想ひのままに

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アコギ1本弾き語りシリーズ! 「君と歩いた青春」をアップ!

  • 2020/04/29 18:04
アコギ1本弾き語りシリーズ! 「君と歩いた青春」をアップ!
 
このシリーズ、「伊勢正三」の「君と歩いた青春」(2003)をアップします。
 
この曲は、「風」の3枚目のアルバム『WINDLESS BLUE』(ウィンドレス・ブルー、1976)に収められている曲で、2003年のソロの曲とはアレンジが異なります。また、1981年太田裕美さんによってカバーされています。

今回は、伊勢正三さんのソロバージョンで演奏しました。風のバージョンはギターのアレンジがかなり面倒であることが主な理由です。
 

さて、ふるさとに帰る彼女を見送る男の唄です。これも、ご本人の回顧なのでしょうか?
「君と歩いた青春が 幕を閉じた」
この男性との関係を清算して帰郷すると言う設定だと思われます。
彼女は新しい人生に踏み出そうとしているのだと思いますが、まだまだ未練のある男は昔の仲間と仲良くやってくれなどと言葉を贈ります。
 
そして、彼女との出会いが仲間の誰よりも早かったことを回想します。
「君と初めて 出逢ったのは ぼくが一番最初だったね」
 
さらに、彼女が男だったら良かったのにとつぶやいて終わります。
「君は なぜ 男に生まれてこなかったのか」
この曲の最大のポイントだと思われますが、皆さんはいかがお感じでしょうか。
だったらどうなの?と言いたくなったりもしますが、妙に納得できるフレーズです。
 
この曲でその他に心に残るのが、次の一行です。
「みんないいやつばかりさ 僕とは違うさ」
どんなに自信のある人間でも、自分がこの世で一番とは思っていません。そして、自分を卑下しつつ、また、自分の価値に自信が持てず、周りの良さを褒め、自分がそれに劣ることを口にすることがあります。実は、そう思っていないのだと思いますが。
なんとも言えない男の悲しさかなと思います。
 
きっとわたしも別れ際こんな言葉を言うのではないかと思います。
これも、「全くその通りですね!」なんて言われたら、立ち直れませんが…。
 
さて、こうして若い頃の恋が幕を閉じていきます。まさしく「君と歩いた青春」という少し長めのタイトルがぴったりです。(少々臭いのがいいのです!)
 
前述の通り、演奏的には難易度は高くありません。今回も、その割に演奏のレベルはまだまだです。
しかし、いずれにしても、19曲目のアップが完了しました。
 
明日は、4月のラストデイですが、20曲目のアップで華々しく終えたいと思っております。
次回をお楽しみに!(なんとか4/30中にアップできますように!祈!)
 

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「あの唄はもう唄わないのですか」をアップ!

  • 2020/04/28 21:12
アコギ1本弾き語りシリーズ! 「あの唄はもう唄わないのですか」をアップ!
 
このシリーズ、「風」の第4弾「あの唄はもう唄わないのですか」(1975)をアップします。
 
シンガーソングライターの端くれとして、この曲は憧れの曲です。

私も曲を創りますので、その曲を「誰のために」とか「何のために」作るかと言うことは必ず意識します。もちろん、それが恋人だけとは限りませんし、一人であるとも限りません。ましてや、対象が人間とも限りません。
 
しかし、古今東西、どうしても「切ない心」が歌を作る原動力となるため、「切ない歌」として、恋の歌が圧倒的に多いですね。だから対象は、好きな人、好きだった人、愛している人、別れた人が多いのが事実です。
 
この曲では、昔一緒に苦労をともにして暮らした人がだんだん売れ出して、今はもう遠い人になってしまったという設定でしょうか。当然、彼女のために作られた唄もあるはずです。
 
「あの唄もう一度聞きたくて 私のために作ってくれたと今も信じてるあの唄を」
貧しいけれど幸せだった二人だけのかけがえのない物語に添えられたあの唄…。
 
「雨の降る日は近くの駅まで 一つの傘の中帰り道」
「そして二人で口ずさんだ あの唄はもう唄わないのですか 私にとっては想い出なのに」
(正やんの回顧なのでしょうか?)
この曲の「あの唄はもう唄わないのですか」という長いタイトルも効果的ですね。
 
さて、この曲のシチュエーションを逆に見ると、ミュージシャンが自分のコンサートで客席に好きな人(好きだった人でもいいですが)を見つけるという設定はなかなかありそうもないことで、大変劇的な場面かと思います。
 
ましてや、今演奏している曲を捧げた人が目の前にいる!なんてことが起こったらどうでしょうか!?
 
また、曲ができますね。
 
ギターの演奏的にはそれほどの難易度はありません。もちろん、私の演奏のレベルはかなり難易度が低いですが…。
 
さて、この「アコギ1本弾き語りシリーズ」もトータルで18曲となりました。できれば、4月中に20曲を達成したいという目標を掲げております。残り、後2日となりました。2日で2曲は容易いように思えますでしょうか?
 
