想ひのままに

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アコギ1本弾き語りシリーズ! 「5月(May Song)」をアップ!

  • 2020/05/01 22:07
アコギ1本弾き語りシリーズ! 「5月(May Song)」をアップ!
 
このシリーズ、「ふきのとう」の「5月(May Song)」(1976)をアップします。
 
いよいよ今日から5月に入りました。退職から1ヶ月が経過しました。
 
今日は何をアップしようかと考えておりましたら、思いがけずフェイスブックにリクエストのコメントがあり、この曲を急きょアップすることにしました。以前にもアップしておりますが、耳コピをし直して、楽譜に書き込みをして準備を進めました。
 
しかし、なかなかその通りには弾けないものでして、(私の腕が未熟だからです。ハイ。)苦労しましたが、その割に原曲を再現できずに終わりました。
 
また、唄のキーも高く、なかなかに難しい曲でした。ふきのとうの殆どの曲は、山木さんが作られていますが、この曲は何と、細坪さんの曲であることに気付き、諸々納得した訳ですが、ふきのとうの曲に共通しているのは、絵本のような美しい場面やメロディと透明感のある歌声だと思います。この「5月」も絵本のような場面と心に残るメロディが忘れられず、5月になると歌いたくなる曲です。
 
「あなたは春をふりまく 泣き虫天使」
かわいい少女の泣き顔が浮かんできます。心が洗われるようです。
 
「ぼくは春を集める いつものピエロ」
そして、おどけて春の中を飛び回る主人公。自称、ピエロと呼んでおりますが、照れ隠しなのでしょうか?
 
「ふきのとう」は札幌出身で、同じ雪国と言うことで共感できる大好きなグループです。今後も、彼らの曲をアップしていけたらと思っております。
 
5月を迎え、ここ青森もようやく春らしく、いえ、初夏のような気候になりました。おそらく今年初めて最高気温が20℃に達したようです。
 
コロナによる鬱々とした日々の中でも、確実に季節が動いており、心が軽くなります。
 
さて、次回からの曲についての構想がなかなか固まりませんが、気長にやっていくつもりですので、皆様、気長にお付き合いくださればと思います。
 
それでは、また次のアップでお会いしましょう!

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「海岸通り」をアップ!

  • 2020/04/30 21:14
アコギ1本弾き語りシリーズ! 「海岸通り」をアップ!
 
このシリーズ、「風」の第5弾「海岸通り」(1975)をアップします。
 
4月最終日となり、かつ、20曲目のアップと言うことで、プレッシャーがかかりました。できるなら、この「海岸通り」をアップしたいと思って、改めてギターの耳コピをして準備を進めてきましたが、如何せん、なかなか原曲を再現するレベルまでには至りませんでした。
 
しかし、「風」シリーズの最後を飾るためには、避けて通ることができませんでした。
と言うことで、今はアップできた安堵感で一杯です。(もちろん、演奏内容はまだまだですが…)
 
男性が「船」で別れていくと言う場面ですが、その理由が「優しさ」であると言いながら、別れのテープが切れることの悲しさや絶望感に気付かなかったことを女性が責めています。さてさて、いかがなものなのでしょうか?
 
「船」といえば、青森では青函連絡船が思い出されます。北海道へは、小学校の修学旅行以来度々訪れましたが、函館を経由しての札幌への旅など、なかなかに趣のある旅であったことを思い出します。今では、青函トンネルを使った列車の旅や、飛行機での旅となってしまいました。ちなみに、私の新婚旅行は飛行機でのサッポロを中心とした海外旅行でした。(海を越えた旅行ということで…)
 
この曲で不明な点がありますが、
「夜明けの海が悲しいことを あなたから教えられた海岸通り」
さて、「夜明けの海」は悲しいものなのでしょうか?疑問です。むしろ、希望に満ちた一日の始まりと感じますが、そんな甘いものではないのでしょうか?
 
