。遅くなって申し訳ありません。

今回も、コロナの影響で会場は、客席の間隔を1mほどあけ、最大約20名の設定で行いましたが、総勢25名と少しずつお客さんが増えてきた感じがしました。

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今回は「女性シンガー特集」と言うことで計画しましたが、さらに私にとっての「せつな歌」でもあることをもとに選曲させていただきました。

・約束(五輪真弓) ・ひとり上手(中島みゆき) ・百万本のバラ(久保田早紀)
・会いたい(沢田知可子) ・駅(竹内まりや) ・卒業写真(荒井由実)

今回も原野さんにゲストとして参加してもらい、彼の「それぞれのメロディ」という曲にサイドギターとコーラスをつけました。また、私の「青春の街~弘前~」と「悲しい星座~オリオンの冬~」にもリードギターとコーラスをつけてもらいました。

一人でアコギ一本の弾き語りもいいですが、二人でギター2本が絡み合ったり、コーラスで歌声に幅ができたりという世界もいいですね。

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今回は、懐かしいオリジナル曲も歌いました。

・桜(2013)  ・君へ(2014)  ・黒石物語(2019)

何と、もう7~8年も前の曲なのですね。年を取るはずです。
最近は、なかなかオリジナル曲ができません。とてもとても長いスランプですね。プロだったらとっくにクビですね。
アマチュアで良かったなあと思います。でも、そろそろオリジナル曲も作らないと…。

クライマックス、アンコールでは、いつも通りの
・22才の別れ ・心の旅 
で締めくくることができました。

今回もコロナの影響で、皆さんと大合唱することができずに残念でしたが、マスク越しに聞こえる歌声やシェーカーで参加していただき、手応えを感じることができました。

 

◆コンサート後の感想とリクエスト曲をご紹介します。

・アトムさんとコバルトさんのコラボがよかった。「ビリーバンバン、村下孝蔵の曲」
・アトムさんの味と声が良く出ていて良かった。「春一番」
・「津軽の旋律」木村繁編曲
・暗いと歌詞が見えないので、明るくしてほしい!「青春時代」
・のどかさが感じられる。「中島みゆき:糸、時代」「いちご白書をもう一度」
・「本田路津子さんの曲が聞いてみたい」
・曲を通して追い打ちの涙がこぼれない
・聞かせ曲より盛り上げ曲の方が好きです。「南こうせつ、コンサートツァー」
・「宗谷岬」
・日頃の心のもやもやが晴れてしまった。楽しかった。「君へ」
・ふわっとした気持ちがグー
・女性シンガー特集の今回の選曲はアトムさんの声に合っていて心地よく聞くことができました。山崎ハコ、絵夢、森田童子のせつな歌もなかなかいいですよ。いつか歌ってください。

 

自分で言うのも何ですが、温かくなり「声がでていた」という実感がありました。耳鼻科医の先生から「声帯は年齢で衰えないから、どんどん鍛えてください。」とのこと。

「せつな歌」が多いので盛り上げ曲というのがほとんどないので、今後皆さんで楽しめる曲も取り入れていきたいです。

これからも、リクエストにお応えしつつ、歌い続けたいと思います。

会場にいらしてくださった方々、松の湯交流館のスタッフの方々、サークルからお手伝いの齋藤さん、原野さんありがとうございました。

この会場はもともと銭湯を改修したもので、壁のタイルや体重計などに面影があります。
何と、浴槽も残っているんですよ。(右下のあたり)
また、黒石に係わるいろいろなおみやげも買えますのでぜひ皆さん遊びにお出でください!

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「退職日記 012」 3/1

  • 2021/03/02 15:14

「退職日記 012」 3/1

・定年退職後の4/1から約330日、4月から2月までのの11ヶ月が終わりました。3/3の桃の節句を迎えようとしている今、ようやく春がやってきたという感じです。日本列島を高気圧が覆い、移動性の気団が中国から訪れるようになってまいりました。

・コロナの影響は相変わらず続いているものの、非常事態宣言の一部地域の解除も菅首相から出されました。私の住んでいる青森は関係なかったのですね。と、のんびりしたことを言ってますが、この解除には反対の声が多いようです。 ワクチン接種も医療従事者から始まり、4月には65才以上の高齢者が始まります。ということで、明るい兆しが見えてきたのかなと少し安堵しているところです。

