想ひのままに

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アコギ1本弾き語りシリーズ! 「駅」をアップ!

  • 2020/05/16 17:57
アコギ1本弾き語りシリーズ! 「駅」をアップ!
 
このシリーズ、「竹内まりや」の「駅」(1986)をアップします。
 
この曲は、中森明菜さんに提供した曲であり、後に自身もセルフカバーし、彼女にしては珍しいマイナー曲でこれほど売れるとは思っていなかったようです。
 
駅を舞台にした、男女の物語を哀愁あふれるメロディで表現した珠玉の名曲であり、まりやさんの代表曲と言えます。彼女の曲は、当時はニューミュージックと言われていたと思いますが、思いのほかヒット曲が多いですし、他のアーティストへの提供曲も多いですね。旦那さんが、山下達郎さんということもあり、楽曲の制作にご夫婦で携わることも多かったと思われます。
 
それにしても、いつも余裕を感じさせる母となっても美しい彼女の容姿とあふれる才能にはただただ驚くばかりでした。
 
「あなたがいなくてもこうして 元気で暮らしていることを さり気なく告げたかったのに…」
別れた女性にこのように言われる男性とは、どんな方なのでしょうか。さぞかし、魅力的な男性なのだと思います。自分だとあり得ないなあと思ってしまいます。(私なんかだと、きっとそのようなことを告げようとは思わない、つまり、もうどうでもいい存在になっていると思います。)
 
「それぞれに待つ 人のもとへ 戻っていくのね 気づきもせずに」
彼にも、そして自分にも待つ人がいるというこのシチュエーションはなかなかに大人だなあと感じます。それぞれ、2年後にはパートナーができるのですから、やはり、お二人とも魅力的な方々なのだと思います。
 
「今になって あなたの気持ち 初めてわかるの 痛いほど 私だけ愛してたことも」
これも、なかなか言えないセリフですね。自分のことは「あなたをどれだけ深く愛していたことでしょう。」とは言えますが、相手の愛を推し量ることはできないと思います。
 
「改札口を出る頃には 雨もやみかけた この街に ありふれた夜がやってくる」
この曲で私がもっとも好きな一節です。季節は、少し蒸している梅雨の頃でしょうか、それとも、寒さが忍び寄る秋雨の頃でしょうか。個人的には、前者のような気がしますが、レインコートを着るのは、秋かなとも思います。
 
いずれにしても、駅から出て雨が止むまで、胸を締め付けるような、別れた彼を思う短い時間は過ぎ去り、現実に引き戻され日常に帰って行く、なんとも言えない寂しさ…、それとも、安堵感?、様々に想像される言い知れぬ感情がさらりと表現されていて、素晴らしいと思います。
 
今回も、ガットで弾き語りました。間奏のメロディを自分なりにギターでアレンジしましたが、演奏はまだまだです…。
 
さて、女性シンガーの曲はキーが大変問題になります。最近、年のせいか喉が簡単にかすれるようになりました。お聞き苦しいと思いますが、ご勘弁ください。さて、この状況で今後ライブなどはできるのか不安ですね。
…くよくよ考えても始まりません。
 
緊急事態宣言が解除されたりしておりますが、まだまだ油断はできません。もちろん、ライブやコンサートはまだまだできそうもありません。
 
今後も、YouTubeでの表現に力を入れていきたいと思っておりますので、皆さん、あきれずにお付き合いください。(もちろん、無理にお付き合いいただく必要は全くありませんので…。^^;)
 
それでは、次回また元気にお会いしましょう!
 

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「道標ない旅」をアップ!

  • 2020/05/14 21:25
アコギ1本弾き語りシリーズ! 「道標ない旅」をアップ!
 
このシリーズ、「永井龍雲」の「道標ない旅」(1979)をアップします。
 
福岡県出身でデビュー当時は、パーマのこんもりした頭髪が何か鬼才ぶりを感じさせました。かつ、非常にクリアなハイトーンボイスであり、かつ、詞に使われる言葉や漢字がとても新鮮で大変魅力的な歌い手として、心に刻まれました。
 
そして、何と言ってもこの曲「道標ない旅」は曲の良さと相まってグリコのアーモンドチョコレートのコマーシャルに使われたことにより、より強く印象づけられ忘れられない曲となりました。
 
未だに、あの頃の若くて新鮮な感受性が甦るようで、この曲を歌うこと自体が楽しみであり、心には澄んだ青空が広がり、白い雲が流れていくような気持ちになります。
 
また、彼の曲にはもちろん「切ない歌」も多く、中でも「つま先坂」は昔愛した人とすれ違う瞬間を見事に表現する傑作であり、詞の鋭角さとクオリティの高さを感じさせます。いつかは、こんな詞を書きたいと憧れる作家ですね。
五木ひろしさんへの「暖簾」の作詞で日本作詩大賞「優秀作品賞」を受賞しており、折り紙付きですね。
 