それがなかなかなのでございます。できるだけ原曲を生かしたいという思いから、どうしても演奏の難易度が上がってしまいます。そうなると、練習が必要で、1日1曲とは行かないのです。ということを厭というほど今回経験しました。
 
しかし、何てったって後2曲ですから、頑張るしかありません!
 
じゃあその後は?
 
燃え尽きるかも知れません…。(そんな熱さは感じない、と言わずに…)
 
まあ、とにかく次回をお楽しみに!(楽しみにしている人がいるだろうか?)

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「星空」をアップ!

  • 2020/04/27 21:35
アコギ1本弾き語りシリーズ! 「星空」をアップ!
 
このシリーズ、「風」の第3弾「星空」(1975)をアップします。
 
この曲は、「風」のファーストアルバムに収められた曲で、作詞が喜田条忠、作曲伊勢正三となっております。2分15秒という大変短い曲で、他の曲に比べ、詞の内容も長さも少し異質?なものと言えるのではないでしょうか。
 
そのタイトル通り、夜空の星のようにキラキラと輝く、まるで宝石のような、または、少女マンガの主人公の目の燦めきのような曲と言えます。
 
詞の筋では、主人公の少女がお付き合いをしていたバレー部のキャプテンと死に別れるという悲しい歌なのですが、そんな悲しさはありません。それは詞もさることながら、曲がメジャー=長調であるということが大きな原因と思われます。
 
当時、高校1年生だった私たちは、かぐや姫の解散後、「風」のファーストアルバムに大いなる期待を寄せて針を落としたものでした。そして、その期待通り、このアルバムは私たちの心を掴み、特にアコースティックギターでアレンジされた「海岸通り」「星空」「あいつ」などがギター小僧の憧れの的となりました。なかでも「星空」のギターアレンジは取り組みやすく、当時、なんと多くの若者によってコピーされたことでしょう。
 
今回、懐かしさも手伝って、前奏も含めて楽しみながらアレンジしてみました。演奏自体はそれほど難易度の高いものではありませんが、やはり、苦労しました。
 
また、改めて「風」の曲を聴くと、伊勢正三さんが作られた数々の名曲達は、中高生時代の心と同じように、60才の琴線を震わせる「切ない歌」であることに気付かされます。
 
さて、今後のアップですが、なるべく原曲を生かして、それをギターでアレンジしようとすると、なかなかに手強く難易度の高さに打ちひしがれそうになります。それでも、何とかできる範囲で頑張っていきたいと思っているのですが…。
 
「その割に、ギターは下手だなあ~」と言われていることを覚悟しつつ、めげずに続けていきたいと思っております。
 
次回をお楽しみに!(楽しみにしているのは自分だけだったりして…)
 

「退職日記 001」 4/26

  • 2020/04/26 22:23
「退職日記 001」 4/26
 
・定年退職の日、4/1から26日が終わろうとしている。4月始めの日付が一桁のあたりは、1日1日が割とゆっくりと過ぎたような気がする。まだ、3日とかまだ8日とか。が、二桁になると一気に過ぎたような気がする。もうすでに26日も過ぎたと思うと、一体何をしてきたのかと思ったりしている。でも、それなりに充実はしていたと思う。
 
・時間がたっぷりあるので、日記を書く時間も多くなり、「想ひのままに」と名付けた日記用のノートはハイペースで減っている。そのノートには、見開き2ページを1日で使うようにして、右側のページに日記を書き、左のページは自由に何でも書き込めるようにしてある。そして、時々TODOリストを作り、やるべきことをやり残しのないようにチェックしてきた。また、大切と思われることの記録やスキルアップのための情報などの他、やりたいことや頭をかすめたアイデアも書き留めるようにしている。このことが、日々の充実につながってきたと思う。
 
・さて、目指すところの「遊暮人」としての達成度はどうか?
★「遊」の達成度:60%
・やろうとしたことを上げると、主に以下の5つが上げられる。
①旅行(できれば弾き語りの旅)②コンサート③YouTubeへの動画のアップ④カフェなどの開拓⑤カルチャーセンターの充実
 
・今できているのは、③のYouTubeだけである。1日1動画のアップを目標にしてきたが、それはかなわないまでも、4/5~4/26までで、16動画のアップができたことは自分でも良くやれたと思っている。なぜなら、ギター1本での弾き語り動画なので、ギターの演奏と歌を同時に一発で撮らなければならない。これは、予想以上に厳しい作業であった。何より、ギターのミスの多いこと…。4月中に20個の動画をアップすることを目標としているので、さらに頑張らねば。しかし、③のYouTube以外は、新型コロナの影響で完全に頓挫している。早く自由に旅行ができる状況が来ることを祈りたい。
 