また、肝のフレーズが、
「あなたの言うとおり 妹のままでいた方が良かったかもしれない」
時々使われるフレーズではありますが、「兄妹のように仲の良い二人でいればよかった。それ以上に深入りして傷つきたくはなかった。そうすれば、別れることはなかったのに…」
ということでしょうか。
 
当時、高校生ぐらいだったギター小僧達にとって、「風」のファーストアルバムはどの曲もアコースティックギターがちりばめられており、特にこの曲に至っては、耳コピの憧れの的だったのではないかと思われます。未だに、十分に弾きこなせませんが…。
 
今回、20曲の節目にこの曲をアップできて、本当に良かったと思っております。それにしても、今日まで疲れました。1ヶ月で20曲のペースは今後キープできそうもありません。毎回楽しみにしてこられた方々には、大変申し訳ありませんが、(楽しみにしていた訳ではないと思いますが…)これからは、もう少しゆったりと演奏していきたいと思っております。
 
それでも、1ヶ月10曲を目標として、1年間で120曲はアップしたいなどと、無謀にも企てております。ハイ!

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「君と歩いた青春」をアップ!

  • 2020/04/29 18:04
アコギ1本弾き語りシリーズ! 「君と歩いた青春」をアップ!
 
このシリーズ、「伊勢正三」の「君と歩いた青春」(2003)をアップします。
 
この曲は、「風」の3枚目のアルバム『WINDLESS BLUE』(ウィンドレス・ブルー、1976)に収められている曲で、2003年のソロの曲とはアレンジが異なります。また、1981年太田裕美さんによってカバーされています。

今回は、伊勢正三さんのソロバージョンで演奏しました。風のバージョンはギターのアレンジがかなり面倒であることが主な理由です。
 

さて、ふるさとに帰る彼女を見送る男の唄です。これも、ご本人の回顧なのでしょうか?
「君と歩いた青春が 幕を閉じた」
この男性との関係を清算して帰郷すると言う設定だと思われます。
彼女は新しい人生に踏み出そうとしているのだと思いますが、まだまだ未練のある男は昔の仲間と仲良くやってくれなどと言葉を贈ります。
 
そして、彼女との出会いが仲間の誰よりも早かったことを回想します。
「君と初めて 出逢ったのは ぼくが一番最初だったね」
 
さらに、彼女が男だったら良かったのにとつぶやいて終わります。
「君は なぜ 男に生まれてこなかったのか」
この曲の最大のポイントだと思われますが、皆さんはいかがお感じでしょうか。
だったらどうなの?と言いたくなったりもしますが、妙に納得できるフレーズです。
 
この曲でその他に心に残るのが、次の一行です。
「みんないいやつばかりさ 僕とは違うさ」
どんなに自信のある人間でも、自分がこの世で一番とは思っていません。そして、自分を卑下しつつ、また、自分の価値に自信が持てず、周りの良さを褒め、自分がそれに劣ることを口にすることがあります。実は、そう思っていないのだと思いますが。
なんとも言えない男の悲しさかなと思います。
 
きっとわたしも別れ際こんな言葉を言うのではないかと思います。
これも、「全くその通りですね!」なんて言われたら、立ち直れませんが…。
 
さて、こうして若い頃の恋が幕を閉じていきます。まさしく「君と歩いた青春」という少し長めのタイトルがぴったりです。(少々臭いのがいいのです!)
 
前述の通り、演奏的には難易度は高くありません。今回も、その割に演奏のレベルはまだまだです。
しかし、いずれにしても、19曲目のアップが完了しました。
 
明日は、4月のラストデイですが、20曲目のアップで華々しく終えたいと思っております。
次回をお楽しみに!(なんとか4/30中にアップできますように!祈!)
 

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「あの唄はもう唄わないのですか」をアップ!

  • 2020/04/28 21:12
アコギ1本弾き語りシリーズ! 「あの唄はもう唄わないのですか」をアップ!
 