「閉ざされた部屋の窓を 開けてごらんよ いつまでもそんな風に塞いでいないで」
若い心は多感であり、時として他愛のないことに心を開き浮かれもしますが、同様にほんの小さなことにも傷つきやすく、心閉ざして塞ぐこともあります。そんな、若者にストレートに語りかける詞が新鮮でした。
 
「そこにはあの日希望に燃えて 君が見上げた青い空が変わらずに続いている筈だ」
誰もが胸を高鳴らせ、青空を見上げて抱いたあの時の希望を懐かしく思い起こさせ、歩き出す勇気を呼び覚ましてくれるようです。
 
「青春を旅する若者よ 君が歩けばそこに必ず道はできる」
歩いた後に道ができるとは、高村光太郎にも通じる名言ですが、いやらしさがなく素直に受け入れられ、
「そこに必ず道はできる」と力強い励ましを与えてくれます。
 
アップに当たり、YouTubeで龍雲さん自身のライブと思われる動画を見つけたのですが、ギターの弾き語りに参考にさせていただきました。完全コピーとまではいきませんでしたが…。ましてや、演奏はまだまだです。(いつまで経ってもまだまだだと思われます。)
 
そして、驚いたことに、サビの最後の歌詞を彼は次のように変えて歌っていました。
「青春を旅する若者よ」これを「人生を旅する人たちよ」と。
年を取り年輪の増した彼らしい配慮だったと思われます。
 
私も60才となりましたが、まだまだ人生はこれからです。まさに、未だに「道標」=「しるべ」のない旅を続けております。そう、「道標ない旅」はタイトルからして傑作だったのだと思います。
 
いやー、日本人の心に響く懐かしくも新鮮な「切ない歌」はまだまだありそうですね。ほぼ、無尽蔵かも…。
次回への期待を込めて、今回はこれでお別れです!
 

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「過ぎ去りし想い出に」をアップ!

  • 2020/05/13 18:30
アコギ1本弾き語りシリーズ! 「過ぎ去りし想い出に」をアップ!
 
このシリーズ、「大塚博堂」の「過ぎ去りし想い出に」(1977)をアップします。

 
大塚博堂さんと言えば、フォークソングというよりも、シャンソンやニューミュージック・歌謡曲と言った雰囲気で、"愛を唄う吟遊詩人"として哀愁あふれる名曲が数多くあります。
 
『ダスティン・ホフマンになれなかったよ』で32歳での再デビュー。これが評価され、遅咲きながらも『めぐり逢い紡いで』『過ぎ去りし想い出は』『季節の中に埋もれて』などの曲で活発な音楽活動を行いましたが、1981年(昭和56年)5月18日に脳内出血のため37歳で急逝しました。
 
女性ファンが多く、コンサートでは涙ぐむ方が多かったそうです。私の、コンサートではそのような方はいませんので、是非近づきたいと思っております。また、私はすでに60才ですが、遅咲きのデビューももちろん請われればいたします。(すみません。身の程知らずで…。もちろん、冗談ですよー。)

と言うことで、若くして亡くなったことは大変残念ですが、憧れの歌い手ですね。今回の、「過ぎ去りし想い出に」は私の好みでアップしましたが、今後も代表曲をアップしたいと思っています。
 
この曲は作詞・作曲共に大塚さんで、一度聞いたら忘れられないメロディと歌詞で胸に響きます。
 
「愛は雪をとかし 恋が芽生えて 共にくらした日々は 遠い遠い今はむなし」
少しずつ溶ける雪のように二人の心が寄り添い合い、そして、恋に落ちる…どこにでもあるけれど、二人だけの愛の暮らしはかけがえのないものでした。しかし、今はそれが虚しく消えてしまった…。
これも、どこにもあることだけれど、思い出してしまう。
 
「過ぎ去りし想い出に ただ一人涙うかべ」
想い出に迷い込み、そして気付くと、涙が…。
 
「若い日の ほろにがい酒に もう一度酔いしれる」
想い出がよみがえる夜は、忘れるようにお酒を飲みながら、気付くと随分酔ってしまった…。
「若い日の ほろ苦い酒に」この一節が大好きですね。
 
本当に、歌詞もメロディも素敵な「切ない曲」の代表格ですね。
今後も、独断と偏見でそんな歌をアップして参りたいと思っております。
それでは、また次のアップでお会いしましょう!

「退職日記 002」 5/12 人生初の「羽毛布団丸洗い」!

  • 2020/05/12 23:27
退職日記 002」 5/12 人生初の「羽毛布団丸洗い」!
 