★「暮」の達成度:5%
・これもやろうとしたこととしては、たくさんある。
①カルチャーセンターの講師②コンサートや施設訪問からのカンパや収益③ストリートライブでの投げ銭④カフェでの投げ銭⑤アルバイト(教育関係、その他なんでも)⑥断捨離による本や古紙のリサイクル収入⑦グッズなどの販売⑧YouTubeの収益化⑨ワークショップからの収入⑩ナリワイづくり⑪月3万円ビジネス⑫筆の代書による収入など
 
・今現在まで収入があったものは、⑥の本や古紙のリサイクル収入のみで、5,000円弱程度である。ある。また、「遊」として取り組んできた、YouTubeの動画アップによる再生回数と視聴時間の多少の増加により、⑧YouTubeの収益化にも挑戦しているが、具体的な収入はない。
・稼ぐことの厳しさは覚悟していたが、これも新型コロナの影響は否めず、明るい見通しは持てない。
 
★「人」の達成度:5%
・これは、深く考えていなかったので今思いついたものを上げる。
①町内会の仕事を引き受ける②家事を手伝う③コンサートなどで人を楽しませる④楽器のスキルアップによる精神力の向上⑤家族との団らん⑥ウォーキングや食事の節制によるダイエット
 
・できたのは、②家事の手伝いだが、朝と昼の皿洗いと風呂洗い程度なのでかなり低い。①はできれば避けたいが、お願いもされていない。③は全くできていない。④はピアノとギターの動画講座を申し込んで少しだけスキルアップを図っている。年会費が、66,000円なので、出費としてはかなり大きい。それに見合ったスキルを身につけるだけの根気が自分にあるかは、かなり不安である。⑤はまずまずにしても、⑥のウォーキングは雨が降ったり気温が低いなどで実施できないことが多い。まだまだ、目指す「人」にはほど遠いのだ。
 
○総評
・それぞれについては、さらに詳しく報告したいこともあるが、取りあえず、今の状況を自分なりに評価してみた。決して時間を無為に過ごしている訳ではないのだが、これまではYouTubeの動画アップにかなりの時間を割いてきた。今後、もっと時間の使い方を工夫して、達成度を上げたいと思っている。いずれにしても、新型コロナの影響が大きすぎて身動きできない。こればかりはどうにもならないのだが、ステイホームを有効活用しないと、気づけば体も心もどんどん年老いてしまう。今できることをやらなければ!
 
 

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「ささやかなこの人生」をアップ!

  • 2020/04/25 22:08
アコギ1本弾き語りシリーズ! 「ささやかなこの人生」をアップ!
 
このシリーズ、「風」の第2弾「ささやかなこの人生」(1976)をアップします。
 
「風」についてはすでに「22才の別れ」をアップ済みですが、再び「風」の曲になったのは、季節のタイミングです。
 

この曲は「桜」が花びらが散った後に冷たくされるという話から始まります。
 
桜の花はまるで一瞬のうちに満開から花を散らして終わるという潔さが人気でもあります。しかし、いったん花が散った後の桜の木に人はいつまでも執着すること無く、若葉の緑が鮮やかさを増していきます。
 
そこで、この時期にぴったりなこの曲を選びました。と言っても、日本列島は東西に長いので、時季が合っていないかも知れません。ここ青森は、今が桜のほぼ満開であり、この後散った後の桜が冷たくされる頃となります。
 
さて、この曲はそんな桜を例に、人が人を愛すること、そして人生を歌っています。
恋の始めは心を開き、閉め忘れて傷つき、そして、やがて恋が終わってしまう。それが人生というものだから、終わった恋を振り返りはせずに、涙を流して見送ろう。
と、いった感じでしょうか。
 
「誰かを愛したその日には たとえばちっぽけな絵はがきにも心が動き」
愛の始まる頃の、身の回りの全てのものが明るく楽しく見えるふわふわした様子ですね。
「愛をなくしたその日には 街角の歌にもふと足を止めたりする」
そして、愛をなくして別れた頃には、全てのものが悲しいと感じられ心が痛みます。
 
「やさしかった恋人達よ ささやかなこの人生を 喜びとか悲しみとかの言葉で決めて欲しくはない」
恋をしている二人は優しさに包まれていて周りを見失っているものです。しかし、いつかその恋が終わると悲しみだけが訪れる。私たちのささやかな人生は喜びや悲しみを繰り返しては、それを忘れつつ流れていく。それぞれの物語を紡ぎながら…。
 
人生には、恋の喜びも悲しみも訪れるけれど、やがて薄れていくよ。それが私たちのささやかな人生なのさ。と、そんなことを言っているのでしょうか?
 
さて、この曲の肝は、何と言っても前奏でのDコードのストロークと装飾音ですね。そして、曲全体もストロークで演奏されますが、しかし、あくまでも坦々と流れていくといった感じの柔らかい曲調が心を癒やします。
 
春の訪れと桜の季節ごとに思い出しては、ギターの前奏を弾きたくなる曲です。

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