このシリーズ、「風」の第4弾「あの唄はもう唄わないのですか」(1975)をアップします。
 
シンガーソングライターの端くれとして、この曲は憧れの曲です。

私も曲を創りますので、その曲を「誰のために」とか「何のために」作るかと言うことは必ず意識します。もちろん、それが恋人だけとは限りませんし、一人であるとも限りません。ましてや、対象が人間とも限りません。
 
しかし、古今東西、どうしても「切ない心」が歌を作る原動力となるため、「切ない歌」として、恋の歌が圧倒的に多いですね。だから対象は、好きな人、好きだった人、愛している人、別れた人が多いのが事実です。
 
この曲では、昔一緒に苦労をともにして暮らした人がだんだん売れ出して、今はもう遠い人になってしまったという設定でしょうか。当然、彼女のために作られた唄もあるはずです。
 
「あの唄もう一度聞きたくて 私のために作ってくれたと今も信じてるあの唄を」
貧しいけれど幸せだった二人だけのかけがえのない物語に添えられたあの唄…。
 
「雨の降る日は近くの駅まで 一つの傘の中帰り道」
「そして二人で口ずさんだ あの唄はもう唄わないのですか 私にとっては想い出なのに」
(正やんの回顧なのでしょうか?)
この曲の「あの唄はもう唄わないのですか」という長いタイトルも効果的ですね。
 
さて、この曲のシチュエーションを逆に見ると、ミュージシャンが自分のコンサートで客席に好きな人(好きだった人でもいいですが)を見つけるという設定はなかなかありそうもないことで、大変劇的な場面かと思います。
 
ましてや、今演奏している曲を捧げた人が目の前にいる!なんてことが起こったらどうでしょうか!?
 
また、曲ができますね。
 
ギターの演奏的にはそれほどの難易度はありません。もちろん、私の演奏のレベルはかなり難易度が低いですが…。
 
さて、この「アコギ1本弾き語りシリーズ」もトータルで18曲となりました。できれば、4月中に20曲を達成したいという目標を掲げております。残り、後2日となりました。2日で2曲は容易いように思えますでしょうか?
 
それがなかなかなのでございます。できるだけ原曲を生かしたいという思いから、どうしても演奏の難易度が上がってしまいます。そうなると、練習が必要で、1日1曲とは行かないのです。ということを厭というほど今回経験しました。
 
しかし、何てったって後2曲ですから、頑張るしかありません!
 
じゃあその後は?
 
燃え尽きるかも知れません…。(そんな熱さは感じない、と言わずに…)
 
まあ、とにかく次回をお楽しみに!(楽しみにしている人がいるだろうか?)

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「星空」をアップ!

  • 2020/04/27 21:35
アコギ1本弾き語りシリーズ! 「星空」をアップ!
 
このシリーズ、「風」の第3弾「星空」(1975)をアップします。
 
この曲は、「風」のファーストアルバムに収められた曲で、作詞が喜田条忠、作曲伊勢正三となっております。2分15秒という大変短い曲で、他の曲に比べ、詞の内容も長さも少し異質?なものと言えるのではないでしょうか。
 
そのタイトル通り、夜空の星のようにキラキラと輝く、まるで宝石のような、または、少女マンガの主人公の目の燦めきのような曲と言えます。
 
詞の筋では、主人公の少女がお付き合いをしていたバレー部のキャプテンと死に別れるという悲しい歌なのですが、そんな悲しさはありません。それは詞もさることながら、曲がメジャー=長調であるということが大きな原因と思われます。
 
当時、高校1年生だった私たちは、かぐや姫の解散後、「風」のファーストアルバムに大いなる期待を寄せて針を落としたものでした。そして、その期待通り、このアルバムは私たちの心を掴み、特にアコースティックギターでアレンジされた「海岸通り」「星空」「あいつ」などがギター小僧の憧れの的となりました。なかでも「星空」のギターアレンジは取り組みやすく、当時、なんと多くの若者によってコピーされたことでしょう。
 
今回、懐かしさも手伝って、前奏も含めて楽しみながらアレンジしてみました。演奏自体はそれほど難易度の高いものではありませんが、やはり、苦労しました。
 
また、改めて「風」の曲を聴くと、伊勢正三さんが作られた数々の名曲達は、中高生時代の心と同じように、60才の琴線を震わせる「切ない歌」であることに気付かされます。
 
さて、今後のアップですが、なるべく原曲を生かして、それをギターでアレンジしようとすると、なかなかに手強く難易度の高さに打ちひしがれそうになります。それでも、何とかできる範囲で頑張っていきたいと思っているのですが…。
 
「その割に、ギターは下手だなあ~」と言われていることを覚悟しつつ、めげずに続けていきたいと思っております。
 
次回をお楽しみに!(楽しみにしているのは自分だけだったりして…)
 

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