ある日テレビで、進化したコインランドリーの様子が紹介されていました。進化の様子はいろいろあったのですが、私は利用することもないと思っていたので、たいして関心はなかったのですが、その中で、布団の丸洗いが紹介されていました。
 
今私が使っているのは、羽毛布団なのですが、もう10年近く洗っていません。というか、洗えるのかさえわかりませんでした。薄い夏用の羽毛布団は、家内が洗ってくれたこともあったのですが、冬用はドライクリーニングだろうなと思ってはいたものの値段も高いのでそのままでした。
が、そのテレビでは羽毛布団を洗っていました。また、乾燥機にかけてもいました。
 
費用はともかく、ドライクリーニングは油臭いのが厭なので、今は時間もたっぷりあるし、特に今日は天気も良さそうなので、「羽毛布団丸洗い」に挑戦することにしました。
 
布団の表示には、水洗い不可とありましたが、もし、失敗しても新しく買い換えてもいいと割り切ってやってみることにしました。
 
午前中、10時半頃近くのコインランドリーには人が一人もいませんでした。平日の午前は狙い目なのかな?
 
ちょうどスタッフもいたので、話を聞きながら12㎏用の洗濯機に羽毛布団を丸めてつっこんで、コインを600円投入し(運悪く手持ちのコインも千円札もなく、5,000円札を1,000円札にスタッフに両替してもらって、両替機でコインにくずして)スイッチを入れ、31分の洗濯開始。洗剤もソフト仕上げ剤も自動と言うことでただあとは待つだけ。
 
近くのコンビニでジュースを買ったり、バイクの税金を払ったり(古いセローに乗ってます。税金は3,600円)、さらに、少し離れたスーパーで買い物をしたりして、気がつくと時間になっていました。
布団を取り出すと、脱水はしたようですが、予想通り濡れていたので、乾燥機に入れました。100円で10分。今度は、待ち時間にパソコンを取り出し、Wifiが使えるのでインターネットを楽しみつつ、10分経って、触ってみたらまだ完全に乾いていなかったので、さらに100円10分の追加。
 
終わりの合図で、布団を触ってみたら、大体乾いていたので家に持ち帰りました。まだ、完全に乾燥しきっていないので、天気も良さそうなので、庭の物干しに広げて乾燥させることにしました。
その後は、家の中で作業をしていて、干していたのも忘れていた4:00頃まだ乾ききっていないようなので、家内が取り込んでくれて、家の中の物干しに干して、本日は終了です。
さて、羽毛が完全に乾くのはいつのことでしょうか。まあ、いくらかは乾燥しきれない水分もあるはずです。
 
いずれにしても、洗えてさっぱりしました。次の、シーズンまで押し入れにしまっておこうと思っています。
ということで、「羽毛布団丸洗い」の挑戦はほぼ期待通りの結末です。また、コインランドリーは大変便利だなーと思います。洗濯のみ、乾燥のみでもいろいろ利用できそうです。今は、私の洗濯物は家内が洗濯機でやってくれています。(感謝のみです!)
 
今後は、このようなコインランドリーの利用も視野に入れながら、迷惑をかけないように生きていかなくてはと思っております。
 
「遊暮人」とて、家事もいろいろこなさくては家族の迷惑になるだけです。もちろん、まだまだ不十分ですが、今後も、今やっている皿洗い(一部ですが…)、風呂洗いの他、洗濯、掃除、料理などの家事にも積極的に関わりながら、生きていこうと思っております。

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「リバイバル」をアップ!

  • 2020/05/11 20:57

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「リバイバル」をアップ!

 このシリーズ、「五輪真弓」の「リバイバル」(1981)をアップします。先日、「『いちご白書』をもう一度を」アップした際、「リバイバル」という言葉から、この曲を思い出し、アップしました。

季節は、夏の雷雨の頃で、以前アップした時には、動画の始めに雷鳴の画像と音を入れました。
稲妻は激しい光の筋ですが、ほんの一瞬で消えてしまいます。それに例えて、「はかなく消えた二人の恋」と歌っています。

「あれほど激しく燃えた心が 今は灰色のリバイバル」
過ぎた恋を思い出すのは辛いものです。激しく求め合う二人、若さゆえの燃える恋でしょうか。

「あれほど優しかったあなたの面影が 今は青ざめたリバイバル」
別れた人の優しさは忘れられないものでしょう。しかし、今はその優しさを向けてくれはしません。

「繰り返すだけの思い出は 甦らぬ過去の物語」
消して再び甦ることのない物語。そう、そこには、二人だけの物語が存在したのです。

アレンジを含めた曲と五輪真弓さんの歌唱に泣けます。
私の心に「切ない歌」として、消えずに残る曲ですね。

今回も、エレガットで演奏しました。坦々と弾き続けられるギターのアルペジオとハンマリングオンが悲しさを一層増します。
簡単そうですが、歌いながらの演奏はなかなか厳しいものがあります。

ということで、今回も悔いの残る演奏ですが、ご勘弁ください。また、歌のキーもAmでの演奏となると、中途半端な高さで歌も厳しいものがありました。今回は5capoでしたが、7capoぐらいにしたかったです。女性シンガーの歌はなかなか面倒です。

さて、こうして31曲目をアップできました。かなり強引なところもありますが、そろそろ、ネタ切れと疲れが出て来ましたかな?

次回はいつになることでしょう?

お楽しみに!(毎度お馴染みですが、そんな人がいてくれるといいなあ)

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