想ひのままに

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篆刻の楽しみ~師との出逢い「雨人」さん

  • 2020/09/14 22:57

篆刻の楽しみ~師との出逢い「雨人」さん

私の篆刻は独学です。何から学んだかというと書籍です。が、残念ながら篆刻に関する本はそんなにたくさんは出版されていません。そんな中でもお薦めの本がこれです。アマゾンで¥2,860でした。

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https://www.amazon.co.jp/%E6%80%9D%E3%81%84%E9%80%9A%E3%82%8A%E3%81%AB%E5%8D%B0%E3%82%92%E5%88%BB%E3%82%8B-%E7%AF%86%E5%88%BB-%E4%B8%8A%E9%81%94%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%84-%E6%96%B0%E7%89%88-%E3%82%B3%E3%83%84%E3%81%8C%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%E6%9C%AC/dp/4780422248/ref=sr_1_6?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E7%AF%86%E5%88%BB&qid=1600090866&sr=8-6
そして、私にとって衝撃的な師との出会いがありました。それは、何とYouTubeだったのです。
鎌倉ではんこやを経営しておられる、篆刻家「雨人」(うじん)さんとの出会いでした。まさか、YouTubeで篆刻の解説をしているチャンネルがあるなどと思いませんでした。しかも、堅苦しくなく、気軽に話しかけるように、わかりやすく話してくれる「雨人」さんに魅せられ、篆刻熱はさらに上昇しています。
勝手に紹介することをお許しください、雨人さん。

おそらく、このチャンネルによって篆刻に魅せられて篆刻にはまっていく人口は確実に増加していくものと思います。
皆さんも、少しでも篆刻に興味のある方は、是非「雨人」さんの動画をご覧ください。どこから見ても何かしらきっと影響を与えられると思います。

篆刻の楽しみ~35年後の事始め

  • 2020/09/14 22:12

篆刻の楽しみ~35年後の事始め

現職時代の若い頃、クラブ活動というものがあった時代、何をやろうか迷った末に「篆刻」を子供たちと一緒にやることにしました。
書道が趣味なので、「落款印」をはんこやさんに作ってもらうなど、少しは「篆刻」というものに触れてはいましたが、知識は全く無しであり、手探りでクラブ活動として開始しました。

一見、難しそうですが、すでに教材やさんのカタログには生徒用の安価な用具や石材が載っていたので、すぐに始められました。
生徒にとっては初めての経験で、しかも、最初で最後の作品作りということで、なかなか思い通りのものができなかったと思います。
私自身は、数個の作品を作りながら下手くそながらコツをつかみ、他人の名前を彫ってあげるなんてことになったりもしました。

そんなことがあって、15年ほどの歳月が流れたある日、再び、「篆刻」をやってみようという気になったのです。それは、「書」の作品のほか「はがき絵」の作品に「落款印」を押したいという気持ちからでした。はがきの「落款印」は書に比べ小さいものでないとバランスが取れません。約1㎝四方の石に名前を彫りました。

が、その熱も冷め、さらに20年ほどが過ぎた頃、退職を前に何か自分の得意を生かすことはできないかと思い、三度目の正直で「篆刻」に挑戦し始めました。
私にとっては、「35年後の事始め」と言えましょう。

そして、現在の「音楽活動と篆刻のコラボ」を目指し、ワークショップを開催することに挑戦しました。これを契機に、私の「篆刻熱」も徐々に上がり、石材だけでなく、手軽に始められる「消しゴム印」に挑戦することとなったのです。

下が、私の「篆刻セット」です。石材もゴムにも対応できるように、印刀やデザインカッターが入っております。その他、印泥、スタンプ台、鏡なども入っております。左にあるのは、「雁皮紙」(がんぴし)という転写に使う紙です。トレーシングペーパーでもOKです。

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これが、私の最近の作品です。ゴムの作品と石の作品の両方が入っております。

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そして、目下の私の愉しみは、「篆刻」そのものと、その技術をワークショップで皆さんに伝えることにあります。私はずぶの素人ですから、「篆刻」の芸術としての指導はできませんが、皆さんの興味を引き上げ、「篆刻」のスタートラインに立ってもらうことはできるのではないかと思っております。

いったん始めると、手軽でありながら奥深い芸術へ誘うことに大いなる愉しみを感じています。
まさにライフワークのテーマを見つけた充実感を感じている今日この頃です。

松の湯交流館コンサート 19th 無事終了!