・2月は、外に出勤するなどの仕事に縛られることなく自由に過ごせました。でも、コンサートやワークショップなどは開催できませんでした。とてもそんな開放感も余裕もなかったですね。 何より、冬の寒さが厳しく、雪かきなんぞも昨年にくらべると除雪機の稼働が9回とそれなりにありました。

・また、WEBライターの仕事が3件ほど重なり、締め切りに終われたことも余裕のなかった原因と言えます。詳しい業務内容は守秘義務のため書けませんが、音楽関係、教育関係、塾関係と私にとっては縁のあるお仕事で有り難い限りです。ただし、報酬は微々たるもので、今月は2,704円です。

・また、ハンコも売れ始めて、先月から計7個を販売しました。ただし、件数としては3件で同じ人から2個や4個の注文があったためです。ただ、このハンコも注文の依頼が継続するものではなく、2月半ばに商品の発送を終えたところから、現在まで注文はありません。そのころ、調子に乗ってヤフオクで石材を買い集め2万円近い出費をしたので、売れ高約5,000円を軽く超えてしまいました。 世の中は厳しいのだということを実感しています。

・ということで、冬の厳しさ、ハンコ販売、WEBライターの仕事などがあり、締め切りに終われるという作家生活が始まった2月の「遊暮人」としての達成度はどうか?

★「遊」の達成度:3% (前月5%)

・やりたいことのNo1である「旅行」は、全く実行できませんでした。

・やりたいことのNo2はライブ、コンサートですが、こちらも全くできませんでした。

・やりたいことNo3の「YouTubeへの動画のアップ」は「ひとり上手」(中島みゆき)の1曲に留まりました。やはり、作家生活に追われ、ギターの練習もままならずなかなか前へ進みませんでした。

・ということで、達成率は前月の5%に対して、3%とさらに低い評価にしました。コロナに封じ込められており、WEBライター、篆刻作家として仕事をしていたことにより手も足も出ない感じでした。

・最終目標の、「弾き語り日本一周の旅」という夢は、ワクチン接種などにより、少し希望が湧いてきていますが、遠い遠い遙か彼方にあることは確かですねぇ。

・今年のモットーである「継続は力なり」も、念頭の決意がゆらぎ、締め切りに終われる日々に流されています。これじゃいけない!とは思っていますので、今後もう少し心に余裕を持ってできることを少しでもこつこつやっていこうと思っています。

★「暮」の達成度:20%(先月111%)目標200,000円、達成額41,472円。

・「暮」としての、カルチャーセンターでの講座を今月も何とかこなし、途中でお辞めになった方もいたため、今月はいつもより1,000円減で5,391円の報酬がいただけました。

・石材のハンコが6個売れ、5,408円ほどの利益がありました。(すごいですね!)

・セミナーを受講しながらやっているWEBライターの報酬はまだ今月は2,704円です。

・臨時講師としての未払い分が4,200円入り、卒業証書の揮毫料が5,000円。 その他、保険の還付金等が19,399円でした。

・今月の収入の総額は、41,472円。 目標額は200,000円。かなり大胆な目標です。今月は、20%と言う達成率です。微妙ですが、還付金などがなければ、10%でした。お金に関しても厳しい世の中ですね。

・来月からの収入は、カルチャー講師の報酬、WEBライターの報酬、ハンコの売り上げのみです。 どれも、安定しているとはとても言えません。WEBライターは仕事があれば引き受けて、すこし頑張ってみようと思いますが、険しいですね。

★「人」の達成度:10%(先月20%)

・これは、大きく、①社会への貢献、②家族への貢献、③自分の心や体の健康④人間としてのスキルアップを考えています。

・②について、家事の手伝いは皿洗いの他、除雪機を9回稼働させ無駄に広い(それほどでもないですが…)屋敷の雪かきができました。

・スキルアップに関する取り組みも、忙しさにかまけてほとんどできませんでした。だから、音楽的にも、篆刻的にも、書道的にもスキルは先月よりもさらに下がっているものと思われます。

◆総評

・体調はまずまずであったため、平和に過ごすことができました。なかなか依頼のなかったWEBライターの仕事が3件も入ったことと、ハンコ作成の依頼があったため作家活動に追われました。一時は、どうなることかと思われましたが、何事も「案ずるより産むが易し」で、少しコツを覚えると何とかなるもので、どうにか締めきりに間に合い、収入につながりました。

・今は、3/6の松の湯交流館ライブに向けた準備もあり、久々のコンサートに向けた練習もしなければならず、WEBライターの仕事との掛け持ちが課題です。

・こうしてみると、忙しいながらも「遊暮人」という自分が描いていた生活に一歩ずつ近づいているような気がします。 まあ、くどいようですが、「やらずに後悔するよりやって後悔した方が良い」のであって、チャンスを作るのも自分自身だし、チャンスを見つけて逃さないのも自分自身なのだと思います。(スミマセン、偉そうに…) やはりこの後も「3つのC」をいつも心に携えて…、今月もポジティブに生きたい!と思っています。

※「3つのC:チャンス、チャレンジ、チェンジ」

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「雨は似合わない」をアップ!

  • 2021/02/26 10:30

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「雨は似合わない」をアップ!

このシリーズ、「NSP」の「雨は似合わない」(1974)をアップします。

秋から冬の歌として、この曲に挑戦してアップしたのが10月27日であり、この記事を書いている4ヶ月も前のことになってしまいました。その間、心に引っかかってはいたものの、忙しさにかまけて(臨時講師の仕事やWEBライターの仕事など)今日に至ってしまい、恥ずかしい限りです。

さて、「NSP」と書きましたが、正しくは「N.S.P.」のようです。彼らは、岩手県の出身ですが、天野さんが一関市、中村さんが宮古市、平賀くんが花巻市だったのが、一関工業高等専門学校で出逢い同級生になったと言うことです。高専と言えば、なかなかに優秀な方々だったのだと思います。
彼らも、現在は67才となりましが、天野さんは52才という若さで亡くなっています。

「あせ」という曲でヤマハのポプコンでニッポン放送賞をもらい、「さようなら」(1973.6)でデビューしました。デビュー曲が「さようなら」というのもねらったのだと思われますが。その後、シングルで「あせ」(1973.10)「ひとりだちのすすめ」(1974.3)を出した後、「夕暮れ時はさびしそう」(1974.7)がオリコン1位になりました。そしてその次のシングルが「雨は似合わない」(1974.12)です。かなり初期の曲と言えます。

彼らの独特なメロディと叙情的な詞は主にリーダーの天野さんによるものですが、根強いファンが多く、私のコンサートでもしばしばリクエストされます。そう言えば、未だに彼らのような、やや土臭さのある少しメルヘン的?な曲調には出会えていない気がします。もちろん、彼らの曲を「せつな歌」とする人は多いでしょう。

【せつなsong度】5
青春時代の切ない思い出を歌った曲として、雪国の人間としてもせつな度はかなり高いですね。

【せつなmelody】4
全編を通した短調による「冬の風景の描写」と「回想している二人きりの世界と別れ」、淡々としたメロディが寂しさを倍増させています。

せつなword】4
少年時代の回想、二人で歩いた場面、現在の自分と場面が変わっていきます。どの場面も自分自身が経験したようなことと重なり、口にするのが恥ずかしいような「少年の日の甘酸っぱい感傷」ばかり。

「ちいさいときしかられたこと」
「きみがころべばいいなとネ」
「おでことおでこくっつけて またはなしがしたい」

とても、私なんぞは「歌詞」にはできないフレーズです。しかし、それがN.S.P.の大きな魅力と言えます。そして、サビだけを並べると、

「冬だから 雨は似合わない」
「冬だから 君を思い出す」
「冬だから 白と黒の町」
「冬だから さよなら思い出す」
「冬だから 君はもういない」

残酷な現実は少年にも容赦なく訪れるのでした。
「冬だから 雨は似合わない」と歌っていますが、「雨」ではなく「雪」が似合っているというのでしょうか?天野ワールドですね。

【せつなplay】3
ギターのプレイとしては、スリーフィンガーで淡々と流れていきます。サビも、それほどの抑揚はないのでスリーフィンガーで通しています。

【総評】
秋の終わりから冬にかけての風景を歌にしたという点でこの曲は確実に「せつな歌」と言えるでしょう。冬と言えば雪景色が定番ですが、冬の雨を題材にしたと言う点でもしみじみとしたせつなさが伝わります。

学生時代誰もが憧れたり経験したと思われる、女の子と一緒に過ごす時間や失恋の痛みの描写も懐かしさと共にせつなさを思い起こさせます。N.S.P.の独特な世界です。

【最後に】
遅ればせながら「雨は似合わない」を書きながら、やはり何と言っても自分の好きなことをするのはいいなあと思っています。(自己満足の極みですが…)
YouTubeへの動画アップも弾き語りブログのアップもままなりませんが、ライフワークとして続けていけたらと思っております。
それでは、次回もお楽しみに!

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