  • 2020/09/09 09:26

松の湯交流館コンサート 19th 無事終了!

9/5(土)14:00~ 松の湯交流館でのコンサートを無事終えることができました。
こちらでのコンサートは何と19回目を迎えました。

今回も、コロナの影響で会場は、客席の間隔を1mほどあけ、最大約20名の設定で行いましたが、ほぼ満席状態でした。

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今回は、特集「さだまさし&チューリップ」と言うことで計画しましたが、さらに私にとっての「せつな歌」でもあることをもとに選曲させていただきました。
さださんの曲では、 ・檸檬 ・関白宣言 ・主人公 を歌わせていただきました。
また、チューリップの曲では、 ・そんな時 ・セプテンバー ・青春の影 を歌いました。

今回は、各曲の背景や自分の思い出との関わりを紹介するなどMCに時間を割きました。その分歌う曲数が少なくなりましたが、自分としては言いたいことが言えたので満足しています。アンケートの感想にも「選曲の理由が聞きたい」との声がありました。

休憩を挟んで、今回もお手伝いに来てくださった、原野さんにはテレサテンの「分かれの予感」、中村雅俊の「ふれあい」他3曲のカバー曲を歌っていただきました。どの曲も懐かしくかつ原野さん風にアレンジされていて一味違う曲を楽しませていただきました。

その後、自分のオリジナル曲も歌いました。
・美しい秋 ・黒石物語 ・青春の街~弘前 ・悲しい星座~オリオンの冬
秋の曲と言うことで、久々に「美しい秋」を歌いましたが、今年はコロナの影響もありますが、学生さんたちの合唱の歌声がどこかで響いていて欲しいという願いを込めました。
お客さんの中には、黒石出身の同年代の人がおり「黒石物語」の中で歌った「若くして亡くなった同級生である星に嫁いだ人」を知っていて、思い出話ができて感動しました。

クライマックス、アンコールでは、・22才の別れ ・心の旅 で締めくくることができました。

今回もコロナの影響で、皆さんと大合唱することができずに残念でしたが、マスク越しに聞こえる歌声やシェーカーで参加していただき、手応えを感じることができました。
この会場でのコンサートが19回目というのも我ながら驚きです。

コンサート後の感想とリクエスト曲をご紹介します。
・コロナの影響か、盛り上がりに欠ける。「僕の胸でおやすみ、東京、落陽」
・せつない、しみる、またききたい。「わかってください」
・チューリップの「レイントレイン」、「竹内まりや、小椋佳の曲」
・大変良かった。感動しました。
・たくさん歌って欲しいです。選曲の理由必要です。聞きたいです。「南回帰線」をデュエットで。
・いつもありがとうございます。ホッとする時でした。「22才の別れ」
・残暑が続く中、爽やかな涼やかな歌声に魅了されました。
・声がとても良く出ていました。最高でした。「とまり木」
・素晴らしい歌声と演奏で感動しました。村下孝蔵の曲「とまり木、春雨」「時代」
・初めてですが楽しかったです。シャカシャカ玉子で参加できるというのが良いですね。思いっきり一緒に歌えないのが非常に残念!!「オフコース、小田さんの曲」「バスルームから愛を込めて」「両手一杯のジョニー」
・私の知らなかった曲が聞けて楽しかったです。これからも続けてください。「順子」
・懐かしい歌が聞けて良かった。「サボテンの花、案山子、銀の竜の背に乗って」
・檸檬は完全に忘れてしまっていた。名曲がよみがえりました。「群青」
・甲斐バンド「バス通り」
・全て最高いい。「初期の長渕剛の歌」「かぐや姫、松山千春」「せつな歌の特集」
・良かったと思う。オリジナル曲以外の曲をもっと歌って欲しい。

なるほど、リクエスト曲には私が歌いたい「せつな歌」がたくさんありますね。これからも、リクエストにお応えしつつ、歌い続けたいと思います。

会場にいらしてくださった方々、松の湯交流館のスタッフの方々、サークルからお手伝いの齋藤さん、原野さんありがとうございました。

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「セプテンバー」をアップ!

  • 2020/08/27 17:46

アコギ1本弾き語りシリーズ! 「セプテンバー」をアップ!

このシリーズ、「チューリップ」の「セプテンバー」(1974)をアップします。

この曲は3rdアルバム「TAKE OFF離陸」に収められています。セプテンバーつまり9月というのは、秋の初めということで、吹く風にも秋の気配が漂ってくる頃です。と言っても、最近は9月の残暑もかなり厳しいものがありますが。いずれにしても、秋の訪れは様々に模様替えが行われる季節と言えるのではないでしょうか。出会いと別れもまたその模様替えを加速させます。
この曲はすてきな出会いが歌われつつ、後半は別れた恋を探している悲しさも漂います。

【せつなsong度】4
非常に短い曲ながら、小気味よく刻まれたリズムの中坦々とメロディが流れ、サビで盛り上がった後再び同じメロディで曲を締めています。長調でありながら、後半の歌詞に見られる追憶が寂しさを醸し出している「せつな歌」と言えるのではないでしょうか。

【せつなmelody】4
Aメロとサビの組み合わせだけの単調さがかえって切なさを伝えているように思われます。

【せつなword】4
「夏が通り過ぎ 風がながれて」
何気ない表現ですが、季節の移り変わりと物語の展開をうまく表した表現だと思います。

「人ごみの中にいつか君を さがしている僕なのさ」
誰にもこのような経験があるのではないでしょうか。このさり気ない表現が寂しさを誘います。
【せつなplay】4
前奏のギターのリズミカルなストロークの刻みに引き込まれます。サビは盛り上がりとうねりを感じさせつつ、曲の終わりへと進んでいきます。弾き語りとしては、緩急が要求され、メリハリが感じられます。また、エンディングには巧みに転調を取り入れており、最後の最後まで余韻を引っ張っています。

【総評】
曲としてはアッという間に終わりますが、だからこそ、聞き終わった後の余韻から伝わるものが多い曲だと言えるのではないでしょうか。
【最後に】
8月はなかなかアップできずにあっという間に月日が流れてしまいました。もうすぐ9月を迎えると言うことで、この曲を選びました。大好きなチューリップにはまだまだ名曲がたくさんありますので、披露できたらと思っています。

さて、残り少ない8月ですが、後何曲アップできることやら。
それでは、次回もお楽しみに!

コンサート&ワークショップ 無事終了!

  • 2020/08/10 17:41

コンサート&ワークショップ 無事終了!

8/8(土)14:00~ 鳴海要記念陶房館でのコンサート&ワークショップを無事終えることができました。

こちらでは7/4にコンサートを行ったのですが、その際、コンサートと篆刻ワークショップを同時開催すると宣言し、ついに人生初めてのイベントを敢行することができました。

今回も、コロナの影響で会場は客席の間隔をとり、最大10名の設定で行いました。予約申し込みで11名の方が希望され、スタッフも入れて13名で行うことができました。

初めに「atomのテーマ」や「夏の思い出」「夏休み」を歌い、早速「篆刻」のスタート。
簡単な説明のあとは、どんどん作業をしていただき、最終的に「はんこの完成」に到達できるように進めました。

説明用のパワーポイントのプレゼンも作ったのですが、残念ながらディスプレイが小さくて思うように活用できませんでした。

 

また、用意した印材が小さいことや硬かったこともあり、デザイン、転写そして彫りの作業と苦労されていたようです。老眼鏡やハズキルーペがあれば良かったのですが…。

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また、作業の途中にも歌を歌いましたが、それどころではなかったようです。「精霊流し、ほおずき、八月の空に翔べ」を歌いました。

皆さん大変真剣に取り組んでおります。

写真の右奥で歌っているのが私ですが、確認できましたでしょうか?

「はんこ」ができると「はがきや色紙」に気に入った言葉などを書き、最後に落款押しをしてワークショップは終了です。最後はいつものように「22才の別れ」そして「心の旅」を合唱して終えることができました。

初めてのワークショップだったので課題もいろいろ見つかりました。是非、次回に役立てたいと思っております。また、アンケートでの「この他にやって欲しいワークショップは?」の問いには、「書道」「ギター弾き語り」「はがき絵」「木工」があったので今後チャレンジしたいと思っております。

会場にいらしてくださった方々、鳴海要記念陶房館のスタッフ、サークルからお手伝いの齋藤さん、原野さんありがとうございました。

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